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(旧)こっそり守る苦労人

ルド@

苦労人の新たな日常 前編

朝ですよ。
もう勘弁して下さい。
朝はホントに地獄です(みんなは分かってくれるだろ?)。


おかしいなー、あの件熱岩の魔獣が無事に片付いたから温度も下がってるハズなのだが・・・


・・・何でまだ 


「暑いんだよ!」


まだ全然暑いとは・・・ 


「ハァーさて・・」 


このままベットヘ倒れたいところですが、
それそれ我が妹の朝のラブコールが 


「兄さん〜!」
「・・・・」 


そう妹からの朝食の呼び出しだ・・・・ 


逝きますか・・・・


********


「なぁ零そろそろ夏も本格的になってきたしさ、いい加減今の生活も考えた方がいいぞ」
「武よおまえも何度も言わすなよ、俺には!」
妹を見守る義務がある・・・・・・・・・・だろう?」 
「分かってるなら聞くな」


「はいはい」


いつも通り、武とのグダグダなトークを行っている。




「それしても、急に涼しくなってないか?」
「あー・・・そうか?普通に暑いぞ?」


武よ何を言い出すのだ、まだまだ普通に暑いのだぞ!・・・昨日あんなに頑張ったのに・・・・ハァ〜勘弁して欲しいよ、これから更に暑くなると考えると・・・うぅうぅ・・・つ、つら過ぎる 




「いや、お前はそうかも知れないが、マジで昨日までと比べて、明らかに気温が下がってるって」


お〜い?だから暑いんだよ!
なんでそれが分からないのかな!?


