始まりは水曜日の15時過ぎ

緑川まい

祝日の13時過ぎ(2)


「で、好きでしょ?」

「…はい。
手に収まるし、マシュマロみたいに柔らかくて…って、たまに意地悪になりません…?」


途中で恥ずかしくなったらしく、顔を覆う彼。
可愛い。

「そういえば、この前、寝ながら舐めてたよ「ごほっごほっごほっ…恥ずかしすぎるんで、一旦、しー」」


赤ちゃんみたいで可愛かったなぁ。

「ふふっ。
その刺激で目が覚めたんだけど、可愛かったからそのままにしておいたの」

「だから、しーって…というか、やばすぎるでしょ俺…。
えー引くわさすがに…すみません…」


「可愛かったよ。
頭撫でたら擦り寄って来たし。
私もされるの好きだし、2人きりだし、いいんじゃない?」

「すごい大胆なこと言いますね…2人きりって響きいいな」



ゆったり、まったり。

擦り寄る。


「始まりは水曜日の15時過ぎ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く