神の創造世界

Ki/Kimijeep

第2話 異世界召喚Ⅱ

目が覚めると眩しい光が目に差し込んでくる。やはり死ぬ夢でも見ていたのだろう。

ほそめた目をゆっくりと開けると、そこには、草原が広がっていた。

俺のことを勝手に惹き殺して呼び出した自称神は、頭をかいて回りをキョロキョロ見渡して焦っていた。

やはりこの前見た出来事は夢ではなさそうだ。

トラックに跳ねられたときの感覚が俺の頭を過って来るのを不快に思いながら自称神が口を開いた。

「あれ、城の召喚ゲートにポイント指定したはずなのに...」

どうやら、移動先が違ったらしい。

「お前、俺を殺しといて、召喚失敗しましたとか言って、ここでサバイバル生活でもしろとか言ったらタダじゃおかんぞ。」

「そ、そそんな事言わないでよ!ちゃんと指定の場所まで届けるから!」慌てるように変な口調で説得しようとしながら、空中に浮かぶパネルでなにか操作していた。顔はカッコイイくせに、いまの喋り方はおかしすぎる。

「よし、座標再設定完了!あとは王様の話を聞いて適当に対応してくれ。」

じゃあねぇ!と、にこやかに手を降りながら上から降りてくる魔方陣の下にいる俺を眺めていた。

気づくと、俺の右側に人が7人くらい横に並んでいて、前には堂々と座った60代くらいのおじいちゃんが俺らを見ている。多分この人が王様とかいうやつか。その隣には、使用人らしき執事服を来ている人やメイド服を来た人が2人並んでいる。そして自分の足元には、大理石のような石に魔方陣が掘られていた。その魔方陣は、薄く火が波打つように光っていて、Successfully summoned the eighth person(八人目の召喚に成功しました。)という文字が浮かび上がってきた。どうやら、先程聞いた召喚ゲートという所についたらしい。顔をあげると同じ文字が俺の顔の高さのところで空気中に表示されていた。少し経つと紙が燃えるような勢いで細かくなって消えてった。やっぱり異世界に来てしまったのだろうと実感させられる。

石に掘られた魔方陣に触れながら眺めていると、王が突然立ち上がり、口を開いた。

「よくぞ集まってくれた。私は、ウォルフラム・クリストフ・ロックと言う。よろしく頼む。」

変な名前だが、この城の内装が西洋風であるので、この世界観に今の名前は普通なのだろう。

「この国はそろそろ敵国との戦争が待ち構えている。魔法が使えるこの国は、魔法で敵国に迎撃をしようと思っているのだが、敵国も魔王軍と手を組み魔法が使えるようになってしまった為に、こちらも魔法技術を磨かなければならない。

そこで、君たちに、魔術講師をお願いするために転生する前の人々で知力のある者を8人召喚させた。」

すると、俺とは真反対側の1番右にいる小学生くらいの子供が尋ねた。

「僕達、魔法使えないと思うんですけど、それでどうやって教えろと言うんですか?」

確かに、魔法使えないやつが魔法を教えるなんて出来るはずがない。

「今からこの壁にある石像を使う。」

王は、後ろの壁を指して説明を続ける。

「君たちには、この石像の前にあるこのプレートに手を触れて、『activate』と言って欲しい。これは、神との契約を交わすための魔道具で、契約を交わすと、魔法が使えるようにのは勿論、この国の者としての身分証明が手に入る。だが知力の高い者しか魔法を使えることができなくてな...知力の高いものを召喚させたというのもそれが理由だ。」

なるほどここで契約して得た魔法を魔術師たちにに教えろと。やっぱり意味不明だ、帰らせてくれ。

1番右の男の子が、感心したように目を輝かせながら魔方陣を飛び降り、石像の前まで向かっていった。

「ここに触れると魔法が使えるようになるの?凄ゲー!!」

まるで犬がはしゃいでるようだ。

王は、嬉しそうな顔をしながら男の子に話しかけた。

「じゃあ、まず最初に君からやろうか。」

「うん!」

男の子は、石像の手前にある青く光るプレートに右手を当てて『アクティベート!』と、叫んだ。すると石像が青色に光だしプレートを伝って男の子の体も紅く光出す。10秒ほどすると、光っていたのが元に戻り触れていたプレートが、その下で再生成された無記入のプレートに押し出されて浮き上がり、それを男の子が手に取った。すると、表面に文字が浮かび上がった。