全然分かっていない武に、説教でもしてやろうかとしていたら、背後からよく聞く複数の声が聞こえてきた。




「うむ!ワシも思ったのじゃ、確かに昨日までは、暑くてかなわんかったのじゃが今朝になって突然涼しくなったの」 


「うんボクもそう思うよ。
今日は部活の朝練で外で走ってたけど、全然暑くなかったよ?、お陰で今日の朝練は気持ち良く走れたよ。」


「はい、私も昨日深夜ほどでしょうか?、急に涼しくなってしまって、薄着で寝ていたので風邪をひくかと思いました。」


ちっこい美希、ボク娘桜井、清純アイドル藤堂の順に話しに参加してきました。


いつもの3人美女たちだ・・・ホントよく来ますね〜こっちにもうすぐ授業始まるのに ・・・おっとイカンなちゃんと挨拶いないと・・・・それに  


「よ〜お前らか・・・あと」


「お、おはよう泉君」


「「「「???」」」」 


3人後ろに隠れるようにして此方を伺っているもう1人の美少女、転校生だ。


緊張し過ぎだ、これじゃ何かあったとか思われちまうだろう。
ホラ、他のメンツどうした?的な目で見てるぞ。


「おう、みんなもおはよ」
「うむ?おはよう」 
「うん?おはよ」 
「え〜と?おはようございます」 


とりあえずみんなとの挨拶が済んだところで、チャイムが鳴ったので席に着くことにしました。


他のみんなにも促します。


「そろそろ席に着くか」




みんなも自分たちの席に向かったので俺も自分の席に着き、授業の準備を始めました。


うんいつも通りだ な・・・ 






「あのさ?毎度の事だけど・・・無視しないでもらえませんかね?ホントに」


誰かの悲痛な声が聞こえたが・・・きのせいですね
********
昼の時間


さてメシメシ・・・と思っていたら美希に声を掛けられました。




「零よ一緒に飯にせんか?」 


いつものお誘いでした。
まぁもしかしたらと思ってましたが、




「そうだな・・・」 


少し考えてみます。
だが女性陣は、美希の案に賛同していく。


「いいですね」 
「ボクも賛成だよ」
「オレも、オレも誘って・・」


ちょっと位考えてさせてくれてもいいと思うがな・・・藤堂も桜井も、賛成してくれるのは嬉しいけどよ。
・・・1名変なのがいたが無視です。


そんな中、転校生が近づいて来て、上目遣いで言ってきます。


「泉君・・・どうかな?」


うっ・・・これはキツイな、こいつはバカだが、見た目は美少女だもんな・・・こんな風に訊かれたらどうしようないな・・・・まぁいいか 


「行くか〜」


さぁ行きましょか。
俺は美少女4人と一緒食堂で昼食をとることにしました。






「恒例みたいにするな〜!!」


また悲・・・無視です。
********
俺は食堂の定食を食べようとしていると美希に不思議そうに尋ねられました。


「お、珍しいの零、今日は食堂の定食なのか?」 
「あぁ今日は妹が朝早かったからな、作らなくていいって、言ったんだ」


葵のやつハッキリ言わないと、無理してでも作ろうとするからな・・・ただなかなか納得してくれなくて、説得するのにエラい時間掛かってしまった。




「ほ〜そうじゃったか・・・・・」 
「美希?」


何やら思案している美希 




「なら、ワシの弁当を少し食わんか?」  
「・・・へ?」
「「「「ッ!」」」」ビクッ!


笑顔で提案してくる美希・・・・・・うむやっぱり可愛いいな・・・・逃避はここまでで


分けてくれるのは嬉しいけどよ・・・・ 


「それは悪いだろう・・・さすがに」
「良いのじゃよ、量もかなりあるしの。
・・・それに、わ、ワシとしても作った弁当を、零に食って欲しいのじゃよ・・・・・(テレ///)』


う・・うーん困ったぞこれは・・・・
うん?何か外野が騒がしい気が・・・ 




「(お〜!!、あの美希が攻めだしたぞ。
今まで仏頂でこんな浮いた事が苦手で、攻めづらかったあいつが!)」
 

「(う〜ん、これはなかなか、面白い展開だね〜
さてさて・・・どうなる事か♫)」 


「(あわあわ、ど、ど、どうしたら、ら、ら、
い、い、い、良いのでしょうか?
私も何かした方が・・・でも!栞さんや他の人にも悪いですし!
あああ〜どうしたら〜!)」
 

「(これが江梨ちゃんが言ってた、学園ラブコメディか〜
間直で見るとこれほどとは・・・興味深いわ)」  


ぶつぶつ、呟いてますよ皆さん・・・
ハァ〜しかし美希がな・・・ちょっと意外だな、こうゆう事はあまり好きじゃないと思ったが、しかし俺はな・・・・万が一そうであっても、由香さんの件があるし・・・それに・・・・・ 






まぁ美希の優しさだしな、素直に受け取りますか・・・


「う〜そうだな・・・じゃ少しだけ
・・・・何か悪いな美希」 
「気にせんで良いのじゃ」


・・・嬉しそうだな美希・・・・ホントにすまない






イカン!イカン!暗い事ばかり考えるな!
さてさていただきますか。


「零く〜ん!」






な、何だろう・・・聞き覚えある・・・優しい?お姉さん声が・・・・少なくても今絶対聞こえたらイケない声が、


おそるおそる、声のする方へ視線を向けると・・・・ 


「うっ!」
「げっ!」
「ぬ!あやつは!」


最初に俺で次に武最後に美希の順にその人物を見て、驚き?の声を上げました。




夢だよね・・・夢だよね・・・・夢だと言って・・・そんな気持ちで武に視線を向けて助けを求めるが、武は灰色になって、忘れてた!みたいな表情のまま目を瞑っています。 


何?・・・もしかして知ったの?オイ・・・コラ無視すんな、何時も無視してるから仕返しのつもりか?・・・おっ少しだけ目を開けて状況を観察して・・・・またゆっくり目を閉じたって!オイ!武この状況で俺を置いてくな、俺も夢の中に逃げたいんだぞ!?


