世界最高の職業の名の下に全てをねじ伏せる旅の物語  〜転生は神に近づくためのものであることを証明してやる〜

高原 響

一章 一話 あなたは私の使い魔ね 修正版

「あ、、え、、と」

そこには、高校生というには幼い気をもたらすような身長の少女がいきなり杖を向けながら

「私は、ルミ、世界最高の魔法使いになるために、頑張ってるの、、あなたが一番になる使い魔として目覚めたのよ、召喚者は、私よ、感謝しながら仕えることね」

は?なに言ってんだこいつと周りを見ると、獣や魔物みたいな生物と戯れあってるものたちがいた

「さすが自称世界最高の魔法使いね、1人だけ平民を、招くとはね」

といい次々と何かを唱えると従魔?たちは消え、さらに何かを唱えると空に飛んでいき高さは3階と言ったところだな

「なにしてんの行くよ」

「なんで、お前は空を飛んでいかないんだよ」

というと黙っていこうとしたので

「はぁ、、、こいよ」

というと、ひょこっと来て

「なにするのよ、あんたはただの平民なんだから魔法なんて使えないでしょうが」

「それはどうかな?」

というと何かがプツンと切れた音がした

「ならやって見なさいよ!授業も出たことのない平民がそんな簡単にできるわけがないでしょうが!」

といい怒鳴られていたのである魔法を行使した

「創造魔法を行使」

その瞬間、少女は目を丸くして、唖然となっていた

「リミッターブレイク20パーセント、発動」

というと力が湧いてきたので、お姫様抱っこしたら

「貴族にそんな簡単に触ったらダメなのよ」

と騒ぎ立てまくっていたが、無視して教室に入ると、

すごい言われてる、特にルミが、えぇとって言ってくるので

(創造魔法行使:言語理解)

そして先生が来たので笑われながら席に座り、先生は説明と今日のことについての話だ、、一つ分かったのはこいつ虐められてることはわかったなぜかって?机はボロボロ、帰りの掃除は押し付けられている始末、幸いにも必要なものにはエンチャントがかかっていてなんとか弾いていたが時間の問題だな、、、と見ていると

「こんなご主人様は嫌いだよね」

と、泣きながら言ってきたそして誰もいない教室で言っているところに

「やぁ、無能のルミちゃん、僕たちの相手をしてくれよそろそろストレスが溜まってきてるんだよ、、なんとか言えよ!!」

と怒鳴ってきてびくびく震えていたルミを見て、さらに笑う

「今日はそこのコマ使いがいるから、できないと思った?もう俺のものにならないと今日からやるって言ったよね?そろそろ、体で覚えないとな!あと一句言えば、お前は俺のものだ!!」

といいスペルを並べ始めた、

「リミッターブレイク、30パーセント、、創造魔法:聖剣降臨、エンチャント、リフレクションカウンター、パーフェクトマジックディフェンス、精霊の守護神、、、発動!!」

聖剣が出るのと同時にルミの目の前に立つ

「あなたがいなくなる必要はないよ!!もういいよ!!最後にあなたと出会えて嬉しかった!!もう、こんな辛い世界は終わりにしたいの!!」






ありがとう





確かにそう聞こえた、あぁ、なるほど、、、辛いのは俺だけじゃなかったんだ

「泣きたいならいくらでも泣かしてやるいまも、、、これからもだ、、、、、ソードチェンジ、、、エンチャントをそのまま付与!!来い!!名刀:村雨!!!」

といい刀が出たと同時に、

「フハハハハ、、そんな小さいものでなにができる!!」

といい飛んできた弾を

「は?」

二つに切り落としたその光景の青ざめたそいつは

「覚悟は、、、できてるんだよな?」

「ひっ!」

逃げようとしているがもう遅い

「創造魔法:精神世界」

と言った瞬間この教室にいたのは幸いにも、3人だけだったので楽だった現実世界は停止しているが記憶として残るので意外と体感時間はそれなりにある、ただしどっちかが完全に折れるまでか、俺が解除するまでという、地獄付きで

