俺の小説家人生がこんなラブコメ展開だと予想できるはずがない。
067.残された二人の行く末 2days
夏休み2日前。
朝早く登校し二人きりで話した昨日。水無月は別れの一言を溢して教室を出た後、それ以降俺の前に姿を見せることはなかった。朝のSHRの出席確認の際も現れず、授業中も空席のままだった。どうやら欠席扱いではなかったらしく、ただ俺の目に映らないように離れていただけのようだった。
だから水無月は今日も俺が登校する前にも後にも顔を見せることはなく、高校に足を踏み入れることすらしなかったと帰りのSHRで知った。高校には「風邪の為欠席」と書かれていたが俺には、どうにも信じることはできなかった。
もう話せないかもしれない、いやもしかしたら会うことすらないのかもしれない、と不安や煩慮が胸の中で交錯し、俺から離れてしまう水無月の姿を脳内で映し出すばかりで授業の内容も耳から耳へ筒抜けだった。
「まだ考えているの?マガト?」
放課後、掃除が終わった教室で机にうつ伏している俺に話しかけてたのは神無月だった。俺は目を瞑りながら今までの自身の行動によって水無月がどこか別の場所に行ってしまう光景を想像していた。
「ん?ああ……そうだ。俺が悪いのは重々承知なんだが、それからどうすべきか考えてた」
「私も同じ事考えてた……何を言えば、みなは戻ってくるのかなって」
俺の席の横で下を俯く神無月の視線の先にはあの編集者の机。机の中もどうやら空っぽのようで、もうこれ以上この高校に訪れることは無いのではないか、俺にはそんな布石に見えてならなかった。
「あいつは、水無月は俺たちのところへはもう戻りたくないのかもしれない」
「……ッ!!どうしてマガトはそう言えるの?」
愕然と目を見開く神無月。それもそうだろう、神無月も、発言した俺自身もすでに諦めたように聞こえたのだから。昨日の朝の件を実際に知っている人は俺と水無月しかいないし、それを考えると神無月のリアクションは妥当だ。
「あいつ自身がそう言っていた、『自分は責任を取るためにこの場所に居られない。だから辞退する』と」
「な、なんで止めなかったの!!私だったら……」
「私だったら絶対に止める」なんて俺を説教するのだろうか。俺は事この上なく神無月の口から溢れる言葉をはねのけた。
「俺だって止めた。新聞の原稿の殆どはあいつが書いて、俺や神無月の作業もアシスタントして何度も訂正した。部活だけじゃなくても俺は嫌になるほど赤文字の編集を繰り返したんだ……それで水無月がいてもいなくても変わらないなんて無責任なことを言えるわけないだろ」
俺は一息し間髪いれずに続ける。
「もうこんな面倒な編集者とやり取りをするなんて二度と御免だとも思ったさ、愚痴を吐いたこともあった!!ここまで厳しくしても何も生まれないんだから意味なんて無いってよ」
「だけど……あったんだよね?」とまるで俺が伝えたいことを全て見透かしたように神無月は朧げに口にした。
「そうだ……。何もないなんてことない。無駄なことなんて無い。一切合財、水無月から教えられることは尊敬するべきことばかりだった」
神無月は俺に同調するように震わせていた肩を静かに落ち着かせると、閉じていた口が徐々に開き始めた。
「……私も同じ。どうしても出来ない、治せないことを平然と『出来る』と言われて呆れることもあったけど……でもみなの言ってることは正しかった」
「イラストも新聞もみながいなかったら出来なかった、だから私はみながいなくなった今の文芸部は抜け殻だけが残った蛹みたいだと思うの」
俺も神無月も考えていることは変わらない、きっと水無月もだ。しかし変えなくてはならないという矯正力があいつの一度決めた決心から加えられているのだ。
「水無月は、いやあの編集者も恐らくそれぐらいのことは分かっているだろう。自分自身があのメンバーから離れればあの部活はないに等しい、少しも傲慢不遜だとは思わない、何しろあいつの力量は俺たちも知っている。自分よりかはな」
「そこまで……どうして言えるの?マガトは自分は他人の方が自分より自分の事を知っていると言っているのと同じだよ?離れたくないって気持ちもたぶん、みなにもあるんだと思うんだけど、それでも確信持って言えるのはどうして?」
神無月が物申すのも一理ある、悲しい、嬉しいなんて感情が自分よりも他人の方が分かっているなんてありえない話だ。他人が感じている、考えていることは絶対に理解できるはずがないという俺の信念にも反する。
ただ俺はそう信じたい、だけなのだ。どうしたって自分が抱く感情に辿り着くなんてことは誰にだって不可能だ、自分が今悲しい、嬉しいだなんて一概に決められない。人間が表現している感情という名の言葉には「ある一定の定義」はないのだ。