そんな俺の想いが届いたのか?
武はもう一度目を開けて俺と視線を合わせる。
時間にして約1秒にも満たない一瞬のアイコンタクト スタート!






(サラバ零)
(ちょ、ちょっとまッーー。)
 







武は再び目を閉じたアイコンタクト終了


「・・・・・」


俺は泣いた・・・心の中で・・・あれが本当に友か?  
そんな俺の側に来た女性・・由香さんが話しかけてくる。


「わたしも混ざって良いかな? 
零くん」 
「・・・良いですよ」


ハァ〜どうなる事か・・・うん?
何か・・・え?・・殺気か? 


「ぬ〜〜〜〜〜」 


妙な気配を感じる方を見たら、美希が由香さんをすんごい目で睨みつけてますよ(汗)  
おー・・・これは本当にどうしたものか?(汗) 


「はははっ、これはますます面白くなってきたね♫♫」 
「あわわわわわっどうましょどうましょ!」 
「・・・これが修羅場かぁ」 


おいそこの美女3人、喋ってないで助けろよ。
つうか桜井、面白いとは何だ!さっきからニヤニヤした顔してまさかと思ったが、人が困ってる時に楽しんでるのか!?
・・・最後に転校生よ・・・それは間違っても言わないで下さい。
・・・精神的に痛いんですよ。  
  

そんなこんなしてると、美希と由香さんの対話始まりました・・・・あれ?そう言えば・・・ 
「ヌ・ヌ・ヌ・・・ひ、久しぶりじゃの・・・副会・「あぁ!久しぶり〜ミキちゃん〜!」うぷっ!」 ダキッ!


あ〜やっぱり忘れてたか・・・由香さんて美希の事がスーーーーゴイ!好きなんだよなー 


以前遭遇した時も美希のやつ、一瞬で捕獲されて長時間愛でられたもんな・・・・あの時は沙耶さんも参加してたなぁ・・・  




「だ、抱きつくな〜!!」


「あ〜沙耶ちゃんも言ってたけど、
ホントちっちゃくて
カ・ワ・イ・イ〜!!!」ぎゅー!!


「ギュむ・・・く、苦しい・・・」
「 あぁ〜ウチでペットにして、飼いたいな〜!」
「・・ぐ・・だ・・だれ・・が・・」
「あぁ!ミキちゃん!ミキちゃ〜ん〜!!!」  
「・・・・・れ・・い・・タスケ・・」 


マズイなそろそろ止めないと、
俺は取り敢えず、現在美希を自分の豊満な部分・・・・・に押し付けて、抱き締めている由香さんに呼びかける事にしました。 


・・・・べ・・別に・・・・羨ましいとか・・・思ってないからね(ツン!)   


・・・・・あー・・・・止めますね?  


「あー由香さんそのぐらいにして下さい。
美希が潰れちゃいますよ?」
「え〜でも、もうちょっと・・・」


なかなか離そうとしませんが、既に潰れかけている美希はピクピクと痙攣してますので、問答無用、強行します。


「はい、開放です」 


俺は由香さんの危ない部分・・・・・に触らないようにして、潰れかけている美希の肩を掴み少しだけ強引に引き抜きました。




「ぷハァ!!!・・・ハァ・・・ハァ・・・」
「・・・大丈夫か?」


既に虫の息だったのか、引き抜いた瞬間、息を吸い込む美希・・・ギリギリだったか・・・顔押し付けれてたもんな・・・・羨ましいとは思いません後が怖いですから  


「う・・うむ」


何とか返事をする美希だが、


「ミキちゃんごめんね?
大丈夫?」


「ヒッ!」サッ!    
 

