え?ボクが英雄?

よっしい

第11話 冒険者パーティと魔物との戦闘

人が消えた、という事を驚きつつ、まだ誰か居ないか探す事に。
さっき死んでいた女性冒険者の、さらに向こう。
もしかして他に仲間がいたんじゃないか?と思い、向かう事に。

先ほど消えた場所を通り過ぎ、どんどん奥に向かう。
途中で魔物がいたけど、弓を放つとあっさり倒せれる。
魔石を回収するとやはり消える魔物。

そしてもっと奥に向かうと・・・・
何やら音が。
金属の”キンッ”という金属と金属が当たった時に発する音のようなのが聞こえる。

そーっと近付くと、何やら声が聞こえる。
魔物に囲まれてる冒険者が3人。既に1人は倒れて動いていない。

つまり、先ほどの冒険者たちは6人でここに挑んでいたという事かな?
立ってる3人のうち一人は片手がない。
血が出続けてる。
あのままだと出血死するだろう。
もう1人も血だらけ。
更にもう1人は顔から血が・・・・目が片方開いてない。

僕はバレないように、隠れながら様子を見る。

そんな見る余裕があれば助けたら?
無理。まともに相手したら、こちらが間違いなく死ぬ。それに、見ず知らずの冒険者を、こちらの命を顧みず助ける義理はないしね。

様子を見ていると、何とか魔物を倒したようだけど、あ、さらに1人が動かなくなった。

残りの2人はこの場から脱出しようとしてるけど、魔物に回り込まれ、身動きできないような感じ。
そして1人が攻撃を受けて倒れた。
更に見てると、魔物は何体か倒れるけど、まだ魔物の数は多い。
後3体の魔物となった所で、最後の1人が倒れた。

3体か・・・・手負いの3体、何とかなるかな・・・・?
弓で油断してるうちにまず1体を仕留めよう。
一番遠くのやつ。心臓を狙って、当たる。暫くして倒れる。

こちらに気が付く残り2体。
素早くもう一度弓をつがえ、放つ。
もう1体も倒れる。残り1体。
ショートソードを構え、迎え撃つ。

向こうはロングソード。まともに受け止めたらまず力で負ける。
なので受け流す事に。
魔物のロングソードが僕の剣に・・・・当たるけど、上手く滑らせ地面にぶつかる。
手がしびれる。凄い力。
前のめりになった魔物の後ろに回り込み、ショートソードを首に突き刺す。
すぐに抜くけど、魔物は死なず、ロングソードを滅茶苦茶に振り回す。僕は避けれないと悟り、ショートソードで受け止める。
勿論、受け止めきれずに、ショートソードが手から離れる。
大きく振りかざしたロングソードのせいで、心臓ががら空き。そこに一気に腰に下げてるナイフを取り出し、魔物へ突き刺す。

倒れる魔物。

そして、僕以外は動くものが居なくなった。

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