「確信なんてはなっから無い。だが俺にはその質問が『どうして人は眠るのか?』と言っているのと同じように聞こえるがな」
珍紛漢紛だと言いたげな神無月は微妙に首をかしげ、俺の方を見つめる。
「…………つまり、それぐらい当たり前ってこと?」
珍しい、正解だ。俺は口を噤みながら頷く。
「……そういうことだが、問題は別にある」
「問題?みなが戻ってこれないことの障壁か何か?」
壁に喩えるか、なるほどそれもいい。俺は神無月の言葉をそのまま拾い使うことにした。
「障壁、そう障壁だ。水無月が戻るためにはその『壁』を取り除くことが先決だ。つまるところ、不安と変わらないのかもしれないな」
「不安?」と再び首をかしげる神無月に俺は応える。
「ああ、誰しも怖いとか、嫌だななんて考えてしまうことがあるだろ?それはそう思ってしまう何かがあるからだ。ま、当たり前のことを話しているようだが、それが重要だ。何しろ俺たちが水無月に戻って欲しいって願ったところで現実は変わらないだろ?神社にお参りでもすれば叶うかもしれないが……」
「俺は神様の存在なんて信じない」と言いたかったのだが。
「じゃあ!!今からこの近くの神社にお参りしにいこうっ」
即座に帰宅準備を始めたので俺はひとまず落ち着かせる。
「っまてまて、そうやって考えなしに動いても何も上手くいかない。それに願掛けに効能があるなんて話どうしたって信じられるんだよ?証明でもあるのか?実体験とか」
「あるよ!!」
うわ…………
「今日の夕飯は松前漬けがいいなーーとか、三時のおやつはチョコアンリだったらーーとか…………」
「そのおっさんみたいなテイスティングとそれをあえて神に願ったのかという突っ込みが心残りだが……実際に叶ったのか?」
「んーー」と記憶を漁りながら答えを探そうとする神無月。この陽気な少女は途轍もない味覚の持ち主ではないか、まずチョコアンリという言葉を知っていることもさながら博学ではないだろうか。
「うっそぉぉ!!騙されたね、マガト。ふふっ。いえーーい✌」
と徐にピースサインを俺に突き付けてきたので癪に障った俺は一言入れて席を立とうとする。
「すまない、相談した俺が悪かった」
「ごめんごめんごめんっ、私が悪かったから、ね?ちょっと思いつめてるマガトの気を晴らしたかっただけだから、許してよ~~」
空を切るかのように頭を上下に振る神無月を見て俺は思い留めるように再び席へ戻った。
「んで本題に戻るが水無月はおそらく……いや、きっと戻りたいとは考えているのだろう」
「ならなんで戻ってこないの?」
こいつは本当に頭が柔らかいのか、堅いのか分からん奴だ。変なところで要らぬ知識を乱用し、ここぞというところで持ち前のアイデアが思いつかないとはなるほどやはりクリティカルな人間だということが適当だ。
「つまりは戻りたいけど戻れない。自分に課した責任とやらの鎖がこんがらがっているんだ、神無月も一度は考えたことはあるだろ?たとえば…………」
「たとえば、今日はテストで満点取れたらスーパーでチョコアンリを買おうとかそういうこと?」
なぜチョコアンリに執着するのかは疑問だが、一応合ってはいる。
「そうだ、ただ今回の場合それが他人を巻き込んでいるということが相違点だ。今お前はチョコ……アンリだっけか、それを買うという行為のみだったが、水無月の場合は部活から出ていくこと、イコール俺たちも影響を受けているんだ」
「なら私たちも介入していいんじゃない?もし、みな一人の問題だったら他人ごとに首を入れるようで私が物を言える立場じゃないだろうけど、今回は違うだろうし」
そう、だから昨日の俺は反抗した。そのまんまの言葉で意味で信用で。
「だからといって具体的に何が出来るのか、それが俺たちに必要なんだが…………」
「思いつかないんだね……」と神無月らしくもない返事をした。
二人意気消沈する中、同時に俺たちしか残っていない教室内に風の音が響き渡る。それは校庭から響く野球部の掛け声とともに教室内に反芻するが、俺にとってそんな音やら声は耳に届いていなかった。
そのせいなのか、神無月が俺の肩を叩くまで気付かなったのだ。
「ねえ、ねえ!!マガトのスマホに誰かから着信が来てるよ、んーーとこれは『めいせき』さん?」
机の上に乱雑に置いてあったスマホの画面をじっと眺める神無月は、俺に直接着信伝達をしてきた。つーか、それじゃ「明晰」だ、いやあの人ならその方が名前らしいと言えばらしいのか。
俺は神無月が「明晰」と口にした途端、自らスマホを手に取り受話ボタンを押す。
「まさか…………早苗月先生ですか??ですか?」
電話口から聞こえた変わらぬ声音と台詞からしてどうやら淑女らしからぬ人物、本人だった。