「なんだここは!説明しやがれ!!」

といいつつ魔法を撃ちまくってくるが刀の前では不可能

「ご主人様、、これが終わったら、一緒に魔法の練習しようね」

「うん、待ってる」

というと

「おい、、無視しやがって!!!!!」

「なに言ってんだ?これから俺のストレス発散機君」

「そこの女が公爵家というからいい値段で売れると思ってたのに、オメェが現れたから、俺の野望が消えただろうが!!」

その瞬間心の底からこいつを殺そうと思った、、だがあいつら見たくはなりたくない、なので

「創造魔法:メンタルブレイク」

その瞬間絶叫したそして元の世界の戻ってきた

見るも無残であった

心がない人形のようになっていたので多少は、治癒魔法をかけた心に傷が残っている程度には

「ひっ!!」

「もう手は出さないか?」

うなずく

「よし帰れ」

というと一目散に教室を出た

「あり、、が、、と、、、ぅ」

といいながら泣くのを我慢してた

「もういいんだ、、もういいんだよ、、お前は1人じゃない、、悲しい時も、辛い時も、嬉しい時も、怒られた時も、怒る時も、嬉しい時も、一緒の分かち合おう、そうしようね」

「うん、、、案内は明日でいい?」

と、肩を震えながら言う、、だよねみんなの視線が怖いのもあるのかな?

「お風呂どうしようかね、、あと飯も」

そうかお風呂が一番の問題ね

「ご飯は、私の半分あげるとして、、お風呂か」

「なら僕と入らないか?」

とそこのは金髪の子、、これまた美少年が現れた

「いいのか?俺なんかと一緒に入っちゃって?」


「僕は、ロイ・コマンティ・ペル、軍を指揮する貴族なんだ、、だから平民とかと一緒に入る時もあるんだよ」

「へぇ」

と言った瞬間『本当の名前』を言ったところで何もならない、なら

「俺はヒビ・マキシマル・バリエル」

「君には貴族になって欲しいのだよ」

「なぜなんだい?」

「僕の勘さ」

「そうかい」

「なら、部屋に案内するね、男子棟で待ってて、、後で送るから」

「わかりました」

といい立ち去った

「なら私の部屋に案内するね」

と案内されたがドアの前で

「ちょっと待ってて」

と言うので少し待つのだが遅いので入ると

「きゃ、、う〜〜〜〜〜〜〜」

見るも無残である、、

「いつもメイドにやらせてて」

「分かった後で、全部やってやるから」

というと

「お願いします」

と照れながらいった

「その前に風呂行こうか」

というと、タンスから

「これタオル、石鹸、、誰かに取られないでね?いいね?」

「わかりました」

と、男子棟まで送られてる最中に

(創造魔法:インベントリィ)

「お待たせ」

「それじゃ、、任せた」

「任された」

といいお互い別れた

「なぁなぁ、ルミちゃんのことどう思う」

「可愛いだろ」

「だよね」

「何か問題でも?」

「それがみんな」

というとした瞬間

「無能の使い様だ!」

「こういうこと」

その後風呂に入りながら聞いていると一つの結果論にたどり着いた

「要するに辛うじて、平民よりはあるが貴族としてはない」

「そういうこと」

ふむ、今後の目標は大体分かった、、が、図書館行かなくてはいけないな

「図書室とかどこにあるの?」

「教室棟のほうにあるよ、放課後とかによるといいと思うよ」

その後はルミの話ばっかりだった

「なぁお前、、ルミのことが好きなんだろ」

「そう、、だけど、僕はあの子のことを愛せない、、だから庇うこともできない」

「なるほど」

ある意味、、、ここでの扱いは

「奴隷、、か」

というと、下を向いてしまった

「実力のない貴族は、、そうなるしかないけど、姫様と仲がいいという理由でトリスティ学院は行けたのだがね、、残されたのは後3年以内、、あまりにも切ないよ、、そしたら、従魔は殺される、、そういう契約だからさ」

