45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第505話 トロルでパワーレベリング

85層、トロールの大群だった・・・・よ?

少なくとも、おっさんが確認できたのはトロール。トロル?どっちでもいいって?さいですか・・・・
何せ、一寸待て!と言うのも虚しい・・・と思えるほど、皆が勢いよく突っ込んでいくんだよ・・・・

「力がみなぎるぜ!」
とか言いながら皇帝自らボス部屋に突入とかやめて・・・・

「今から君達用のを確保するから・・・・待ってね?」

もう、凄いのを見たって言うような感じで、怯えてるよ、3人・・・・

だけど、実際は違ってね・・・・おっさんはそんな事見分けがつかない訳で・・・・

「シラカワ様が・・・・私達の為に・・・・ここまでしてくれている?」
「やはりこれは本物?」
「絶対ものにしてみせます!」

何か聞こえるんだが・・・・最後の何?

そう思いながら、ウェンディとカトリーンに協力してもらい、3体のトロルを確保・・・・

「さ・・・とどめを・・・・?」

だけど、3人か固まって動かない・・・・あ、またしないとね・・・

「このまま固まってたら、また後ろから抱きしめてくれるかしら?」
「たぶんそうしてくれるんじゃないかしら?」
「シラカワ様ごめんね、実はもう慣れてるんです・・・・」

・・・・何かよからぬ思惑を感じるが・・・・気のせいにしておこう・・・・

・・・・
・・・
・・


「こ・・・怖かったです・・・・」

ごめんね・・・・こんな魔物を仕留めさせるなんて、おっさんどうかしてるわ。
おっさん今3人の娘さんに、かわるがわる魔物のとどめを刺させてるんだけど、流石に・・・・震えてるから、思わず一人ずつ抱きしめてるんだよ。
「妾が抱きしめても良いのじゃが?」

カトリーンがそう言ってくれるけど・・・・
何故かおっさんに抱きつく3人。

その、すまんねえ・・・・どうしてもね、綺麗な娘さんに抱きつかれたら、勘違いしちゃうんだよ?
「それ勘違いじゃないから!」
ってウェンディが指摘してくるけど・・・・
どう勘違いじゃないんだ?

何とか3人にとどめを刺してもらい・・・・
3人が落ち着くのを待って・・・・
ちょっと色々大変な事になってたから、もう一度浄化をね・・・・

「じっくり見させて下さい!」

うん?
「あと少しなんです!」

へ?
「わざわざ恥ずかしい思いをしたんですから・・・・」

ええ?
なんかおかしいけど・・・・?
おっさん3人に、1人ずつもう一度浄化を使ってね・・・・

「いいかい?水魔法と風魔法なんだけどね・・・・2つ同時に扱うんだよ?」

とか無駄なレクチャーしながらね・・・・

「こ・・・・こうですか?」

「おお?もう少し・・・・」

「次お願いします!」

次って・・・・この娘さん?

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