朝早く登校し二人きりで話した昨日。水無月は別れの一言を溢して教室を出た後、それ以降俺の前に姿を見せることはなかった。朝のSHRの出席確認の際も現れず、授業中も空席のままだった。どうやら欠席扱いではなかったらしく、ただ俺の目に映らないように離れていただけのようだった。
だから水無月は今日も俺が登校する前にも後にも顔を見せることはなく、高校に足を踏み入れることすらしなかったと帰りのSHRで知った。高校には「風邪の為欠席」と書かれていたが俺には、どうにも信じることはできなかった。
もう話せないかもしれない、いやもしかしたら会うことすらないのかもしれない、と不安や煩慮が胸の中で交錯し、俺から離れてしまう水無月の姿を脳内で映し出すばかりで授業の内容も耳から耳へ筒抜けだった。
「まだ考えているの?マガト?」
放課後、掃除が終わった教室で机にうつ伏している俺に話しかけてたのは神無月だった。俺は目を瞑りながら今までの自身の行動によって水無月がどこか別の場所に行ってしまう光景を想像していた。
「ん?ああ……そうだ。俺が悪いのは重々承知なんだが、それからどうすべきか考えてた」
「私も同じ事考えてた……何を言えば、みなは戻ってくるのかなって」
俺の席の横で下を俯く神無月の視線の先にはあの編集者の机。机の中もどうやら空っぽのようで、もうこれ以上この高校に訪れることは無いのではないか、俺にはそんな布石に見えてならなかった。
「あいつは、水無月は俺たちのところへはもう戻りたくないのかもしれない」
「……ッ!!どうしてマガトはそう言えるの?」
愕然と目を見開く神無月。それもそうだろう、神無月も、発言した俺自身もすでに諦めたように聞こえたのだから。昨日の朝の件を実際に知っている人は俺と水無月しかいないし、それを考えると神無月のリアクションは妥当だ。
「あいつ自身がそう言っていた、『自分は責任を取るためにこの場所に居られない。だから辞退する』と」
「な、なんで止めなかったの!!私だったら……」
「私だったら絶対に止める」なんて俺を説教するのだろうか。俺は事この上なく神無月の口から溢れる言葉をはねのけた。
「俺だって止めた。新聞の原稿の殆どはあいつが書いて、俺や神無月の作業もアシスタントして何度も訂正した。部活だけじゃなくても俺は嫌になるほど赤文字の編集を繰り返したんだ……それで水無月がいてもいなくても変わらないなんて無責任なことを言えるわけないだろ」
俺は一息し間髪いれずに続ける。
「もうこんな面倒な編集者とやり取りをするなんて二度と御免だとも思ったさ、愚痴を吐いたこともあった!!ここまで厳しくしても何も生まれないんだから意味なんて無いってよ」
「だけど……あったんだよね?」とまるで俺が伝えたいことを全て見透かしたように神無月は朧げに口にした。
「そうだ……。何もないなんてことない。無駄なことなんて無い。一切合財、水無月から教えられることは尊敬するべきことばかりだった」
神無月は俺に同調するように震わせていた肩を静かに落ち着かせると、閉じていた口が徐々に開き始めた。
「……私も同じ。どうしても出来ない、治せないことを平然と『出来る』と言われて呆れることもあったけど……でもみなの言ってることは正しかった」
「イラストも新聞もみながいなかったら出来なかった、だから私はみながいなくなった今の文芸部は抜け殻だけが残った蛹みたいだと思うの」
俺も神無月も考えていることは変わらない、きっと水無月もだ。しかし変えなくてはならないという矯正力があいつの一度決めた決心から加えられているのだ。
「水無月は、いやあの編集者も恐らくそれぐらいのことは分かっているだろう。自分自身があのメンバーから離れればあの部活はないに等しい、少しも傲慢不遜だとは思わない、何しろあいつの力量は俺たちも知っている。自分よりかはな」
「そこまで……どうして言えるの?マガトは自分は他人の方が自分より自分の事を知っていると言っているのと同じだよ?離れたくないって気持ちもたぶん、みなにもあるんだと思うんだけど、それでも確信持って言えるのはどうして?」
神無月が物申すのも一理ある、悲しい、嬉しいなんて感情が自分よりも他人の方が分かっているなんてありえない話だ。他人が感じている、考えていることは絶対に理解できるはずがないという俺の信念にも反する。
ただ俺はそう信じたい、だけなのだ。どうしたって自分が抱く感情に辿り着くなんてことは誰にだって不可能だ、自分が今悲しい、嬉しいだなんて一概に決められない。人間が表現している感情という名の言葉には「ある一定の定義」はないのだ。
「確信なんてはなっから無い。だが俺にはその質問が『どうして人は眠るのか?』と言っているのと同じように聞こえるがな」
