葦と歯車~へんてこ少女たちの終末神話~

渡莉鴉

プロローグ

生を受けてからずっと、君のことを考えていた。

考えざるをえなかった。
君によって生かされ、そして呪われているから。
愛すことも厭うこともわからず、いつか、出会ったそのときは…。

どうか、君をこの手で。

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