始まりは水曜日の15時過ぎ
連休前の12時過ぎ(5)
「澪央、ごめん。
彼氏とか出来たらすぐ話すって言ってたのに、言えてなかった。
ごめんね」
「ううん、蒼だからこそ言えなかったと思う。
私が、紫央のことを色々話してたし、ブラコンだって言ってたしね。
言いにくかったと思うよ。
これはショックで泣いてたんじゃなくて、嬉しくて」
「「え?」」
「だって、大好きな親友の蒼と、可愛い紫央が一緒になるんだもん。
蒼と家族になれるってすごく嬉しい。
名前呼び合う感じも、ずっと一緒にいるかのような感じだし。
お互いが私と関係あるって知る前からいい感じだったんでしょ?
なおさら、嬉しいよ。
だって今日、2人に相手がいなかったら、各々を紹介する予定だったんだもん」
ここ、軽く見合いの感覚だった、なんて机を指さす。
「え、見合い…?」
蒼は驚いて何も言えないらしい。
「うん。
蒼と知り合ってから、こういう子が紫央の彼女だったらいいなってずっと思ってた。
蒼が一途だってことも知ってたしね。
でも、紫央のこと関係なしにいい人が見つかったらいいな、とも思ってたよ」
どうやら本当に喜んでいるらしく、蒼に向かってよかったね、なんて言っている。
よかった。
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