珍紛漢紛だと言いたげな神無月は微妙に首をかしげ、俺の方を見つめる。
「…………つまり、それぐらい当たり前ってこと?」
珍しい、正解だ。俺は口を噤みながら頷く。
「……そういうことだが、問題は別にある」
「問題?みなが戻ってこれないことの障壁か何か?」
壁に喩えるか、なるほどそれもいい。俺は神無月の言葉をそのまま拾い使うことにした。
「障壁、そう障壁だ。水無月が戻るためにはその『壁』を取り除くことが先決だ。つまるところ、不安と変わらないのかもしれないな」
「不安?」と再び首をかしげる神無月に俺は応える。
「ああ、誰しも怖いとか、嫌だななんて考えてしまうことがあるだろ?それはそう思ってしまう何かがあるからだ。ま、当たり前のことを話しているようだが、それが重要だ。何しろ俺たちが水無月に戻って欲しいって願ったところで現実は変わらないだろ?神社にお参りでもすれば叶うかもしれないが……」
「俺は神様の存在なんて信じない」と言いたかったのだが。
「じゃあ!!今からこの近くの神社にお参りしにいこうっ」
即座に帰宅準備を始めたので俺はひとまず落ち着かせる。
「っまてまて、そうやって考えなしに動いても何も上手くいかない。それに願掛けに効能があるなんて話どうしたって信じられるんだよ?証明でもあるのか?実体験とか」
「あるよ!!」
うわ…………
「今日の夕飯は松前漬けがいいなーーとか、三時のおやつはチョコアンリだったらーーとか…………」
「そのおっさんみたいなテイスティングとそれをあえて神に願ったのかという突っ込みが心残りだが……実際に叶ったのか?」
「んーー」と記憶を漁りながら答えを探そうとする神無月。この陽気な少女は途轍もない味覚の持ち主ではないか、まずチョコアンリという言葉を知っていることもさながら博学ではないだろうか。
「うっそぉぉ!!騙されたね、マガト。ふふっ。いえーーい✌」
と徐にピースサインを俺に突き付けてきたので癪に障った俺は一言入れて席を立とうとする。
「すまない、相談した俺が悪かった」
「ごめんごめんごめんっ、私が悪かったから、ね?ちょっと思いつめてるマガトの気を晴らしたかっただけだから、許してよ~~」
空を切るかのように頭を上下に振る神無月を見て俺は思い留めるように再び席へ戻った。
「んで本題に戻るが水無月はおそらく……いや、きっと戻りたいとは考えているのだろう」
「ならなんで戻ってこないの?」
こいつは本当に頭が柔らかいのか、堅いのか分からん奴だ。変なところで要らぬ知識を乱用し、ここぞというところで持ち前のアイデアが思いつかないとはなるほどやはりクリティカルな人間だということが適当だ。
「つまりは戻りたいけど戻れない。自分に課した責任とやらの鎖がこんがらがっているんだ、神無月も一度は考えたことはあるだろ?たとえば…………」
「たとえば、今日はテストで満点取れたらスーパーでチョコアンリを買おうとかそういうこと?」
なぜチョコアンリに執着するのかは疑問だが、一応合ってはいる。
「そうだ、ただ今回の場合それが他人を巻き込んでいるということが相違点だ。今お前はチョコ……アンリだっけか、それを買うという行為のみだったが、水無月の場合は部活から出ていくこと、イコール俺たちも影響を受けているんだ」
「なら私たちも介入していいんじゃない?もし、みな一人の問題だったら他人ごとに首を入れるようで私が物を言える立場じゃないだろうけど、今回は違うだろうし」
そう、だから昨日の俺は反抗した。そのまんまの言葉で意味で信用で。
「だからといって具体的に何が出来るのか、それが俺たちに必要なんだが…………」
「思いつかないんだね……」と神無月らしくもない返事をした。
二人意気消沈する中、同時に俺たちしか残っていない教室内に風の音が響き渡る。それは校庭から響く野球部の掛け声とともに教室内に反芻するが、俺にとってそんな音やら声は耳に届いていなかった。
そのせいなのか、神無月が俺の肩を叩くまで気付かなったのだ。
「ねえ、ねえ!!マガトのスマホに誰かから着信が来てるよ、んーーとこれは『めいせき』さん?」
机の上に乱雑に置いてあったスマホの画面をじっと眺める神無月は、俺に直接着信伝達をしてきた。つーか、それじゃ「明晰」だ、いやあの人ならその方が名前らしいと言えばらしいのか。
俺は神無月が「明晰」と口にした途端、自らスマホを手に取り受話ボタンを押す。
「まさか…………早苗月先生ですか??ですか?」
電話口から聞こえた変わらぬ声音と台詞からしてどうやら淑女らしからぬ人物、本人だった。
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