由香さんに呼ばれると俺の後ろに隠れちゃったよ・・・そんなに怖いか由香さんが・・・でその由香さんだが、


「ガーン!!!!」ドッシャ〜ン!!!   
・・・うわースゴイ落ち込んでる・・・・背後で雷が落ちてるのが見える・・・・・まぁ自業自得ですか   


「前から言ってるでしょ?由香さん 
程々にしないと、避けられて当然ですよ」  


「う〜〜〜」


唸ってもしょうがありません
このままだと時間が過ぎてしまいます。


「取り敢えず座って下さい。
美希も隠れてないで座れ」


「う・・うむ分かったのじゃ」
「う〜〜〜はい」


由香さんが俺の隣の席に座ると美希がそこから1番離れた席に座り直しました。


由香さん残念そうな顔してるけど、これ以上暴走させると、美希の身が保たないからな・・・最悪泣き出す・・・・いろんな意味で・・・・と言うか美希さんさっきから由香さんの一部分に対してもの凄い視線を向けてません?・・・・目が血走ってマスよ?  






そんなこんな考えているとまた声が


「僕も混ざっていいかな?零」  


・・・・お  


「おまえは・・・」  






・・・・珍しい ・・俺はそう思った。 


他の転校生や由香さんを除くクラスメイトもそう思っただろう・・・・何故ならそいつは・・・・・・・・シャイ?・・・いや・・・照れ屋?・・・・いや・・・・めんどくさがり屋・・・近い・・・・まぁ柊さんは曰く臆病者と言ってたが・・・  


とにかく昔から、こういった集まりを苦手としているが人柄は良い、見た目はイケメンだから、結構モテてるし、割と優しく落ち着いた性格をしている・・・まぁ良い性格してるよホント・・・面倒事になったら真っ先にいなくなってるし回避スキルも高いのだ・・・柊さんが臆病者と呼ぶのも分からなくないが、ここまで言えば分かるかな、そう、こいつは俺の事を知ってる数少ない1人・・・その中で1番謎めいてる人物・・・ 柊・・違う 、離婚して母方性に変わったから・・・大野おおの  


英次えいじ」 


俺がそう呼ぶと大野おおの 英次えいじは、ニコリと微笑んで参加してきた。




苦労人の新たな日常 後編へ続く。


おまけ
とある話題(夏の定番) 


「なぁ零もう直ぐ水着日和だよな〜」


「あぁ・・・」


「うん?反応悪いな」


「いや・・・去年を思い出してな・・」


「あ・・・あれか・・・たしか」


「あぁ、最初は、俺と葵の2人で、プールに行く予定だったが、何故か由香さんが一緒について来たんだよな・・・ハァ」


「アレは悪かった、俺が前の日にうっかり話しちまった為に・・・」


「あーいいよ・・・済んだ事だ・・・ただ思い出すと・・ははは」


「おー目が死んだ魚の目に」 


「由香さんスッゴイビキニの水着でよ・・・俺に引っ付いてきてよ・・・はははは」


「お・おい・・零?」


「妹もよ?それに張り合うかの様に引っ付いてきてよ・・・水着はワンピース系だったから良かったしお兄ちゃん的に嬉しいかった・・・あの状況以外の時なら」


「うぉ・・・」


「ふふふふ・・なかなか止まらなくてよ・・・終いには抱き着かれた時に・・・・由香さんの上の水着がズ・・・・・ガーーーーー!!!!」


「れ、零!し、しっかりしろ!」


「ぐぅーー!・・・うっ!だ、だいじょうぶ・・だ、さらにその後・・・葵と由香さんが浮き輪で・・・」 
 

「っ!もういい!もういい!
浮き輪でどうなった気になるけど、もういい!」


「そ、そか?」


「あぁもういいから無理すんな」


「ハァ・・・ハァ・・・分かった」


「・・・何かゴメンな?」


「いいよ・・・・ただ」


「ただ?」


「もう直ぐ・・・1年だな」


「・・・・」




*もうすぐあの時期生殺しが始まる事に恐怖を隠せずにいる零に、武は静かに手を合わせ零の無事を祈ったのだった。


 


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