世界最高の職業の名の下に全てをねじ伏せる旅の物語  〜転生は神に近づくためのものであることを証明してやる〜

高原 響

第二章 天性の才覚 2

戻ってきたら、ベットの上だった、、、、えぇぇぇええぇぇぇぇぇ??????

ムクリと起きてみると

「おはよう、、、二人して図書室で添い寝とは、、、先生を、、、怒らせたいのか?」

と満面な笑顔で言ってるけど、、目、、笑ってませんよ?

「それになんか変な杖があったし」

「はい?」

「これだよ」

と言い渡してきた杖は紛れもなく

「あ、それ作った」

「はい?」

「だから作った」

と言うとその場にいた全生徒が固まった

「ちなみに、みんなが使おうとしても魔力不足でつけないから触るぐらいがいいと思うよ、、この場で一番多いのはルミだから」

と言うとみんながカチンときたのかはわからないけど

「やってやろうじゃねか!!なにで勝負するんだよ」

魔力測定器があるだろ、、確かアニメマニアだったから、、おそらくはジィちゃんの残しもので

「初代国王が使っていた魔力測定器でどうだ?」

「おう、いいだろ」

といい、魔力測定器が出てきた、それと同時にどんどんやっていく、今のところAランク9800が最高か

(ちなみに俺が今やるとどうなる?」

(間違いなく壊れます)

(ですよね)

いようし!!壊そう!!

(やめてくださいね?)

(なぜバレた?)

(心の中ですごく黒い笑みを浮かべましたよね?)

(そ、、そんなことより、次で最後か)

(流しましたね?)

といい最後にやってきたのはルミだった

「私そんなにあるはずないよ」

(数値やばいことになるよね?)

「だよね?」

と俺のところに振り向くが、、表現がうまくできなくて、、苦笑いしかできなかった

「え?あ、ちょ」

「やってきてくださいご主人様」

「こんな時にそれで逃げるのは反則だぞ!!」

「こう言う時だからこそ逃げるのですよ、ご主人様」

「むぐぐぐ」

「、、、」

「はぁ、、やりますか」

といい、触れた瞬間、虹色で様々な色をしていたそして光の粒が溢れかえった瞬間光が強くなっていく

「!!!ルミ!!」

といい、球体から全力で魔力を抜いた

「な、、なんなんだよ、一体」

と言い回りは騒然となった

「EXクラス、、、!!!精霊石の共鳴、!!」

賢者の石よ精霊石の共鳴とは

(魔力暴走の一種で放出機や自力で抜く以外はありません、そして元凶はマスターにあります)

(ん?俺?)

(はい、常に、魔力を分け与えているではないですか、おそらくはそれが原因かと思います)

「ふむ」

「何一人で分かったような顔してんの?」

とニコニコなルミさん

「えーと」

許容量はおそらく十万って見るとはるかに超えている、、、あ

「俺のせいか」

「そうですよ!!このバカ」

と叩かれてしまい、あぁ、、なんかもぉどうとなれ、、おいそこ笑うなよ

と、時というのは遊んでいるものには罰でも与えるのか

「き、緊急事態!!!帝国軍が攻めてきました!!」

あぁ、、ゆっくりしたい

「ふぅ、、皆に聞く、、我こそはというものは杖を掲げよ!!」

と言った瞬間空中が光

「お久!!」

「このバカどこ行ってたんだよ!」

「ロリ神様!!どうすればいい?」

と、皆の動揺の中このバカ2人は

「ミルちゃん戦場行ってこい!!」

「わかりました!!、、ミル・ファリアル・スタリア・リング・バリアル、戦場に出陣いたします」

と周りにざわめきが漂う

「あなたは引っ込んでいなくてはいけない!あなたもそうですなんでこういうときに言うのですか?!あなたはいったい誰なんですか?!?」

「先生、どうしてでしょうか?」

「あなたは、ろくに魔法が使えないのではないですか?!こう言う時こそあなたは引っ込んでいなくてはなりません!!」

「、、はぁ、、、いいでしょならばこれで証明致しましょう、、ヒビ、例の杖を」

「精霊の加護をあげましょう」

「ありがとうございます!!神様!!」

っと、異空間魔法で取り出した

「それは、、失われた魔法!?」

「精霊魔法:エクストラ・ドリーム・ヒーリング・エリア」

「最上位魔法まで!!失礼いたしました!!本当に神様だとは思わずご無礼を」

っと、その場にいるものの頂点に上り詰めることが確信した瞬間であり、戦場に出るという意思表示の瞬間でもあった

「、、この野郎、、今まで騙していたのか?」

「いや、、、それはない」

と先生が否定した

「おそらくは『覚醒者』と『加護持ち』だ、、それぐらいしか考えられない」

(賢者の石、、覚醒者とは何?)