「なんだそれは、、お前らはそれでいいのか」

その問いには誰も応答しなかった

不便でならなかった俺は急いで部屋に戻ったそして数分したら

「どうしたの?」

「お前後3年らしいな」

そのまま顔を合わせながら

「バレちゃったか」

といいながら笑いながらいう彼女の顔には光がなかった

「分かったことはいくつかあるけど、、調べ物したら旅に出よう」

「学校はしっかり通うと決めたのそれが3年の唯一の理由だから」

「分かった」

「もう寝るから、、おやすみ」

「おやすみ」

といい彼女の寝言を言い始めた

「、、、た、、、、、て」

彼女を救う、、それが俺の使命とここに誓うことにした、、そして、俺も寝ることにした




なんか目覚めてしまった

「う〜ん、、なにしよう」

ルミはまだ寝ている

中庭で修行するか、、でもまだ日は登ってない、、おそらくまだ深夜だろう一周するにはかなりかかると思うけど

「、、、やるか」

と思ったのですぐ行動に移した

そして、、一周したら朝日が登り始めたので戻って見たら、、

「どこ行ってたの?」

めっちゃ怒っていらっしゃる

「体力づくりです」

「んじゃ明日から私も行く」

「肌に悪いよ」

「その分早く寝る」

無理だろ、、と言うことにしたら、、ギロリと睨まれたので

「、、はいわかりました」

「私着替えるからあっち向いてて」

「なら終わったら、現れるから終わったら教えて、、ちなみにゲート開いとくから」

「へ?」

「創造魔法:時空空間」

と、、そこにワープホールが現れて

「こん中にいるから」

「分かったよ」

といいそこの空間に入ることにした

「現実世界との誤差、3分で1時間にしよう」

というと

「了解」

「!?!」

「意志を持っているのか」

「この空間だけですけど」

「なら、筋トレするから、、後、この世界で1時間経ったら教えて」

「了解」

そこから腹筋、背筋、スクワット、600回ずつ行った

そんなことしていると

「終わったよ」

と言いひょこっと

「顔を出してきたな、、、少し待ってて」

「分かった」

そういえば昨日の洗濯はしていないな、、

「創造魔法:洗濯、乾燥、アイロン」

といい洗濯された、、うーん綺麗

「終わったよ」

「意外と早かった」

「洗濯物貸して、、洗濯するから」

「はーい」

と言い少し照れながらもちゃんと全部渡してきたので

「創造魔法:洗濯、乾燥、アイロン」

「お、、、おぉぉ!!」

シワだらけだったが

「こんなに綺麗にできるのね」

と言いまじまじと見る

「これ着ていく!!」

「だめ」

「やだ」

「だめ」

「うぅ〜、、分かったよ」

と言い渋々違うのに着替えるのであった

「それで、、今日は、なんの授業があるんだ?」

「魔術の基礎と、従魔とのコミュニケーションだよ」

なるほど、、と言っても

「コミュニケーションは」

「もう、、誰にも負けないぐらいには」

「はいはい、、そうですね」

「ばーか!!知らない!!」

と言いふてくされて行ってしまった、、怒らせてしまった、、、さーてと

「創造魔法:造形魔法を作成、、造形魔法:メモリアルリング」

というと二つのリングが出た知識の共有ができるものであるただし、契約で結ばれている俺たち以外には無理だけどな

と思いつつ教室に行くと、案の定、また言われている


助けて!!


「創造魔法:思念伝達」

(もう助けてよ!)

(おっと思念伝達成功した)

「きゃっ!!」

(心の声これでダダ漏れになったな)

(ばか)

(それで、俺はなにすればいい?)

(私を庇って)

(そんなの自分でなんとかしろ)

(お昼ご飯抜き)

(わかりました、丁重にやらせていただきます)

といい横に来たものはいいものの

「どこからいらっしゃったのですか?」とか「お名前を教えてくだい」とかでいっぱいだった、、、俺、、そんなにかっこいい?

