女神の手違いで殺された俺は、異世界にて機械装甲を纏い美少女達と共に冒険ス!

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5話「少年は女性の前で服を脱ぐ!」

親切な先輩冒険者のおっちゃんからギルドの中を紹介して貰った俺達は、早速冒険者登録をするべく受付カウンターに来たのだが……。

 こ、これは……受付のお姉さん方がみんな美しい! そして圧倒的な巨乳率ッ!
 異世界とはこんなにも女性のレベルが高いものなのか!? 

 んー! これだけのお姉さん方と大きいおっぱいを見れただけでも、ギルドに来た甲斐があるってもんだな!

 よし……せっかくだから俺は一番可愛い受付のお姉さんの所にするぜ!
 俺はそう決めると、一番右奥のカウンターに居る巨乳で谷間が露出している服を着たお姉さんの方に向かった。

 うーむ。やはりこのお姉さんは人気なのか? 
 若干列ができていたが、まあ今更なにを焦る事もないでの大人しく並ぶ。

「あ、いま顔と胸見て判断しましたね? そうですよね? ねえねえ?」
 何かを悟ったのかヴィクトリアは急にこっちを向いて真顔で言ってきた。

「ち、ちげーし! たまたまだよ! 俺は見た目で判断しない人間だ!」

 チッ、この女神……変なとこで勘が鋭いな。
 しかし、しょうがないだろう。思春期男子にとっておっぱいとはロマンの塊なのだ。
 日本にいた頃はまったく縁がなかったおっぱい! ならば少しでもおっぱい! を見たいだろう。

 それにだ。俺はこの異世界では好きにやらせて貰おうと思っている。
 元々、間違えて殺されて連れてこられたのだ。多少は好き勝手やらせて貰えないと理不尽だ。

 さて、そうこうしていると俺達の番がやってきた。

「ようこそ冒険者ギルドへ! ご要件は何でしょうか?」

 元気に弾むような声で俺達に喋り掛けてくれるお姉さん。
 赤毛がよく似合う女性でやっぱり近くで見るとおっぱいが凄いぜ!
 と、とにかく凄いぜ! 語彙力を失うほどに!

「はい! 今日は冒険者登録し、ししに! 来ましたぁあ!」
 や、やべー! 勢い余って途中で噛んだ挙句に、最後はうわずった声になってしまった……。
 は、恥ずかしい! 

 俺が緊張と恥ずかしさで固まっていると、受付のお姉さんも一瞬固まったいた様子だが直ぐに
「……あっ! 冒険者登録ですね? では少々お待ち下さいね」
 と、だけ言って後ろの方に下がっていった。

「ユウキって女性に対してコミュ障なんですか?」
「う、うるさいな! 悪いかよ!? あといつの間に名前呼びなんだよ」

 女性に名前で呼ばれた事なんてクラスの点呼の時ぐらいで、殆どなかったからなぁ。
 腫れ物扱いでクラスメイトには避けられてたし。

 だから……こんなアホ女神からでも名前を呼んで貰えると、何気に嬉しい自分が居る。

「ん? 結構前から名前で呼んでましたよ。それより! 何であの受付の女性には変な声が出るのに、この美しい純然たる女神の私にはそんな刺のある言い方なんですか! 納得いきません!」

 やっぱり駄目だ……この女神。俺のさっきのしんみりとした感じ返せよ。
 それに態度が違うのは当たり前だろう。自分がしてきた事を忘れたのか? この女神は。

「納得も何も、お前は自分の行いを振り返ってみろよ。そうしたら分かると思うぞ」
「むー! この完璧な私に間違い……な……んか……」
 
 俺が人差し指をヴィクトリアに向けて言うと思い当たる節があるのか、表情が白くなっていった。
 これぞ顔面蒼白と言うやつだな。
 おぉ白い白い……本当に生きてるのか疑わしいぐらいに白いな。
 そもそも女神って生死の概念があるのか? うーん……分からん。
 
 ま、今はそんな事よりも。

「おい間違いが何だって? 言ってみろよ。オラほらぁ!」

 俺はヴィクトリアが何か言い掛けた事をいやらしく責める事にした。

「う”ぅ”ぅ”う”う”う!! すみませんでしたぁ!!」

 ヴィクトリアはまたもや唸って威嚇しだしが、自分に非がある事を認めたのか謝ってきた。
 あの威嚇は可愛いだけだから意味ないんだけどな。
 まあ、面白いしから敢えて言わないけど。

「よーし、許しはしないが今は気に止めないでおいてやろう。俺は心が広いからな!」
「どこがですか……。私をここまで口攻撃でモテ遊んでたじゃないですか……」

 ヴィクトリアは死んだ魚の目をしてボソボソと呟いていた。
そしてそんなやり取りをしていたせいか、受付のお姉さんがいつの間にか戻っていて、俺を冷かな目で見ていた。

「あのー。終わりましたか?」
「あ、はい……何かすみません……」

 とりあえずこのお姉さんとのファーストコンタクトは失敗したように思える。
 はぁ……これは俺のせいなのか……?