Welcome to Wolfram Empire

Kushida Masato



Your data

Name Kushida Masato 櫛田 雅人 (12)

Lv.01 Exp.01/10 MP 18906/18906 HP 30000/30000

STR 13 ATK 104

VIT 189 DEF 25

INT 2400 DEX 25

AGI 300 WIS 1289

スキル

【火属性】

MPと関係なしに無詠唱で火属性魔法を発動することが出来る。また、スキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例する。



「うおお!すげー!これが僕のミブンショウメイってやつか!」

プレートを見てすごく喜んでいる。まるでサンタさんからプレゼントを貰ったときのような目をしている。

「ふははっ!小さいのは元気あるなあ!」

三番目に並んでいる男の人が明るい笑顔でマサトに話しかけていた。

『小さい』という言葉に反応してマサトは怒り出した。

「なんだよ!小さいのはって。俺は、雅人だ!まだ成長期が来てないだけだし!」

とマサトが右手を思いっきり降ると、拳から火が出て拳が動いた軌道をなぞるように火が揺れる。驚いたことに、今マサトの右手てから魔法が発動するのを目の当たりにした。

「うおお!凄い凄い!火が出たー!ねぇ火が出たよ今!」

マサトが火が使えるようになるのが嬉しくて、騒いでいる所に、王が寄ってきた。

「君の力は凄い!強力だ!無詠唱で火を生成させるとは、驚いた。」

マサトは嬉しそうに笑い、魔法陣が掘られている石の上に戻った。

「では、次は…」

王の言葉に沿って、残りの7人も順番に石像の手前のプレートに手を乗せていった。



2人目の人は、冰彗 雪奈と言い、12歳の女の子。一言も喋ることなく契約を済ませた。シャイな性格なのであろう。



Your data

Name Hisui Yukina 冰彗 雪奈 (12)

Lv.01 Exp.01/10 MP 225000 /22250(*10) HP 3015/3015

STR 10 ATK 50

VIT 19 DEF 326

INT 2200 DEX 250

AGI 10 WIS 2200

スキル

【魔力耐性Ⅵ】

基本魔力量はINT,WISに比例するが、このスキルにより10倍の魔力量を所有することが出来る。

【水属性】

MPと関係なしに無詠唱で水属性魔法を発動することが出来る。また、スキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例する。

【氷属性】

MPと関係なしに無詠唱で氷属性魔法を発動することが出来る。また、スキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例する。



「おっ!次は俺の番か!」

3人目の人は、先程マサトをからかった輝井 光彦だ。

今の所は偏見ではあるが、彼は何事にもポジティブに考えて回りに明るい雰囲気を作りそうな性格だと思う。



Your data

Name Terui Mitsuhiko 輝井 光彦(18)

Lv.01 Exp.01/10 MP 36787/36787 HP 10952/10952

STR 68 ATK 200

VIT 69 DEF 216

INT 1978 DEX 250

AGI 147 WIS 5200

スキル



4人目は重松 文雄というおじいさんで、今まで大学教授をしてたオーラが半端なく強く感じる。



Your data

Name Shigematsu Fumio 重松 文雄(78)

Lv.01 Exp.01/10 MP 185630 /92680 (*2) HP 15384/15384

STR 68 ATK 200

VIT 100 DEF 216

INT 9328 DEX 724

AGI 147 WIS 8756

スキル

【光属性】

MPと関係なしに無詠唱で光属性魔法を発動することが出来る。また、スキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例する。



【神制限 Ⅲ】(しんせいげんⅢ)

