完璧な辺境伯のお父様が大好きな令嬢は、今日も鈍感
16、出会い
「誰?」という私の言葉にその男の子は
「ミゲルだ。」
「エミリアです!」
「エミリアはどうしてここにいるの?」
「お父様と一緒にきたんですけどお父様が急なお仕事で忙しくなってしまったからうちの騎士団のところへ行こうと思ったけれど迷子になってしまって…」
「じゃあエミリアは、カロディアン辺境伯令嬢?」
「そうです。」
「そっか、ところで僕、今暇なんだけど一緒に話してくれる人を探してたんだ!」
「そうなんですか?もしかして…」
「もしかして…?」
「迷子ですか!」
「ブフォ! コホコホ…」
「ミゲル!大丈夫ですか?!!」
変な音を出したあとミゲルは咳き込んでしまったので背中をさする。
「…ゼェゼェ…、」
「本当に大丈夫ですか?」
「もう…大丈夫だ
それよりも話を戻して、僕は迷子じゃないよ」
「だって暇なんでしょ?それにさっき動揺していたじゃん!!」
「動揺してないから!エミリアが急に変なこと言ってびっくりしたからだから!」
「えっ、迷子って聞いただけなのに?」
「もういいよ…」
途中から敬語なんて忘れて話してしまったが何も言わないので(まぁいいか)と思いそのまま続けた。
「じゃあミゲルのお話相手になるよ!」
「その言葉覚えてたんだね…」
なんて苦笑しながらいうミゲルと普段お父様と話しているようなことを話した。
ーーーーーーーー
「そっか、カロディアン辺境伯はとてもすごいんだね」
「そうなの!お父様はとっても強くてうちの騎士団でも一番強いの!
最近もお父様に剣術の稽古で教えてもらったんだけどとてもキツかったー」
「えっ!!エミリアは、剣術を習っているの?」
「うん!まだ習って半年ぐらいだけど…」
「いつもは、誰に教わっているの?」
「うちの騎士団の『ライマ』って騎士に教わってるよ!」
「ライマも強いんだけど最近王城にいてなかなか会えないから…
そうだった!!ライマに合おうとして騎士団を探してるんだった!!」
「フーン…
ねぇ、エミリア。僕も最近剣術を習っているの。エミリアは、そのライマって人が最近王城にきているから剣術ならえてないんでしょ?」
そう言って一区切り置いてからミゲルは
「僕と一緒に剣術を習わない?」
と眩しい笑顔で言った。
「ミゲルだ。」
「エミリアです!」
「エミリアはどうしてここにいるの?」
「お父様と一緒にきたんですけどお父様が急なお仕事で忙しくなってしまったからうちの騎士団のところへ行こうと思ったけれど迷子になってしまって…」
「じゃあエミリアは、カロディアン辺境伯令嬢?」
「そうです。」
「そっか、ところで僕、今暇なんだけど一緒に話してくれる人を探してたんだ!」
「そうなんですか?もしかして…」
「もしかして…?」
「迷子ですか!」
「ブフォ! コホコホ…」
「ミゲル!大丈夫ですか?!!」
変な音を出したあとミゲルは咳き込んでしまったので背中をさする。
「…ゼェゼェ…、」
「本当に大丈夫ですか?」
「もう…大丈夫だ
それよりも話を戻して、僕は迷子じゃないよ」
「だって暇なんでしょ?それにさっき動揺していたじゃん!!」
「動揺してないから!エミリアが急に変なこと言ってびっくりしたからだから!」
「えっ、迷子って聞いただけなのに?」
「もういいよ…」
途中から敬語なんて忘れて話してしまったが何も言わないので(まぁいいか)と思いそのまま続けた。
「じゃあミゲルのお話相手になるよ!」
「その言葉覚えてたんだね…」
なんて苦笑しながらいうミゲルと普段お父様と話しているようなことを話した。
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「そっか、カロディアン辺境伯はとてもすごいんだね」
「そうなの!お父様はとっても強くてうちの騎士団でも一番強いの!
最近もお父様に剣術の稽古で教えてもらったんだけどとてもキツかったー」
「えっ!!エミリアは、剣術を習っているの?」
「うん!まだ習って半年ぐらいだけど…」
「いつもは、誰に教わっているの?」
「うちの騎士団の『ライマ』って騎士に教わってるよ!」
「ライマも強いんだけど最近王城にいてなかなか会えないから…
そうだった!!ライマに合おうとして騎士団を探してるんだった!!」
「フーン…
ねぇ、エミリア。僕も最近剣術を習っているの。エミリアは、そのライマって人が最近王城にきているから剣術ならえてないんでしょ?」
そう言って一区切り置いてからミゲルは
「僕と一緒に剣術を習わない?」
と眩しい笑顔で言った。
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