同棲。

マッチ棒

バレた

有希さんがお風呂に入っている間、わたしは昼間盗んだ有希さんのブラジャーを片手に一人で火照っていた。


「アッ//アッ//有希さん//」


自分の体の中で一番敏感なところを触りながらそう喘ぐ。

触りながら、ブラジャーを顔に近づける。

それの繰り返し。

気づけば、わたしのソレからは透明な液体が出ていた。


「ハァ…ハァ…//」


なんとも言えない、絶妙な気持ちよさが全身に伝わる。

多分、いや見なくてもわかるがきっとわたしの顔とは今、とてもじゃないけど有希さんには見せれない表情になっているだろう。

…よし、もう一回気持ちよくなろう。

そして、もう一度ソレに触ろうとしたところでーーーーーーーー


ガチャッ


部屋のドアが開く音と共に有希さんが入ってきた。

「…ゆ、き、さん…」

***

部屋に入ると、莉緒ちゃんは下着姿でわたしの方を見ている。

「……えっと、何してるの?」

恐る恐る質問すると、彼女は「あ…あ…」と口をパクパクと動かした。


…これは、まずい状況だ。いったん、莉緒ちゃんを落ち着かせなくちゃ。

私は、彼女が警戒しないようにゆっくりとそばに近寄る。

すると、当然の如く彼女は私から離れようとする。

「あ、莉緒ちゃん…待って、逃げないで。」

なので、私はそう言った。

そして、莉緒ちゃんの横に座る。

「…なんか、ごめんね。その…変なタイミングで入ってきちゃって。」

「…う、ううん。わたしこそ、こんな…」

「い、いいのいいの。気にはしてないから。…そ、それよりも下着泥棒じゃなくて良かったよ。あはは…」

…だめだ、話が続かない。

莉緒ちゃんめっちゃ、怖がってんじゃん。

でも、こう言う時って何を話せばいいんだろうか。…いかんせん、これまでの人生においてこのような経験がないものだから、分からない。

と、私が色々考えていると莉緒ちゃんがポロリと何かを呟いた。

「……てもいい?」

「ん?何か言った?」

「ゆ…さ………てもいい?」

「え?何?」

「有希さんを抱いてもいい?」


……へ?



私・並木有希は、今日年下の女の子から…しかもJCから抱いてもいいかと聞かれたのであった。



          

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