魔力量が多い者にかけられる制限。

1度に使用できる魔力を1/1000とする。

条件を満たすと、一時的に解除できる。また、「魔力耐性 -n」も解除可能。

「神制限Ⅲ」では、魔力耐性による基準値を超えた魔力量の分量はこのスキルに影響されない。



【魔力耐性Ⅰ】

基本魔力量はINT,WISに比例するが、このスキルにより2倍の魔力量を所有することが出来る。



5人目の人は、緑川 咲良というらしい。長い黒い紙を輝かせている。いかにも、清楚で成績がよく先生に好かれそうな女子高生のようだ。

彼女は登録が終わると、プレートを除いて頭を傾けている。彼女のプレートを見た王は頭をかきながら、こういった。

「たまにこういう意味のない文字が掘られたりするんだが...気にしなくて大丈夫だ、本来は名前と身分を登録するためだからな。」

彼女は安心したように戻っていった。



大丈夫だったらしい。



Your data

Name Midorikawa Sakura 緑川 咲良 (16)

Lv.01 Exp.01/10 MP 101182/101182 HP 47301/47301

STR 25 ATK 31

VIT 298 DEF 29

INT 9987 DEX 648

AGI 324 WIS 9756

スキル

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【空間感知】

一定の範囲内の状況や情報をすべて読み取ることができる。



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6人目は太田 友明さん。なんとも日々勉強を欠かさずいろんな試練を乗り越えてきたがり勉君オーラが出ている。

彼も文字化けが出たみたいだ。



Your data

Name Ota Tomoaki 太田 友明 (26)

Lv.01 Exp.01/10 MP 36787/36787 HP 10952/10952

STR 52 ATK 200

VIT 69 DEF 216

INT 1978 DEX 250

AGI 147 WIS 5200



スキル

【闇属性】

MPと関係なしに無詠唱で闇属性魔法を発動することが出来る。また、スキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例する。

【闇夜ノ希秘術】Wor■d/S※ace/%E6%97%A5%E6%9C%AC/Server◆/No.2678965/%E8%BB%A2%E7%94%9F%E8%80%85%E4%BD%93%E6%A0%BCData%E6%97%A2%E5%AD%98%E8%BB%A2%E9%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A8%AE2678965/index/skill/index/3000000000-4000000000/375644649 : In function :

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7人目は宮島 明日香という子で、かわいい子ではあるが、日焼けをしていて体つきが良く、いかにも体育会系女子としか言えない。



Your data

Name Miyajima Asuka 宮島 明日香 (18)

Lv.01 Exp.01/10 MP 36787/36787 HP 10952/10952

STR 652 ATK 3000

VIT 256 DEF 1316

INT 1978 DEX 250

AGI 347 WIS 4200

スキル

【土属性】

MPと関係なしに無詠唱で土属性魔法を発動することが出来る。また、スキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例する。



【超速再生】

治癒魔法の知識をすべて習得したものに与えられるスキル。

HPが100を下回った時、1分以内に負傷した部位をすべて回復する。



ついに8人目俺の番の登録だ。

プレートにてを触れると、前ほどの皆と同じように光はじめ、体が熱くなっていく。プレートがゆっくりと掘られていく。

しかし途中で、光の強さがまし、プレートから鎖のようなものが現れだし、俺を囲い心臓の辺りを締め付けられるように縛られ鎖が体の中に染み込んでいくように消えていった。その後も、次々と色の異なる鎖が俺を遅い心臓辺り...ではなく、全身を締め付けられるような激痛が走った。



Your data

Name Takano Yuuki 高野 悠希 (16)

