え?ボクが英雄?

よっしい

第96話 うわ・・・・魔獣って実はすごいのですね

子犬さんがどこかへ行ってしまいましたが・・・・向かった先が騒がしいです。

何やら凄い音と共に、怒声と言いますか、叫び声と言いますか、怒鳴り声?え?全部一緒?何というか凄い叫びが聞こえます。

そして・・・・10分程でしょうか、暫くして・・・・静まり返りました。

先程までの音が嘘のように静まり返ってます・・・・

ちょっと何が起こったのか、想像するのが怖いです・・・・

暫くして、10頭の子犬がニコニコ?しながら戻ってきました・・・・
確か白かったはずなのですが・・・・赤いです・・・

お父さん?が10頭の子犬に何かしてます。

すると・・・・あ、素材に戻りました・・・・

真っ赤なのが嫌ですが・・・・

「綺麗になる?」

そう思ったら、綺麗になりました。
回収回収!ッと。

あ、お父さんふらついてますね?

ちょっとどうかしら?

「疲れよ飛んでけ!元気になあれ!」

・・・・どう?どう?


「・・・・あ・・・あれ?何だこれ?凄い力が湧きだす感じ?おろ?」

どうやら成功です。何でしょうこの感じは。

「ヘルトルーデ、今のは?」

「えっと・・・・よく分からないですが、ちょっと頭にイメージを・・・・すると、その通りになるんです。」

「え・そんなとんでもない事して、ヘルトルーデ、大丈夫?」

「え?ええ、問題ないです!私も元気ですよ?」

「よく分からないが、すまないなヘルトルーデ。どうやらこの場は制圧できているようだ。行ってみよう・・・・女性陣はこの場に残った方がいいな。」

えっと、やっぱり、血の海ですか?私は確かにそんなの見たくはないです・・・

なのでお言葉に甘え、居残る事に。

・・・・
・・・
・・



暫くして、男性陣は戻ってきました。

「敵は壊滅した。しかも門は閉じたままだ・・・・つまり、今この状況は、帝国には一切ばれていない、と言う事だ。定時連絡等があれば、ばれるかもだが・・・・」

「では、成功なのですね!おめでとうございます。あ、お食事にします?」

「お姉ちゃんこんなマイペースだったっけ?」

「あ、ごめんなさいね・・・・マデロンさんでしたっけ?」

「うん・・・・やっぱり今は別人格なんだね・・・・」

「ごめんなさいね、でも、記憶が戻ったら、ぎゅっと抱きしめてあげてね?」

「うん、そうする・・・」

「えっと、何か食材はあるのかしら?」

「・・・・よくこのお状況で食事とかできるな・・・・恐れ入ったよ。」


「あら?”腹が減っては戦ができぬ”って言葉知りませんか?お腹がすいては、力が発揮できませんし、考えもまとまりませんよ?」

「ああ、その通りだな・・・・誰か、食料が無いか見てきてくれ。」

・・・・暫くして、数人の人が、何やら沢山の食材を持ってきてくれました。

これは・・・腕がなりますね!

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