サムライだけど淫魔なので無双します ~淫魔王の血を引く少年は、剣と淫力で美少女達を屈服させる~
第23話 淫欲の宴
月光のため、完全な闇ではない室内――。
いくつかのシルエットが、官能的に絡み合っている。それは、三人の女性と一人の少年だ。
いや、よく目を凝らせば、少年の背中から無数の触手が延びており、室内にひしめき合い、蠢いている。その触手によって、女達は手足を拘束され、いいように弄ばれていた。
「んぐ、む、う……スリー、ドぉ……やめ、てぇ……」
触手によって空中に吊り上げられているイリーナは、口の中にねじ込まれている触手を何とか吐き出すと、泣きながら哀願した。
だが、スリードは聞く耳を持たない。ベッドの上で獣のような四つん這いの体勢を取り、ひたすら暴力的に腰を突き下ろしている。スリードの体の下には、オリガが、やはり四つん這いになっている。二人の体が動く度に、ベッドがギシギシと軋んでいる。
「いや、あ……いやぁ!」
息荒く、オリガは首を激しく振って、スリードに抵抗しようとするが、どうにも抜け出すことが出来ない。
「はんん……ん……くふぅっ、うう、ん……あっ、はぁあ!! スリード君……急に、ど、どうし……あんっ、んん!! ……どうして、な、の……」
オリガは涙目で、自分に覆い被さっているスリードを見やった。
スリードは答えず、荒々しい息づかいとともに、乱暴な運動を続ける。
(で、でも……)
認めたくはないが、オリガの頭の中は段々ぼんやりとしてきて、投げやりになってきている。
(き……気持ち、いい……駄目、だ、駄目……気持ちよくって……フワフワして……こんなに……心地良い……だなんて……)
スリードが、深々と腰を突いた。
「あ……あぁーーーーーーーーーーー!!!」
オリガは上体を激しくのけぞらせた。同時に、スリードも軽く呻いた。これで十数度目になる、果ての瞬間。オリガは、自分の体内に温かいものが充満してくるのを感じ、背筋がビリビリと痺れるような快感を覚えた。
「ん、ふぅ……スリードぉ……」
ソフィアは、太ももや下腹部に三本もの触手を巻き付かされながら、スリードの腰へとしがみついてきた。。
「スリード……ん……ん……」
しがみついたまま、ソフィアのほうから腰を動かしている。
気が狂ってしまいそうなほど、甘美な悦楽の時間。
「あぅ!あっ……はああああんん!!」
長髪を振り乱し、普段のソフィアからは想像もつかない甘い叫び声を張り上げて、果てを迎えてしまった。頬を、ツゥと涙が伝う。あまりの気持ち良さに流れ出た、快感の証の涙だった。
「ふぅん……んっ……んっ……」
満足そうに鼻息を荒くし、ソフィアはスリードの脚の付け根へと顔を埋めた。
「じゅる、ちゅ……はぁ……ちゅっ……」
何かを舐める音が室内にこだまする。
三人娘はすっかり快楽の虜と化していた。
 
※ ※ ※
一方で、スリードは、心の中に響く声と懸命に戦っていた。
(いい加減にしろ!)
『何を怒っているのだ、スリードよ』
(僕の体を乗っ取って、オリガさん達に酷いことをするな!)
『酷いこととは、心外な話だ。我は女の求めるものを与えているだけだ。現に、この三人の女を見ろ、喜んで犯されているではないか。犯してほしい女に快楽を与えてやることは、罪なのか?』
(罪とか、そんな問題じゃない!)
『何を言うか、スリードよ。お前だって楽しんでいるのだろう?』
(僕は楽しんでなんか……!)
『お前は淫欲の化身だ。お前の手にかかれば、どんな女でも淫猥な雌と成り下がってしまう。お前は持って生まれたその能力を、有効に使わないのか? 一度しかない一生を、快楽に溺れて過ごしたいと思わないのか?」
(……)
『迷うか。なら、力を使え』
(うぅ……)
『使うのだ、スリードよ。お前の能力を』
(いや、だ……)
『さあ、目の前の女どもを、牝豚へと調教するのだ!!』
(ふざけるな!! お前の命令など受けるものか!!)
『くくく……』
(何を笑っている!?)
『お前は、自分が自分であることに誇りを持ち、自分の意志で運命を選んでいる……そう信じているのだな……。だが、もしもお前の存在が、行動が、全て誰かに定められたものだとしたら? 誰かに動かされているのだとしたら? それでもお前は自分であることに自信を持って生きていけるのか?』
(どういう、ことだよ)
『所詮は、お前はマリオネット。いや、車輪の中にピッタリと収まり、クルクルと回るしか芸の無い、マリオネット以下の存在だ』
(お前は何者なんだ? 僕の何を知って――)
『知っていること? 全てだよ、スリード。お前のことは全て知っている……』
 
