オタクとロリ
第43話〜土産話〜
一泊二日の鎌倉旅行から一日経った月曜日。
俺は、職場で同期の山口に旅行の話をしていた。
「…それでなぁ、花凛と二人で聖地巡礼してきたんだよ」
(…あれ?山口のやつなんか顔が怖いんだけど…)
山口は、うつむきながら俺の話を聞いている。
そして…
「あーーー!?くそ!羨ましいな!何、呑気に幼女と二人で旅行してんだよ。」
山口は、これまで見たことないくらいに怒り出した。
(…そういえば、こいつロリコンだったな…)
職場で大声で怒っている山口を見て、同期で先輩の亜耶さんが「なになに?なんの話ししてるの?」と近くに寄ってきた。
「…あ、亜耶さん。実は、土日に親戚の子と二人で鎌倉に旅行に行ったんですよ。」
俺は、旅行の流れと今の状況を説明した。
すると、亜耶さんは「…そうなんだ。それは…お気の毒に…」とやや引きながら山口に言った。
(…山口、ドンマイ)
それからいつものように、残業をして俺は帰路に着いた。
「ーーーって、事があったんだよ。」
「そうなんだ。なんか、慎の会社面白そうだね」
花凛は、笑いながらそう言う。
「…そうか?」
(……面白そうか。実際はかなりブラックだけどな…)
まぁ、そんな事よりも俺的には山口が花凛のことを狙っているという事実に驚いているんだが。
こうして、山口の闇を知ってしまった俺は眠りについた
俺は、職場で同期の山口に旅行の話をしていた。
「…それでなぁ、花凛と二人で聖地巡礼してきたんだよ」
(…あれ?山口のやつなんか顔が怖いんだけど…)
山口は、うつむきながら俺の話を聞いている。
そして…
「あーーー!?くそ!羨ましいな!何、呑気に幼女と二人で旅行してんだよ。」
山口は、これまで見たことないくらいに怒り出した。
(…そういえば、こいつロリコンだったな…)
職場で大声で怒っている山口を見て、同期で先輩の亜耶さんが「なになに?なんの話ししてるの?」と近くに寄ってきた。
「…あ、亜耶さん。実は、土日に親戚の子と二人で鎌倉に旅行に行ったんですよ。」
俺は、旅行の流れと今の状況を説明した。
すると、亜耶さんは「…そうなんだ。それは…お気の毒に…」とやや引きながら山口に言った。
(…山口、ドンマイ)
それからいつものように、残業をして俺は帰路に着いた。
「ーーーって、事があったんだよ。」
「そうなんだ。なんか、慎の会社面白そうだね」
花凛は、笑いながらそう言う。
「…そうか?」
(……面白そうか。実際はかなりブラックだけどな…)
まぁ、そんな事よりも俺的には山口が花凛のことを狙っているという事実に驚いているんだが。
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