「ンンッ……ではまず冒険者登録の発行手数料で千五百パメラ頂きます」
「こ、これで大丈夫ですかね?」
 俺はヴィクトリアから巻き上げたお金を受付のお姉さんに渡した。

 異世界語は理解できても金額とか分かんないし、足りなかったらどうしよう……。
 
「一万パメラですね! はい、大丈夫ですよ。二人分なので七千パメラのお釣りです!」
「はいっ。ありがとうございます……」
 受付のお姉さんは慣れた手つきでお金を処理すると俺の手にそっとお釣りを乗せてくれた。

 おぉぉぉおお!! 女性の柔らかな手が僅かに俺の手に触れたぁあ!
 ううっ……日本では絶対に起きなかったイベントだぁ。
 コンビニとかで買い物すると何故かちょっと上からお釣りを渡される人生だったから、普通に嬉しい!

 しかし、あの紙切れを一万パメラと言っていたけど……もしかてパメラとは円と同じ考えなのだろうか。
 お釣りも七千パメラだったし。
 だとしら凄く馴染みやすいのだが……そもそもパメラって何なんだろうか。
 と、俺が考えていると。

「それでは冒険者登録をしていきますので、隣の個室に入ってお待ち下さい」
「わ、分かりました!」

 俺とヴィクトリアは、受付のお姉さんに言われるがままに個室に入ると、広い空間が広がっていて、カメラらしき機械が二個置いてあった。
 見た所、フォトスタジオといった感じだな。

「ここで登録ができるのか? 異世界初心者だから分からん!」
「分かる方が凄いと思いますよ」
 ヴィクトリアも俺と同じで辺りをキョロキョロと見ながら言ってきた。

 ……しばらくすると奥の扉が開いて先程の受付のお姉さんと、もう一人茶髪お姉さんが入ってきた。
ギルドの受付は女性の方しかいないのだろうか……。俺は嬉しいけども!

「いまからこの”ステータス測定射影機”で貴方方を撮って、冒険者用ドックタグに情報を入れていきます!」
 お姉さん達は手に持っている銅色のプレートが付いたネックレスのような物を俺達に見せながら言った。

「冒険者用……ドックタグ?」
「まあ、詳しい事は終わったあと話しますので早速やりますよ」

 なんか……お姉さんが俺に対して冷たい気がする。
 あれか、さっきの件がまだ響いているのか? 俺のせいじゃないのに。

「じゃあ、貴女はこっちで撮りましょうね」
「私ですかー? 良いでしょう! 可愛く撮ってくださいね!」

 俺が一人しょぼくれていると茶髪のお姉さんがヴィクトリアを連れて端っこに行き、カーテンを閉めてこちら側から見えないようにした。
 えっ、何故にカーテンを閉める必要が? 撮影するだけだよね?

「では、貴方は服を脱いでそこで立っていて下さい。直ぐに終わらせたいので」
「はい? ……ふ、服を脱ぐだと?」
「ええ、そうです。早くしてください」

 駄目だ。どんどん対応雑にないっていく……。
 だけどヴィクトリアの方にカーテンがあった理由はそれか。
 だがぁ……本当に脱ぐのか俺は? こんな綺麗な女性の前で。
 
 言っちゃあ悪いが、こっちは歴戦の童貞やぞ。普通に超恥ずかしいんだが!
 下手したらこの展開は異世界に来て、初めての危機的状況なのかも知れないな。
 精神的な部分の意味で。

 ……と、考えてはみたものの、待たせるとこのお姉さん怒りそうなので大人しく服を脱いで射影機の前に立った。
 もちろんパンツ一丁だぜ!
 物凄く恥ずかしいんだぜ! 
 今日に限ってド派手なカラーなんだぜ! はぁ……早く終わらせたい。

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