オタクとロリ
第25話〜準備〜
夏の大イベントまでいよいよ残り二日となった平日の夜、俺と花凛はどこを回るのかルートを決めるべくあらかじめ買っておいたパンフレットを見ていた。
「…それにしても、今回も凄い数のサークルが参加してるんだなぁ。」
俺は、パンフレットを見てそう言った。
すると、花凛が「サークルってなに?」と質問する。
「あぁ、サークルっていうのはな……」
俺は、サークルについて色々説明した。
「…なるほど、わかった。慎、教えてくれてありがとう。」
それから、再び回るルートを考える。
その祭りは、会場が二つあって東側には主に兄フレックスやKADOKANAといった企業がブースを構えていて、西側では個人サークルがブースを出している。
そして、外の会場ではコスプレイヤーさんたちがたくさんのオタクどもに写真を撮られている。
これぞ、我が国が誇る世界最大級の大イベントだ。
(…にしても、今回は初参加のサークルがたくさんあるなぁ。)
この祭りでのサークル参加のお決まり的なやつとして、竜勇者007などの有名サークルは会場の真ん中の方にブースを構え、初参加やあまり人気のないサークルは壁の方にブースを構えるというのがある。
(まぁ、俺は人気のサークルより小規模とか人気がないようなサークルの方が好きだがな。)
二十分くらいかけて回るルートを決め終えた俺と花凛は、それぞれ気になったサークルについて話し合うことにした。
「わたしは、この『希望と絶望』って言うサークルが気になった。なんか、幼女の本を出すらしいから。」
「俺は、この『スク水LOVE』かなぁ。名前からして、マニアックそうなのを売ってそうだし。」
「あと、この『おぱんちゅ♡ナメナメ』も気になってるよ。」
「……それは、やめとけ…」
そして、ひたすら話し合っているとあっという間にいい感じの時間になったので、お互いに風呂に入って寝ることにした。
花凛のベッドも届いたので、今は別々のベッドで寝ている。
…とは、言っても部屋の大きさ的に二つのベッドをくっつけている状態だがな。
夏の大イベントまであと二日。なんだか、今までにないワクワク感が俺の中で宿っていた。
「…それにしても、今回も凄い数のサークルが参加してるんだなぁ。」
俺は、パンフレットを見てそう言った。
すると、花凛が「サークルってなに?」と質問する。
「あぁ、サークルっていうのはな……」
俺は、サークルについて色々説明した。
「…なるほど、わかった。慎、教えてくれてありがとう。」
それから、再び回るルートを考える。
その祭りは、会場が二つあって東側には主に兄フレックスやKADOKANAといった企業がブースを構えていて、西側では個人サークルがブースを出している。
そして、外の会場ではコスプレイヤーさんたちがたくさんのオタクどもに写真を撮られている。
これぞ、我が国が誇る世界最大級の大イベントだ。
(…にしても、今回は初参加のサークルがたくさんあるなぁ。)
この祭りでのサークル参加のお決まり的なやつとして、竜勇者007などの有名サークルは会場の真ん中の方にブースを構え、初参加やあまり人気のないサークルは壁の方にブースを構えるというのがある。
(まぁ、俺は人気のサークルより小規模とか人気がないようなサークルの方が好きだがな。)
二十分くらいかけて回るルートを決め終えた俺と花凛は、それぞれ気になったサークルについて話し合うことにした。
「わたしは、この『希望と絶望』って言うサークルが気になった。なんか、幼女の本を出すらしいから。」
「俺は、この『スク水LOVE』かなぁ。名前からして、マニアックそうなのを売ってそうだし。」
「あと、この『おぱんちゅ♡ナメナメ』も気になってるよ。」
「……それは、やめとけ…」
そして、ひたすら話し合っているとあっという間にいい感じの時間になったので、お互いに風呂に入って寝ることにした。
花凛のベッドも届いたので、今は別々のベッドで寝ている。
…とは、言っても部屋の大きさ的に二つのベッドをくっつけている状態だがな。
夏の大イベントまであと二日。なんだか、今までにないワクワク感が俺の中で宿っていた。
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