※ ※ ※
 
「ちゅっ……はあ……」
「んん……ちゅむ……う……」
オリガとイリーナは、触手に巻き付かれる形で、強引に互いの身を寄せ合わされながら、唇を重ねて、女同士で愛し合っている。
ソフィアは、先ほどオリガがスリードにされていたのと同じように、ベッドの上で四つん這いになって、スリードに上から覆い被さられている。
「はぁ、はぁ……」
スリードは獣のように喘ぎながら、一心不乱に自分の腰を振っている。
「ん……は、あっ……ちゅっ……オリガ様ぁ……」
「ちゅっ……ちゅっ………好きよ……イリーナ……」
二人とも、触手から滲み出ている白い粘液で、顔面がベトベトに汚れている。お互いの顔に付着した、泥臭い粘液を、キスの合間に、頬を赤らめながら互いに舐め取っている。
スリードと体を重ねていたソフィアが、あられもない叫び声を上げた。
「あっ……んっ――はあぁぁーーーーーーーーー!!」
上半身を海老ぞりに持ち上げ、豊満な胸を激しく揺らし、ソフィアは絶頂に達した。その顔面に、標的を定めた触手群より放たれた白い粘液が、ドバドバと降り注ぐ。顔中ベットリと汚されたソフィアは、陶然とした表情で、ベッドの上に倒れ伏した。
だが、スリードは彼女が寝入るのを許さず、立て続けに荒々しく腰を振った。
「あっ、やっ、壊れる、壊れちゃう……いやぁ……いやぁぁぁ!!」
三人娘は、薬漬けにされたわけでもなく、魔法を使われたわけでもない。
スリードの持つ不思議な力により、三人は自分達で心の底から望んで、我が身をされるがままに捧げている。
『ククク……ククククク……』
スリードの中に巣食う「魔」が、愉快そうに笑った。
僅かに残っているスリードの理性は、その声を聞きながら、意識の片隅のほうへと次第に溶けていくのであった。
いくつかのシルエットが、官能的に絡み合っている。それは、三人の女性と一人の少年だ。
いや、よく目を凝らせば、少年の背中から無数の触手が延びており、室内にひしめき合い、蠢いている。その触手によって、女達は手足を拘束され、いいように弄ばれていた。
「んぐ、む、う……スリー、ドぉ……やめ、てぇ……」
触手によって空中に吊り上げられているイリーナは、口の中にねじ込まれている触手を何とか吐き出すと、泣きながら哀願した。
だが、スリードは聞く耳を持たない。ベッドの上で獣のような四つん這いの体勢を取り、ひたすら暴力的に腰を突き下ろしている。スリードの体の下には、オリガが、やはり四つん這いになっている。二人の体が動く度に、ベッドがギシギシと軋んでいる。
「いや、あ……いやぁ!」
息荒く、オリガは首を激しく振って、スリードに抵抗しようとするが、どうにも抜け出すことが出来ない。
「はんん……ん……くふぅっ、うう、ん……あっ、はぁあ!! スリード君……急に、ど、どうし……あんっ、んん!! ……どうして、な、の……」
オリガは涙目で、自分に覆い被さっているスリードを見やった。
スリードは答えず、荒々しい息づかいとともに、乱暴な運動を続ける。
(で、でも……)
認めたくはないが、オリガの頭の中は段々ぼんやりとしてきて、投げやりになってきている。
(き……気持ち、いい……駄目、だ、駄目……気持ちよくって……フワフワして……こんなに……心地良い……だなんて……)
スリードが、深々と腰を突いた。
「あ……あぁーーーーーーーーーーー!!!」
オリガは上体を激しくのけぞらせた。同時に、スリードも軽く呻いた。これで十数度目になる、果ての瞬間。オリガは、自分の体内に温かいものが充満してくるのを感じ、背筋がビリビリと痺れるような快感を覚えた。
「ん、ふぅ……スリードぉ……」
ソフィアは、太ももや下腹部に三本もの触手を巻き付かされながら、スリードの腰へとしがみついてきた。。
「スリード……ん……ん……」
しがみついたまま、ソフィアのほうから腰を動かしている。
気が狂ってしまいそうなほど、甘美な悦楽の時間。
「あぅ!あっ……はああああんん!!」
長髪を振り乱し、普段のソフィアからは想像もつかない甘い叫び声を張り上げて、果てを迎えてしまった。頬を、ツゥと涙が伝う。あまりの気持ち良さに流れ出た、快感の証の涙だった。
「ふぅん……んっ……んっ……」
満足そうに鼻息を荒くし、ソフィアはスリードの脚の付け根へと顔を埋めた。
「じゅる、ちゅ……はぁ……ちゅっ……」
何かを舐める音が室内にこだまする。
三人娘はすっかり快楽の虜と化していた。
 
