異世界に召喚されたのでさっさと問題を解決してから
ステータス+ちょっとした閑話
『システムアップデートを開始』
『ステータスの最大値を大幅に上昇』
『ステータス換算方法を大幅に変更』
『平均能力値を10と基準する事で出力』
『スキル一覧を最適化』
『習得可能スキル一覧を追加』
『称号〈創造神の加護〉を獲得』
『スキル〈神の知識〉を獲得』
『ログ機能の追加』
『設定項目の追加』
『体力の計算をステータス演算から物理演算に変更』
『ログの履歴から、新たに獲得可能になっている称号を獲得します』
『称号〈韋駄天〉〈蒼天〉〈世界最強を素通りする者〉〈魔王の加護〉〈審判者〉〈陰陽の加護〉〈神々の上位者〉〈女神の夫〉〈平和を望む者〉を獲得』
『それによりスキル〈超加速〉〈天歩〉〈超逃げ足〉〈魔導〉〈断罪〉〈霊化〉〈神の一撃〉〈女神転移〉〈自然魔法〉を獲得』
『トゥエンティー称号ボーナス。スキルポイント2000獲得』
『スキル〈霊化〉は相乗効果により、スキル〈神霊化〉に昇格』
『スキルポイントボーナスを5000獲得』
『システムアップデート完了』
名前 シル
種族 人間
年齢 18
職業 魔術師(47)ガンナー(48)暗殺者(32)
レベル162
体力2080
MP2315
攻撃力2820(340)
防御力2526(446)
敏捷性2498(18)
魔力値2315
スキル 〈神託〉〈記憶保存〉〈弓術〉〈鑑定〉〈隠密〉〈偽装〉〈胆力〉〈ターゲット〉〈追尾〉〈属性付与〉〈ステータス上昇率倍化〉〈魔力消費量半減〉〈必要魔力量半減〉〈無詠唱〉〈魔力制御〉〈超鍛冶〉〈木工〉〈サーチ〉〈危機察知〉〈ディスペル〉〈時空の矢〉〈不眠不休〉〈霊感〉〈並列思考〉〈高速思考〉〈多重詠唱〉〈魔力回復速度倍化〉〈MP自動回復〉〈超調理〉〈レシピ〉〈獲得経験値倍化〉〈スキル習得率倍化〉〈ダメージ無効1000〉〈全属性耐性〉〈全状態異常耐性〉〈神霊化〉〈神の知識〉〈超加速〉〈天歩〉〈超逃げ足〉〈断罪〉〈神の一撃〉
魔法 〈転移魔法〉〈光天魔法〉〈獄炎魔法〉〈水流魔法〉〈神聖魔法〉〈回復魔法〉〈魔法付与〉〈暴風魔法〉〈身体強化魔法〉〈暗黒魔法〉〈魔導〉〈自然魔法〉〈女神転移〉〈複合魔法〉
奥義 〈フルエンチャント〉〈ファイブ・デットリー・シン〉〈絶対必中〉
称号 〈転移者〉〈女神の加護〉〈転生者〉〈冒険者〉〈魔物討伐者〉〈女神の兵〉〈ダンジョンシーカー〉〈ボス攻略者〉〈ダンジョン攻略者〉〈熟練魔法使い〉〈熟練狙撃手〉〈女神の溺愛〉〈強サル討伐者〉〈熟練斥候〉〈創造神の加護〉〈韋駄天〉〈蒼天〉〈世界最強を素通りする者〉〈魔王の加護〉〈審判者〉〈陰陽の加護〉〈神々の上位者〉〈女神の夫〉〈平和を望む者〉
装備 〈旅人の服〉〈旅人のズボン〉〈九頭竜の籠手〉〈九頭竜のグリーブ〉〈旅人のマント〉〈太古の魔法剣(打ち直し)〉
ゴールド 50482、6372
スキルポイント 8200
ーー閑話ーー
「まだ怒ってるのかよフィーナ」
「怒ってません。あなたが幾ら女の子にクッキーを上げようがお花をプレゼントしようが私は別にどうでもいいです!」
「十分怒ってるじゃねえかよ」
「怒ってないって言ってるでしょ!」
「どうしたら機嫌治してくれるんだ?」
「知らないわよ」
