始まりは水曜日の15時過ぎ
金曜日の19時過ぎ(6)
やばい。
確実にやばい。
お酒が完全に回ってきてる。
気持ち悪いとかはないけど…ものすごく眠い。
誰かに寄り掛かりたい。
近くにいるのは、私を守るぞーって言ってくれた横川くん。
さすがに、この公の場でのそれはまずい。
というか公の場でなくてもやばい。
「津田、お前そろそろやばいだろ」
「眠い。
望月くん、許さないからね」
「悪い悪い。
だからさー、さっきから言ってるけど、俺の彼女になったら、寄りかかってもいいし、抱きついてもいいぜ?
付き合うか?」
「付き合わない」
望月くんに告白されて1時間。
彼はもうほとんど自棄になっているらしく、何回もこういうこと言ってくる。
最初は裏に呼ばれて真剣に告白してきたんだけど、その場で断ったら、この場でも言い始めた。
もう、私も酔っていてよくわからない。
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