(覚醒者とは魔力が一定より遥かに多くなる現象でこれが起こるのは一瞬の出来事でその後も持続できるもののことです、ですが、分け与えているのでそれはないでしょうそれはないです、、しかし、異端者という称号が付いているのを見ると覚醒条件の変化だと思われます)

(なるほど)

「とりあえず称号の確認をします、水晶玉に手を当ててください」

と、水晶玉に手を乗せて

「称号」

というと称号だけが開示された

称号

賢王

異端者の道を進むもの

覚醒者の道を進むもの

ロリ神の眷属

高瀬零を溺愛するもの(ルミと零のみ見えます)

ちょっと待てや溺愛?はい?

っと、ルミはゆでだこみたくなっており、

「賢王、、眷属、、!!これは失礼いたしました!!」

と、動揺していると

「先程のご無礼をお許しください」

「え?、、、、許す、、、?」

っと少し疑問系になっているが多分動揺しているのだろう

っとみんなが動揺しているなか、先生が頭を下げたことによりさらに動揺している

「なんでこいつに頭を下げているんですか!!先生!!」

と、何かにつけては文句が言いたいだけなのだろうか、、無能がとか、出来損ないが、、とか色々言っていやがる

どもそんな、中でも、ふとみてしまった、、そうルミのまっすぐな姿勢に、

あぁ、、俺は

と想いが抑えるのが必死だった、、だが唯一思うのが

本当、、どこの世界に行ってもうまくいかないものだなぁ、、と思っていたら

光が強いなと思い見ようとしたが本能的に背を向けるのと同時に

(ルミ!!光とは逆方向を向け!!)

となにかを察知したのか、素直に聞いてくれたのと同時に、光に包まれていったが、背中に当てているので、チカチカはしなくて済んだ

「目がぁああ、、!!」

「っく!目がヤベェことになっている」

「みんな陣形を取れ!!授業で習った通りにやればうまく行くはずだ!!」

とうまく入ってはいないが陣を構えている

まるでサバゲの人海戦術みたいだな

と感心しているのもつかの間

「我は、この国の新王になるものだ、、そのために生贄となれ!」

と、空中から窓ガラスを割りながら俺たちの目の前に立っていた

「魔王、、クレナル、、!!」

「ほう、、我のことを知っているようだな、、なかなかいい目を持って嫌がるな」

と近づいてくるので

「主人に何かようか?」

「主人?」

「使い魔なのでな」

というといきなり笑い出した

「ハハ、契約の印がないではないか!!魔力がないものに使い魔は、呼び出せても契約はできないんだよ!!」

というといきなり大気中魔力巡回速度を上げ

「楽しいゲームをしよう!!殺し合いというな!!」

というといきなり飛びかかってきて

「魔樹よ、奴を拘束せよ」

と同時に

「降臨せよ、精霊剣」

と同時に無数の精霊剣が、魔樹を切り落としている

「さぁ、、どっちが魔力が切れるかは一目瞭然だよね」

と、魔王が負けるのも時間の問題

そう、、それは誰もが思ったことだ、だが

『世界の言葉ですⅫの次世代の魔王への進化成功しました、よって魔力量が飛躍的にがります』

賢者様、俺が負ける要素は、

『負ける要素があるとでも?』

確かに、

「ルミ、聖魔反転魔法ってないか?!!」

「あるよ!!マーティカル・グラッス・テン」

と同時に

「創造魔法:聖魔大結界」

「っく!!小賢しいがしい結界が!!」

「来い、村雨:エンチャント:破壊不能」

「そんな細い剣で何ができる!!来い、魔剣:Ⅻの守護の剣、エンチャント断絶、、ッ」

そう、俺はあえて納刀したのと同時に痛覚遮断、創造魔法:精神無効、完全状態異常耐性である、

「どこからでもっかってきてもいいですよ」

そう、もう勝てる要素を徹底的に潰した

「エレメンタルプロテクション」

「ルミナイス」

「にひひ、まだなれないな」

「さて、、勝てる要素がないけど」

「ウルセェ、、黙れこのクソやろうども!!」

と同時に、魔樹と突っ込んできたので

「オールブレイク(ボソッ」

剣を出すのと同時に棟を向け

「あそこの山まで吹っ飛びやがれ!!」

といいバットのようにぶちかましてやった

「ふぅ、、終わったぞ」

流石に、、早いのか?