(何なのよ。人の気も知らないで、普通告白してる相手が居るにも関わらず他の女にプレゼント渡す!?いいや渡さないはずよ。いくら、ゆ、指輪を作る素材に必要な花が余ったからってそんな事しないでしょ普通。何なのよ、バカ)
(さて、どうすればフィーナは機嫌を直してくれるだろうか。どうやら他の女にプレゼントを渡した事が気に食わないらしい。ならもっとプレゼントすればいいのか? それも違う気がするし)
「フィーナ」
「ひゃっ、……何よ?」
(いきなり耳元まで近づいて来ないでよ。呼吸音聞かれて無いかな、うまく息が出来ない。心臓の音とか顔の色とかこんなまじかで見ないで、聞かないで。……でもシルも私と同じ事考えてるのかな? だったら嬉しいな。 うん、やっぱりシルも顔赤い、呼吸も滅茶苦茶に乱れてる。心音は流石に聞こえないけど、シルも私を意識してくるのが解る)
「フィーナ、機嫌治して。俺は君に笑顔でいて欲しい」
「う……分かった。から優しくしてね」
(やばい、なんか流れで押し倒しちまった。思考がうまく回らない。助けて胆力~。こういう時はどうするんだっけ。あ、えっと動画では、頬にキス……とか)
(シルがほっぺたを舐めてくる~。気持ち悪くは無いけど、くすぐったい。なんか何時もの堂々としてるシルもかっこいいけど、慣れてない感じも……なんかいいな)
「くすぐったい」
「すまん、どうしたらいい?」
「聞かれても困る……」
「……そうだよな」
(俺もだけどここは男がリードしないと。それよりなんだよコイツ可愛すぎんだよ!もう色々限界だ)
「何しておるんじゃ二人とも、私もここで寝るから寝床を開けろ」
「レティ!? どうしてここに?」
「お主が買ってきたベットの寝心地が悪いから私もここで寝る」
「すいません、シル様。私は止めたのですが」
「いや、アリルは悪くなが」
「そう言って貰えると幸いです。それでは私も失礼しますね」
(なんでお前もベットに潜り込んでくるんだよ!! おかしいだろ色々それよかフィーナの顔色が……)
(何なのよ、私とシルの時間だったのに。邪魔しないでよ!)
「お主等はなんで同じ部屋なのだ? まあ、良いか中々でかいベットじゃし四人でも寝れるのじゃ」
(ふっふっふ。お主等が夫婦になっている事はアーカイブから聞いておるわ! じゃがいざという時にシルに向こう側へ付かれては困るからな。ならば私が身を挺して相手と同じ関係になるしかあるまい!)
(魔王様。お考えは何となく分かりますが、正直ここに突入するのは嫌われるだけなのでは? というか私がシルの好みの女じゃ無かったら困るからとか言って私を巻き込む事無いじゃないですが…… 私にだって好きな人を選ぶ権利ぐらいあると思うのです。いやシル様はかなり強いしかっこよくて好みではありますが、この人妻がいるんですよ。確かに一夫多妻制はこの世界では珍しい事ではありませんが、それでもいけない事だと思います。まあこのお方にそれを言っても無駄でしょうが…… 私は魔王様の幸せならそれで構いませんとも)
「いやいや、じゃあ部屋変わろうぜ。このベットは譲るから」
「それでは意味がないであろう。シルは私の抱き枕になっておれ」
「すいません。魔王様がこう言いだす止まる事は無いです」
(空気読めよ!)
(空気読みなさいよ!)
当然、二人の指輪は真紅のままだ。
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