45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第520話 おっさんソードの同時使用

取り合えず凄い量の宝石の原石をゲット。
いやマジでこれどうすんの?

まあ後で考えとこう。

で・・・・いよいよ残るは2層。
99層へ向かう。

で、出現したのは・・・・超でかいワイバーン・・・・

うわ・・・・ここにきて飛行モンスターですか?
それになんだかこの99層?広いし・・・・
空がある?
本当はどこかの異空間と繋がってるんじゃないのこれ?

そんな感じで、明らかに外だし。
まあそんな事言っても仕方ないので、魔法使えるメンバーには魔法で対処・・・・そう思ってたんだけどね・・・・
何を思ったのか皇帝が一言、言いだしたんだよ・・・・

「ここにシラカワソードが沢山ある・・・・どうだ、一斉に力を開放してみねえか?つまりワイバーンに向かって力を放つんだがな!」

「何言ってんだよ!」
おっさんソード(仮)だからと思わず突っ込みを入れそうになっちゃったよ!
おっさん止めようと思ったんだけど・・・・
「あ、私そう言えば使った事ないわ!コジローに言われた時から一度も・・・・試しに使うのもいいわね!」

・・・・ウェンディも変なスイッチが入ったようだ・・・・

「俺も使った事ねえな。そういえば親父はこの剣の力で、城の壁に大穴開けたんだったっけ?」

「うぐ・・・・止めろよ・・・色々言われたんだよ、あの後。」

おっさんの打った剣を最初に見せた時、いきなりぶちかましてたっけな・・・・
後で王妃様にこってり怒られたとか・・・・

そして何故かエルヴィーラも乗り気なんだよな。
「旦那様の打たれたこの剣、真の力を一度見てみたいですわ!」

そんな大したもんじゃないけどな・・・・

「主よ、妾のスキルで放っても大丈夫じゃろうか・・・・」

うわ!カトリーンは・・・・止めておいた方がよさそう?

「どうしても使いたかったらいいけど、ちょっと危険すぎるな・・・・」

「うむ。ではとっておきとしておこうかの。万が一の時には使うゆえ・・・・主がそのような事になるとは考えにくいのじゃがの。」

まあ、おっさんもそんな事態にならない事を願うよ。

そして、皇帝、クィンシー、ウェンディ、エルヴィーラ、リューク君、エリザヴェータ女史、ナターリヤ、3人の娘さん・・・・3人にもショートソード渡してるんだよ。

うわ・・・・10人での一斉使用とか・・・・大丈夫か?

ちょっと心配だけどな・・・・
以前おっさんがダンジョン破壊して、Ψさんに迷惑かけた事があるんだけどね。

そんな事を思っていると・・・・

皇帝が合図をする。
「3・・・・・2・・・・・1・・・・・でやあ!」

あ、やりやがった・・・・

その後は・・・・もうね、滅茶苦茶だったよ。

それに・・・これやばくね?ものすごい揺れを感じちゃったよ。

・・・・もしかしてダンジョンそのものに影響出たんじゃない?

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