※ ※ ※
一方で、スリードは、心の中に響く声と懸命に戦っていた。
(いい加減にしろ!)
『何を怒っているのだ、スリードよ』
(僕の体を乗っ取って、オリガさん達に酷いことをするな!)
『酷いこととは、心外な話だ。我は女の求めるものを与えているだけだ。現に、この三人の女を見ろ、喜んで犯されているではないか。犯してほしい女に快楽を与えてやることは、罪なのか?』
(罪とか、そんな問題じゃない!)
『何を言うか、スリードよ。お前だって楽しんでいるのだろう?』
(僕は楽しんでなんか……!)
『お前は淫欲の化身だ。お前の手にかかれば、どんな女でも淫猥な雌と成り下がってしまう。お前は持って生まれたその能力を、有効に使わないのか? 一度しかない一生を、快楽に溺れて過ごしたいと思わないのか?」
(……)
『迷うか。なら、力を使え』
(うぅ……)
『使うのだ、スリードよ。お前の能力を』
(いや、だ……)
『さあ、目の前の女どもを、牝豚へと調教するのだ!!』
(ふざけるな!! お前の命令など受けるものか!!)
『くくく……』
(何を笑っている!?)
『お前は、自分が自分であることに誇りを持ち、自分の意志で運命を選んでいる……そう信じているのだな……。だが、もしもお前の存在が、行動が、全て誰かに定められたものだとしたら? 誰かに動かされているのだとしたら? それでもお前は自分であることに自信を持って生きていけるのか?』
(どういう、ことだよ)
『所詮は、お前はマリオネット。いや、車輪の中にピッタリと収まり、クルクルと回るしか芸の無い、マリオネット以下の存在だ』
(お前は何者なんだ? 僕の何を知って――)
『知っていること? 全てだよ、スリード。お前のことは全て知っている……』
 
※ ※ ※
 
「ちゅっ……はあ……」
「んん……ちゅむ……う……」
オリガとイリーナは、触手に巻き付かれる形で、強引に互いの身を寄せ合わされながら、唇を重ねて、女同士で愛し合っている。
ソフィアは、先ほどオリガがスリードにされていたのと同じように、ベッドの上で四つん這いになって、スリードに上から覆い被さられている。
「はぁ、はぁ……」
スリードは獣のように喘ぎながら、一心不乱に自分の腰を振っている。
「ん……は、あっ……ちゅっ……オリガ様ぁ……」
「ちゅっ……ちゅっ………好きよ……イリーナ……」
二人とも、触手から滲み出ている白い粘液で、顔面がベトベトに汚れている。お互いの顔に付着した、泥臭い粘液を、キスの合間に、頬を赤らめながら互いに舐め取っている。
スリードと体を重ねていたソフィアが、あられもない叫び声を上げた。
「あっ……んっ――はあぁぁーーーーーーーーー!!」
上半身を海老ぞりに持ち上げ、豊満な胸を激しく揺らし、ソフィアは絶頂に達した。その顔面に、標的を定めた触手群より放たれた白い粘液が、ドバドバと降り注ぐ。顔中ベットリと汚されたソフィアは、陶然とした表情で、ベッドの上に倒れ伏した。
だが、スリードは彼女が寝入るのを許さず、立て続けに荒々しく腰を振った。
「あっ、やっ、壊れる、壊れちゃう……いやぁ……いやぁぁぁ!!」
三人娘は、薬漬けにされたわけでもなく、魔法を使われたわけでもない。
スリードの持つ不思議な力により、三人は自分達で心の底から望んで、我が身をされるがままに捧げている。
『ククク……ククククク……』
スリードの中に巣食う「魔」が、愉快そうに笑った。
僅かに残っているスリードの理性は、その声を聞きながら、意識の片隅のほうへと次第に溶けていくのであった。
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