45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第216話 金貨5000枚の装飾品とか・・・・

で・・・・2人とも元が良いからね、実際何着ても似合うんだけど、よく似合ってたよ。

で・・・・おっさん的に本日のメインと考えてる、装飾コーナーへ誘ったんだけど・・・・。
ウェンディは値段見てびっくりしてしまってね。
流石に金貨5000枚とか、考えられない値段だからね・・・・。
「ちょっとこれ・・・なんて値段付けてるの!誰が買うのよ!」
「ウェンディさん、貴族の御夫人はね、この値段でも気にせず買うのよ。なにせ・・・・例えばこのダイヤのネックレス、どう?見た事ないでしょ?このカット・・・輝き・・・・残念ながら私達にはこれを作り出す事が出来ないのね。シラカワさまの異世界売買でしか手に入らないのよ。なのでね・・・・この値段でも買っていくのよ。」
「凄い輝き・・・・どうなってるのかしら?このカット?細かすぎる・・・・凄い技術ね。これをあの人が?」
「ええ、シラカワさまが唯一この世界で手に入れられるのよ。だからね、なんとしても守り通さないといけないの。あの方が寿命で死ぬまでね。」
「・・・・ただのスケベおやじじゃないんだ・・・・」
「それとね、先ほどの剣、使ってみてどうだった?」
「え・・・・そうね、私が使ってた剣、あれもすごい業物だったのよ?もうこれ以上の剣は手に入らないだろうっていう感じの。それがあっさり折られてしまったわ。そして・・・凄い力強さと、魔力を感じたわ。どうなってるのかしらね、しかも物凄く軽い!私でも軽々と・・・・いえ、子供でも軽々と持てるわね、あれは。」
「誰が打ったと思う?」
「さぞかし高名な鍛冶師が打ったんでしょうね・・・・剣に心がこもってるようだったわ。」
「あの剣はね・・・・シラカワさまが自ら打ったものなのよ。」
「え・・・・あの剣、あのおじさ・・・シラカワさま?が・・・剣術も恐ろしい腕前なのに、あんなのを打てるなんて信じられない・・・・。」
「シラカワさまの奥方様から聞いた話なんだけど・・・・ウェンディさんは、シラカワさまについてはある程度調べてるのよね?」
「異世界からの召喚者だってのは知ってるけど・・・・。」
「そう、あの方は異世界から無理やり連れてこられたのよね。向こうでは奥さんと、子供が2人いたそうでね。」
「そ…それは・・・知らなかった・・・・。」
「今もそうなんだけど、シラカワさまは元の世界に戻ろうと必死になってるのよ。その時にね・・・・ゲートを開発したり、出来る事は何でもしているみたいなのよ。」
「ゲートって・・・・ゲートもシラカワ・・・さんが?」

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