「やっぱ私たち最強だよ」

「それじゃ、私は天界に帰るね」

「わかった」

「また何かあったらきて教えてね」

「分かったよ」

と、しばらくのお別れを告げ、、騎士団長がきて

「ま、魔王は」

「私たちが倒しました」

とルミが宣言した

「さすがにそんなことは」

といいあたりを見渡しても

「まさか、本当に?」

「団長、アタリナル共和国からの、応援要請依頼はどうします?」

「国王よどうなさいましょう」

と俺の前に膝をつき頭を下げた

「いや、、俺ではなくルミ女王陛下です、従魔なので継承権は主人に行きます」

「わかりました」

「え?」

「式典はどうなさいますか?」

「そうですね」

と悩んでいると

「なんで私が女王なのよ!!」

「それで俺は雑務と執事をやります」

「了解いたしました」

「話を聞いてよ!!」

「なに?」

「なに?じゃない!!」

「ご乱心のようで」

「誰のせいかな?」

「はいすみません」

「まぁ、、やってやりますか」

「「そのいきです」」

「ねぇねぇ減給されたい?」

満面な笑顔なのに

「「ごめんなさい」」

騎士職がいいからかは知らないが一言によって変えられるのが絶対制度の国王のみである

(さぁってと、前の世界と同じような取り組みをやってちょうだい)

(了解です)

「団長」

「なんでしょう」

「今ある各分野は何がある」

「観光省、文化省、税務省、文学省のみです」

「それでは省長とあと組員とかあります?

「庶民の組合ならあります、20です、ですがスラム街を合わせると30になります」

「各組長とスラム街の長を呼んでください、あ、あと聞きながら書ける人を相応の人数読んでください、、貴族は」

「4家の公爵家、上級貴族が約50です。中級貴族は約80です。下級貴族は100を超えます」

「各貴族の有権者4人ずつお願いします。あと執事の動向は必ず同行するように申してください」

「了解いたしました」

「可能な限り長期戦になることかと思いますので紅茶を常に出せるように常時しといてください」

「了解いたしました」

っと、一礼して急遽であるが会議の設営が始まった

「あいつヤベェぞ」

「え、これは有能な使い魔」

「明日の朝開始いたしますのでそれまではゆっくりなさってください、部屋はご用意致しましたので」

「どうも」

「あと、夕食の準備もいたしているので少々お待ちください」

「了解」

「みんなゆっくり休んでね」

「ちょっとまて」

「ううん?」

『バカにしてすみませんでした!!』

っと一同が頭を下げていた

「いや、別に気にしては」

「いや、許されることではないので」

(どうしたらいい?)

(みんなと仲良くできればそれでいいよと笑顔で言ってみればいいさ)

(分かった)

「みんなと仲良くできればそれでいいよ」

と、皆がそのような答えが来るとは思わず、

『あなだざまに、支えたいと思います!!よろしいでしょうか!?!?!!!」

といい、一瞬こっちに向き満面の笑顔向け

(ありがとう、、これからはずっとそばにいると誓ってくれる?)

(何を今更、帰る場所は用意してくれるんだろ?当たり前じゃねぇかよ)

(んじゃ、私の背中は任せたよ?)

(任された)

「私の理想のために付いてくれるのであれば支えるが良い」

と、同時に背をむけ歩き出した

といい泣きながら

「は!!女王様!!」

と、扉を開け出ていくのと同時に

「あ、あと、私の名はいつも通り読んでくれて構わない」

っと、皆がポカーンとなっている間に

「それじゃ食事の時に、それまで探索してていいよ」

とその場を去ろうとするのと同時にメイドに

「女性にはメイドと、男子には執事一人ずつ付けといてくれ」

「了解いたしました」

「さ、行くよ」

「了解」

と執務室に入ると

「政治関連の資料を取ってきて」

「了解」

と相当の量の本が机の全部に乗せた」

「これ、、全部?」

「そうみたい、俺の国の印鑑があったから」

「え?」

「ちなみに誰なのかは分かった」

「え?」

「俺のじぃちゃん」

「ええぇええぇぇぇ!!!」

「内緒な」

「う、うん」

「俺の能力共有しとくね」

「う、うん」

「共有:言語理解、完全記憶」

「なにこれ!!面白いほど読める!!」

といい必死に読み続けているだが、

必勝!!異世界無双交渉術!!

と、とりあえず覚えるか

と読んでいると

コンコン

「はーい」

と開けると

「見学いい?」

「集中しているから静かにしてね」

「分かったよ」

と、静かになって

「この本の山は?」

「ルミが読み終わった量」

「え?」

「あと、もうちょっとで全部終わる」

と、読み終わったのかと思ったら

「みんな、何しにきたの?」

「え?ここが最後に回ってない部屋だから来たんだけど」

「え?、、もう結構経つ?」

「おそらくもうすぐ伝令が来ると思うよ」

っとしばらくすると

「失礼いたします、お食事の準備が終わりました、どうぞ食堂へご案内いたします」

と、食堂へ案内されるのであった

ーENDー

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品