オタクとロリ
第82話〜車内にて②〜
花凛と気まずい空気になってしまったので、俺は花凛を残して少し本が置いてある隣の車両へと向かった。
「へぇ〜、最近の特急列車はこんなのもあるのかぁ〜」と、隣の車両に驚きつつも、何か読もうと思い本を探す。
「…お!この本面白そうだなぁ。」
探すこと数分、ある本が気になったので手に取ーーーーーーーーろうとしたところで、左の方から別の手が同じ本を触ろうとして来た。
?
不思議に思って手が出て来た方を見ると、そこには………
「あれ?鬼月さん?」
「ひ、陽菜さん?!」
お互いに驚きながらそう言った。
なんとびっくり、手を出して来たのはいつぞや家に来ていた自称漫画家の谷口陽菜さんだったのだ。
(…でも、なんでこんなところに陽菜さんが?)
気になったので聞いてみた。
すると、「実は、漫画の取材のために日光まで行くんです。」と笑顔で答えてくれた。
なるほど、取材ね。
(男同士の陵辱ものを描くにも取材は、必要なのか…。)
「ところで、鬼月さん今日は1人なんですか?」
「いや、向こうの車両で花凛が待ってます。なので2人ですね。」
「なるほど、それはなんともラノベのような展開。」
「そうですか?ははは。」
それから、何気ないことを話し俺はこの車両をあとにした。
花凛のいる座席に戻ると、彼女は窓の外を見ながらウトウトとしているところだった。
起こさないようにそっと自席に戻る。
(しかし、こうして見るとなんか大人になったなぁ。)
向かいにいる花凛を見ながらそう感じた。
もうすぐ、花凛は中学生になる。
まぁ、出会ったのが夏だったから早いと言えばそうだが、にしても子供の成長というのはすごい。
(……あと、関係ないことだが中学生は幼女(ロリ)と呼べるのだろうか。)
後で調べて見ることにしよう。
列車は、もうすぐ目的地に着こうとしていた。
「へぇ〜、最近の特急列車はこんなのもあるのかぁ〜」と、隣の車両に驚きつつも、何か読もうと思い本を探す。
「…お!この本面白そうだなぁ。」
探すこと数分、ある本が気になったので手に取ーーーーーーーーろうとしたところで、左の方から別の手が同じ本を触ろうとして来た。
?
不思議に思って手が出て来た方を見ると、そこには………
「あれ?鬼月さん?」
「ひ、陽菜さん?!」
お互いに驚きながらそう言った。
なんとびっくり、手を出して来たのはいつぞや家に来ていた自称漫画家の谷口陽菜さんだったのだ。
(…でも、なんでこんなところに陽菜さんが?)
気になったので聞いてみた。
すると、「実は、漫画の取材のために日光まで行くんです。」と笑顔で答えてくれた。
なるほど、取材ね。
(男同士の陵辱ものを描くにも取材は、必要なのか…。)
「ところで、鬼月さん今日は1人なんですか?」
「いや、向こうの車両で花凛が待ってます。なので2人ですね。」
「なるほど、それはなんともラノベのような展開。」
「そうですか?ははは。」
それから、何気ないことを話し俺はこの車両をあとにした。
花凛のいる座席に戻ると、彼女は窓の外を見ながらウトウトとしているところだった。
起こさないようにそっと自席に戻る。
(しかし、こうして見るとなんか大人になったなぁ。)
向かいにいる花凛を見ながらそう感じた。
もうすぐ、花凛は中学生になる。
まぁ、出会ったのが夏だったから早いと言えばそうだが、にしても子供の成長というのはすごい。
(……あと、関係ないことだが中学生は幼女(ロリ)と呼べるのだろうか。)
後で調べて見ることにしよう。
列車は、もうすぐ目的地に着こうとしていた。
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