オタクとロリ
第72話〜睨めっこ〜
日曜日。俺は、朝からパソコンと睨めっこをしていた。
理由は、ただ一つ。推し声優である成橋蛍石ちゃんが一般男性との結婚を発表したからである。…なんと言うか、悔しい。
おのれ、一般男性め……
ーーーーーと、まぁ、そう思いつつも「蛍石ちゃん、結婚おめでとう!!」と心の中では思っている。
(…それにしても、最近結婚する声優さん増えてるなぁ。)
今年に入ってからは、蛍石ちゃんだけだけど去年の年末とかすごかった。
週に二人くらい「結婚します。」とか、言っていたっけなぁ。
まぁ、めでたい事だから良いけど。
それから少しして、花凛が起きて来た。
「おはよう。慎。」
今日も可愛いパジャマを着ながら、ニコニコだ。
「あぁ、おはよう花凛。」
「朝から、パソコン開いて何してるの?」
花凛は、パソコンを見ていた俺にそう言う。
「あぁ、実は…推してる声優さんが結婚を発表したんだ。…だから、それを見ていた。」
俺が、話すと花凛は何故かしょんぼりした顔で「ふーん、そうなんだ。」と呟いた。
(…なんだ?どうかしたのか)
***
時刻は、午前11時3分。
俺と花凛は、ノートパソコンで通販サイトを見ていた。
「慎、これとか可愛いなぁ。」
「お!確かにいいなぁ。でも、こっちのやつもいいぞ。」
いったい、2人で何をしているのかと言うと話は、一時間ほど前になる。
「ねぇ、慎。」
「ん?どうした?」
リビングでアニメを観ていた俺に花凛は、言った。
「もうすぐ、節分だよね。」
「あぁ、確かにそうだな。…けど、それがどうかしたのか?」
「えーと、ねぇ。去年のハロウィンの時、わたし天使のコスプレしたよね。」
「あぁ。確かにしたなぁ。」
俺は、去年のハロウィンのことを思い出す。
(確か、家に可愛い天使と見知らぬお姉さんがいたなぁ。)
「ーーあ!もしかして、節分の日に鬼のコスプレをしたいのか?」
俺は、これだ!とばかりに聞いてみた。
すると、花凛は恥ずかしそうに「う、うん。そうなの。」と答えた。
ーーで、今に至る。
(……まさか、花凛がコスプレを気にいるとはなぁ。)
          
理由は、ただ一つ。推し声優である成橋蛍石ちゃんが一般男性との結婚を発表したからである。…なんと言うか、悔しい。
おのれ、一般男性め……
ーーーーーと、まぁ、そう思いつつも「蛍石ちゃん、結婚おめでとう!!」と心の中では思っている。
(…それにしても、最近結婚する声優さん増えてるなぁ。)
今年に入ってからは、蛍石ちゃんだけだけど去年の年末とかすごかった。
週に二人くらい「結婚します。」とか、言っていたっけなぁ。
まぁ、めでたい事だから良いけど。
それから少しして、花凛が起きて来た。
「おはよう。慎。」
今日も可愛いパジャマを着ながら、ニコニコだ。
「あぁ、おはよう花凛。」
「朝から、パソコン開いて何してるの?」
花凛は、パソコンを見ていた俺にそう言う。
「あぁ、実は…推してる声優さんが結婚を発表したんだ。…だから、それを見ていた。」
俺が、話すと花凛は何故かしょんぼりした顔で「ふーん、そうなんだ。」と呟いた。
(…なんだ?どうかしたのか)
***
時刻は、午前11時3分。
俺と花凛は、ノートパソコンで通販サイトを見ていた。
「慎、これとか可愛いなぁ。」
「お!確かにいいなぁ。でも、こっちのやつもいいぞ。」
いったい、2人で何をしているのかと言うと話は、一時間ほど前になる。
「ねぇ、慎。」
「ん?どうした?」
リビングでアニメを観ていた俺に花凛は、言った。
「もうすぐ、節分だよね。」
「あぁ、確かにそうだな。…けど、それがどうかしたのか?」
「えーと、ねぇ。去年のハロウィンの時、わたし天使のコスプレしたよね。」
「あぁ。確かにしたなぁ。」
俺は、去年のハロウィンのことを思い出す。
(確か、家に可愛い天使と見知らぬお姉さんがいたなぁ。)
「ーーあ!もしかして、節分の日に鬼のコスプレをしたいのか?」
俺は、これだ!とばかりに聞いてみた。
すると、花凛は恥ずかしそうに「う、うん。そうなの。」と答えた。
ーーで、今に至る。
(……まさか、花凛がコスプレを気にいるとはなぁ。)
          
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