(昨日の騒ぎを聞いて、、このありさまよ)

なるほど、、納得し難い問題が多いな

「オラ席付きやがれ」

というとみんな急いで席についた

「従魔と会話できない奴は一流にはなれない」

「人間が従魔っていうのはどうなんですか?」

というと、周りはクスクス笑い始めた

「優秀な奴ほど優秀な従魔がつく昔からの言い伝えだ、試しに従魔とペアでバトルロイヤルをやってみれば序列がわかるだろ」

「そうだな」

「僕は、、見学でいいです」

「おいおい、、怖いのか?」

「俺は木材でいいや」

「ならやります」

なるほど、、あの刀が出ると思ったのね

「魔法の使用はいいんですか?」

「いいだろう、、これも貴族の象徴の一つでもあるのだから、消して殺さぬように気をつけること、、いいか?」

「はい!」

「さぁ、はじめろ」

と言った瞬間全員、フライで飛んでいってしまった

「エンチャント:魔法物理破壊不可能、、創造魔法:完全記憶」

と終わった瞬間に無数の魔法が飛んできたので

「リミッター常時ブレイク、、20パーセント」

これと同時に一振りで線を描くように、切ったそれと同時に、ロイは地面に降り立った、同級生が巻き込まれててもう立てない人や魔力を防御に回したため魔力不足の人がほぼ全員という光景を見て、やれやれみたいな感じで剣を握った

「ここまで強いとは思えなかったよ、、なので俺はこいつと共に潰すことにした、、初めてかな?精霊を見るのは?」

これほど美しいものなのかと思うほどに美しかった、精霊使いは従魔より強く、上位だと天使に手が届くほどらしい、、、勝手に記憶を覗かさせてもらった

「さぁ、、行くぞ!!」

そのあとは剣と魔法の攻防戦の末に、

「終わりだ」

「まだ決着が」

「周りを見ろ」

と言い周りを見渡すと荒れ果てて壁が所々崩れそうになってた

「創造魔法:修復」

というと元どおりになっていた

「まったく、、恐ろしい魔法だな」

と言い呆れられていた

「当然でしょ!私の使い魔なんだからこの程度できて当然!!」

、、、こいつ、、、、一回、無視して、泣かせようかなぁ、、、けどかわいそうだからそんなことはしたくないけど、、、う〜〜〜ん

「結果は、言わなくっても分かってると思うが決着がつけられないので、今学期の学力で結果が加算されるのでそれでどっちかが一位だったら、今学期の首席とする、、まず会話をしてみよう」

まぁ、、まず会話で聞きたいことは、、、こんなに早くするには何か理由があるのかな?

(ねぇ、首席になるとなにがあるの?)

(夏休みが長くなる)

(よし、、勉強漬けだな)

(いや、、だなぁ)

(しょうがないから教えてあげるよ)

(どうせわからないくせに)

(今からしっかりやるんだよ)

「創造魔法:速読、共有、、対象速読、完全記憶」

「ニャァにやってんだよ!!」

と言いながら殴ってきたので

(今、、共有で記憶で、、、変なことでも考えるとか思ったのかな?)

いきなりピタリと収まり、、凄い剣幕で

「ふふふふはははははははは!!!!」

いきなり笑い始めたのである

「今日、、、廊下で寝る?」

、、、、殺しにかかってる?

「ごめんなさい」

「何か、、してくれたらいいよ」

「え?」

それまで廊下で寝ろ、、と?

「例えば?」

「最近暑いでしょ」

「はい」

「それをなんとかして」

「、、、それなら、、簡単だよ」

なんか嬉しそうなのに、風船みたくほっぺを膨らませてる

「今回はこれで許してやろう」

、、、、

「、、はい」

それ以外なにがある、、なにもないよね

さて、、魔法で何かやらなくてはならなくなったなぁ

と考えつつも授業をしっかり受けて、どういうふうにしようかなと考える

(ひんやり枕とかどう?)

(それでいいよ)

そのあとは、自分たちのことは、深く考えないようにした


ーENDー

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