始まりは水曜日の15時過ぎ
連休前の12時過ぎ(1)
【昼、社食に集合セヨ】
10時過ぎ、大仰な召喚を喰らった。
なんで語尾に片言感出したのかな、この人。
そんなことを考えながら、12時過ぎ、社食に向かうとすでに席についている姉さん…澪央の姿を見つけた。
…蒼と一緒に。
俺を見つけた蒼は、目を見開く。
俺も、見開く。
え、早々怒られるパターンじゃない?これ。
「あ、紫央来たー。
座って」
「はーい」
いつも通り、落ち着け、俺。
「とりあえず、食べるもの買ってきたら?
この子のことは後で紹介するよ」
「う、うん…」
落ち着け、俺。
頑張れ、俺。
食べ物を買いに席を立つと、
「え、あれって、津田さんと恒田さんじゃない?
しかも野田くんって…修羅場の予感?」
「あ、野田くんって、恒田さんの元カレなんだっけ?
うわー怖い。
これから怒鳴り合い?」
そんなわけあるかよ。
…なんて言いきれなくて怖い。
怒鳴り合いにはならないだろうけど、俺のポジションが1番やばい。
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