45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第490話 71層は・・・・野菜畑が広がっています

このメンツで大丈夫か不安になるけど、さっき休憩所で寛いでいたナターリヤを無理やり留め、おっさん一行に張り付いてもらう事にしたよ。

「む・・・何で一緒に居ないといけないんだ・・・・」
「一応今回、調査だから!それと・・・・あれのお守りをしないと・・・・」
おっさん、ナターリヤに皇帝のお守りを、誰かがしないといけない事を告げた。
「ナターリヤならきっと一人で踏破できるだろう?だからだよ・・・・その・・・・頼むよ。」

「む・・・・仕方ない・・・・そういう事なら・・・だがまだクィンシーやウェンディでなんとかなるのだろう?」
「あ・・・・ああ、それは今ならまだ問題ないだろう?怪しいのは90層からだと思っている。」
「む・・・・わかった・・・・じゃあ今は急いでいないのだな?」
「あ?ああ・・・・そうだな・・・・」
「じゃあ・・・・ナニが報酬に欲しいぞ?」

う!おっさん何か殺気を感じたよ!それも肉食獣が、獲物を狙っている時のように・・・・

「あ・・・・ああ・・・・ウェンディに・・・その・・・・お願いを・・・・」
「問題ない!多分そんな事だろうと思っていたからな!エルヴィーラにも言い含めてるからな!さ、報酬は前払いだ!」

「なあ・・・・何が始まるんだ?一応ここダンジョン・・・・」

「いいじゃないか!どうせ夫婦なんだし!問題ない!痛くしないからな!ササ・・・・」
おっさんまたもやこのパターンかと思いながら・・・・

「成功報酬じゃ・・・・駄目?」
「それはそれで貰おう!それはそうだな・・・・たまには二人っきりで出かけたいぞ?まあ今は・・・・」
じゅるりとナターリヤが舌舐めずりをしたかと思うと・・・・
おっさんあっという間にベッドに連れ去られたよ・・・・

・・・・
・・・
・・


なあ・・・ちょっと前にウェンディとも、こんな事があった気がするんだけど?

「それは私には関係ない!さ、ダンジョンダンジョン!」

おっさんって何なんだろうね・・・・

71層は、野菜畑だった・・・・

キャベツっぽいのやら、小松菜?ほうれん草?
葉物野菜ですか、ここに来て・・・・

収穫しやすいのを少しだけ・・・・

農作業って腰痛いんだよ!
何でこんな下層に畑!なんだよ!ここ!

おっさん誰にともなく怒りを野菜に・・・・・あ、折角のお野菜が・・・・

そして次・・・・パターンからは蜂かと思ったら・・・・
何か馬みたいな生き物がいるぞ?
いや・・・・ラクダか?
よく見たら・・・・アルパカ?
アルパカだよ!

生地になるの?

確か毛の長さで価値が変わるんだよね?

高級生地の素材ゲット?
だが・・・・どうやって毛を刈るんだ?
おっさん知識が無かった・・・・

まさか殺してじゃ・・・・無いよな?

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