Lv.01 Exp.01/10 MP 100/100鍵 HP 1000/1000鍵

STR E鍵10 ATK E鍵 10

VIT E鍵 10 DEF E鍵 10

INT E鍵 10 DEX E鍵 10

AGI E鍵 10 WIS E鍵 10



スキル

【契約制限XII】

神への信仰心が多く欠けている人に対して施される封印のひとつ。信仰心が薄いほど制限レベルが上がる。

能力値が高いものを基本値に制限する。

条件を満たすと、一時的に解除できる。また、「魔力耐性 -n」も同時に解除可能。



【神制限X】

魔力量が多い者にかけられる制限。

魔力を基本値に制限する。

条件を満たすと、一時的に解除できる。また、「魔力耐性 -n」も同時に解除可能。

また、この制限は厳しいため、アシスタントがつけられる。



【魔力体制 -V】

保有魔力量が多いものにまれに与えられる。

強制的にMPを100にする。



【修・全属性】

すべての属性に関する魔法の知識を十分にあると能力値更新時に確認されたとき与えられるスキル。

修・属性スキルは、属性スキルとは違いMPと関係なく魔法を発動することはできない。

また、このスキルによる無詠唱魔法の制御は精神状態に比例しない。



【情報透視】

観察力のある者に与えられるスキル。

視界に入ったすべての情報を感じとることができる。





苦しみに耐え、やっと契約の良くわからない儀式が終わり足の力が抜けて立てなくなってしまった。プレートを恐る恐る覗いてみると、能力値は初心者並みであった。まあ最初はこんなものであろう。と思ったがそのとき、王を含む視界には言った8人の能力値が頭に入ってきた。もう一度自分の能力値を確認してみると、自分のは、圧倒的な低さを誇っていたのだった。王が近寄って来てくれたので、ステータスを確認させると、驚いた顔をして、

「残念だが君は少し能力値が低すぎるから、一番下のFクラスを担当してもらいたいが、いいかね。」

それを聞いた光彦が驚いて、

「なに!お前強そうだなと思ったのに俺より低いのか?それは残念だなあ。...なあ、でもよう、だからといってFクラスにするってのはおかしくないか?おっs...じゃなくてロックさん。」

「だがハイクラスに彼を渡すのも惜しいのでな、まあ申し訳ないが、よろしく頼むよ悠希くんよ。」

「まあ、これが実力のさというやつですな。まあ私は、死んでからまた教師をやるなど思ってませんでしたが。」

今口を挟んできた、重松 文雄というやつは、やはりどこかの教授であったのか。というか、なんだか今の発言に腹が立った。だが、ここでさらに悪評は浴びたくないので、冷静に対応しなければと思い、Fクラスを受け持つことを受け入れた。

「先に光希くんのクラスを決めてしまったが、いまのうちに君たちも決めておこう。」

それぞれ配属されたクラスは次の通りだ。

Aクラス 重松 文雄

Bクラス 緑川 咲良

Cクラス 太田 友明

Dクラス 宮島 明日香

Eクラス 照井 光彦

Fクラス 高野 悠希

飛び級・特別育成クラスに入学 説田 雅人 , 冰彗 雪奈



決まったあと、色々と説明があり、一人一人の寮の部屋キーが与えられた。解散して寮に戻ると中、

「ああ...何で学校に僕たち二人だけ入学しなくちゃいけないのかなあ。」

マサトがそういい出した。

「もうちょっと大人になってからじゃないとな!小さいの」光彦がそれをからかうとマサトは怒った。

「うるせー!Eクラスが!」

「お、おいそれだけは勘弁してくれぇ。」光彦はあせって苦笑した。

「でも信じられないけど、転生してからの生活が楽しそうな場所でよかったよ。」明日香がそういうと、

「だな!」マサトが元気良く返事してくれたが、少し敬語というものを、学ばせてやらないと行けなさそうだ。

「そうですね。ですが、人生というものは、不確定なものですので楽な気持ちでいると、失敗してしまうかもしれませんので、少しは緊張感を持っていた方がいいですよ。」咲良も明日香の言葉に共感しているそうだが、癖が強い。

「そうだな、この先何が起こるかわからんからな、咲良くんのような心構えも大切だぞ。」教授も教授だな。

「おい、隣のクラスになるから今後ともよろしくな!」俺がみんなの会話を眺めていたら、光彦が話しかけてきた。

「お、おう。こちらこそよろしくお願いします。」

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