え?ボクが英雄?
第73話 王家の人達に言いたい!
ドラゴンスレイヤー
それは冒険者にとって、一つのステータス。
永遠の憧れであり、目標の一つである。
だが、実力も無く、無謀にも戦いを挑んで散ってしまった冒険者のなんと多い事か。
だが、死のリスクが多いにもかかわらず、挑む冒険者は後を絶たない・・・・
はあ・・・・そんなにいいものなのかな?ドラゴンスレイヤーって。
あと、確かに僕と一緒なら、あ、フェンだけどね、フェンと一緒なら、ドラゴンに遭遇しやすいし、フェンがやっつけてくれるからね。
だけど、王家の人達に言いたい!!それでいいのか?!ってね。
だってほら、実力ないのに、こっち任せで、しかも死に体のドラゴンに、ぽっちり剣でちくっと刺すだけで、何とあなたも今日からドラゴンスレイヤー!デデン!
なんだよね。
いいのかな、そんなので?
そんな事をついフィンに言っちゃったら、
「細かい事を気にしたら負け。」
って言われちゃって、えっと、何に負けるのかな?
そして、こうしたダンジョンの実習は、定期的にあって、たまにカトレインとも行くんだ。
「ちょっとヘルト、しっかりわたしを護ってよね?」
って言われるんだけど。
うん、もっと魔法で自分の力をもってして、守れるようになってね。
そうしないと、王家の人は、何時襲われるか、暗殺?わからないからね。
最後に頼れるのは、自分自身だよ?
そして、ヘルブラント王子も、
「ヘルト、君のおかげでこの僕もドラゴンスレイヤーだ。父も喜ぶだろう。やはりな、人の上に立たねばならぬ立場ゆえ、こうした見せかけの箔でも、あった方がいいのだよ。」
はあ、そうですか・・・・
そして、相変わらず第二王子と僕は、お話をする機会が無くって。
いつも物静かなんだ、彼って。
どちらかと言えば、きっと内政向けなんだろうね。
ヘルブラント王子は前に出て戦うタイプかな?
あ、それと、ヒルメルトさんと、ファネッサさんだけど
「その、ヘルト、ありがとうね?だけど、女の子にドラゴンスレイヤーって、微妙よね。」
「うん、それは僕も思うよ。男の子にとっては憧れだろうけど、女の子には、あまり関係ない話だよね?あ、だけど、実力もないのに、近づいてくる男性を門前払いに出来るんじゃないかな?私とお付き合いしたいなら、せめてドラゴンスレイヤーになっておきなさいよね!って言えるもん。」
「あら、まあそうね、凄いわねヘルト。しかし、よく分かってるじゃないの?たしかにねえ、身の程をわきまえないで接近してくる男って多いのよ。そうね、今後はそうやって追い払うわ。」
お役に立ててうれしいよ?
それは冒険者にとって、一つのステータス。
永遠の憧れであり、目標の一つである。
だが、実力も無く、無謀にも戦いを挑んで散ってしまった冒険者のなんと多い事か。
だが、死のリスクが多いにもかかわらず、挑む冒険者は後を絶たない・・・・
はあ・・・・そんなにいいものなのかな?ドラゴンスレイヤーって。
あと、確かに僕と一緒なら、あ、フェンだけどね、フェンと一緒なら、ドラゴンに遭遇しやすいし、フェンがやっつけてくれるからね。
だけど、王家の人達に言いたい!!それでいいのか?!ってね。
だってほら、実力ないのに、こっち任せで、しかも死に体のドラゴンに、ぽっちり剣でちくっと刺すだけで、何とあなたも今日からドラゴンスレイヤー!デデン!
なんだよね。
いいのかな、そんなので?
そんな事をついフィンに言っちゃったら、
「細かい事を気にしたら負け。」
って言われちゃって、えっと、何に負けるのかな?
そして、こうしたダンジョンの実習は、定期的にあって、たまにカトレインとも行くんだ。
「ちょっとヘルト、しっかりわたしを護ってよね?」
って言われるんだけど。
うん、もっと魔法で自分の力をもってして、守れるようになってね。
そうしないと、王家の人は、何時襲われるか、暗殺?わからないからね。
最後に頼れるのは、自分自身だよ?
そして、ヘルブラント王子も、
「ヘルト、君のおかげでこの僕もドラゴンスレイヤーだ。父も喜ぶだろう。やはりな、人の上に立たねばならぬ立場ゆえ、こうした見せかけの箔でも、あった方がいいのだよ。」
はあ、そうですか・・・・
そして、相変わらず第二王子と僕は、お話をする機会が無くって。
いつも物静かなんだ、彼って。
どちらかと言えば、きっと内政向けなんだろうね。
ヘルブラント王子は前に出て戦うタイプかな?
あ、それと、ヒルメルトさんと、ファネッサさんだけど
「その、ヘルト、ありがとうね?だけど、女の子にドラゴンスレイヤーって、微妙よね。」
「うん、それは僕も思うよ。男の子にとっては憧れだろうけど、女の子には、あまり関係ない話だよね?あ、だけど、実力もないのに、近づいてくる男性を門前払いに出来るんじゃないかな?私とお付き合いしたいなら、せめてドラゴンスレイヤーになっておきなさいよね!って言えるもん。」
「あら、まあそうね、凄いわねヘルト。しかし、よく分かってるじゃないの?たしかにねえ、身の程をわきまえないで接近してくる男って多いのよ。そうね、今後はそうやって追い払うわ。」
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