能力値リセット 〜ステータスALL1の無能から徐々に成り上がるつもりが、1ヶ月で俺TUEEに変貌しちゃいました!〜
テンプレなので……
異世界召喚、あるいは異世界転生。
思春期の少年少女なら誰もが憧れるに違いない魅惑のシチュエーション。
ある者は世界を救う勇者に。
ある者は民を支配する王に。
ある者は王子と結ばれる姫に。
ある者は自由気ままな村人に。
数々の物語で、数多の主人公が、己の欲望を満たし、願いを叶えていく。
その様は小気味よく痛快で、読者が自身を重ねてしまうのも無理はないと思う。
だけど、それらが現実のものになった時、果たして人はどんな気持ちを抱くんだろうな?
なんの不安もなく、恐怖も感じず、困惑すらしないで、ただバラ色の未来を夢見て歓喜するのか。
きっと、そんな事はないはずだ。
――少なくとも俺は不安だった。
いったい、これから何が起きるのかと。
――恐怖だって感じた。
野生のクマ相手ですら、死んだふりで、やり過ごすのが精一杯なのに、魔王を倒すなんて無茶にも程があると。
――困惑も未だに継続中だ。
いきなり、こんな異世界に連れてこられて、家にも帰れないと言われ、未来の勇者として祭り上げられるなんて、ただの学生には荷が重いと。
……まぁ、同じくらいワクワクもしてるけどなっ!
だって、異世界召喚されたんだぜ!?
これからチート能力を駆使してハーレムとか作れちゃうかもしれないんだぜ!?
この状況で期待するなってのは、無理があるってもんだ、ひゃっほう!
……ふぅ、テンションが一周して逆に落ち着いてきたわ。
気分はすっかり賢者モードである。
それじゃあ、そろそろ、これまでのあらすじを3行で纏めて説明しようと思う。
いわゆる今北産業という奴だ。
このままだと、俺だけが盛り上がって完全に置いてけぼりだろうしな。
ちなみに、このネタが分からない人は適当にスマホやパソコンでググってくれ。
別に分からなくても全く問題ないけどな。
さて、それはさておき本題に入ろう。
1.クラスメイトと一緒に異世界召喚された
2.魔王を倒したら帰れると言われた。
3.自分のステータスとスキルを確認することになった。←今ココ
急に召喚された事に対する不満をぶちまけるシーンとか、帰還のために魔王と戦う決意を固めるシーンとか、英雄候補としてチヤホヤされるシーンとか、その辺りの流れは、異世界召喚モノのテンプレ通りなので割愛させて貰う。
いや、本当にマジでテンプレだから。
テンプレ過ぎて、改めて語るのが馬鹿らしくなるレベルだから。
そんな訳で、この物語は俺が自分のステータスとスキルを確認する場面から幕を開けるのだった。
思春期の少年少女なら誰もが憧れるに違いない魅惑のシチュエーション。
ある者は世界を救う勇者に。
ある者は民を支配する王に。
ある者は王子と結ばれる姫に。
ある者は自由気ままな村人に。
数々の物語で、数多の主人公が、己の欲望を満たし、願いを叶えていく。
その様は小気味よく痛快で、読者が自身を重ねてしまうのも無理はないと思う。
だけど、それらが現実のものになった時、果たして人はどんな気持ちを抱くんだろうな?
なんの不安もなく、恐怖も感じず、困惑すらしないで、ただバラ色の未来を夢見て歓喜するのか。
きっと、そんな事はないはずだ。
――少なくとも俺は不安だった。
いったい、これから何が起きるのかと。
――恐怖だって感じた。
野生のクマ相手ですら、死んだふりで、やり過ごすのが精一杯なのに、魔王を倒すなんて無茶にも程があると。
――困惑も未だに継続中だ。
いきなり、こんな異世界に連れてこられて、家にも帰れないと言われ、未来の勇者として祭り上げられるなんて、ただの学生には荷が重いと。
……まぁ、同じくらいワクワクもしてるけどなっ!
だって、異世界召喚されたんだぜ!?
これからチート能力を駆使してハーレムとか作れちゃうかもしれないんだぜ!?
この状況で期待するなってのは、無理があるってもんだ、ひゃっほう!
……ふぅ、テンションが一周して逆に落ち着いてきたわ。
気分はすっかり賢者モードである。
それじゃあ、そろそろ、これまでのあらすじを3行で纏めて説明しようと思う。
いわゆる今北産業という奴だ。
このままだと、俺だけが盛り上がって完全に置いてけぼりだろうしな。
ちなみに、このネタが分からない人は適当にスマホやパソコンでググってくれ。
別に分からなくても全く問題ないけどな。
さて、それはさておき本題に入ろう。
1.クラスメイトと一緒に異世界召喚された
2.魔王を倒したら帰れると言われた。
3.自分のステータスとスキルを確認することになった。←今ココ
急に召喚された事に対する不満をぶちまけるシーンとか、帰還のために魔王と戦う決意を固めるシーンとか、英雄候補としてチヤホヤされるシーンとか、その辺りの流れは、異世界召喚モノのテンプレ通りなので割愛させて貰う。
いや、本当にマジでテンプレだから。
テンプレ過ぎて、改めて語るのが馬鹿らしくなるレベルだから。
そんな訳で、この物語は俺が自分のステータスとスキルを確認する場面から幕を開けるのだった。
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