最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~

柳月翔夜

第三章34話 北世界とエルフの門番


アンドート(カルデラ連合国)を再び出てから10日経過した頃…



「遠すぎだろ!北世界ってこんなに遠いのかよ…」
『そういえば北世界は1日に100m遠ざかって聞いたことがある。妾が最後に行ったのは25年前じゃから…』
365×25×10000…9125000?
「違います。91250000です」
「俺って暗算弱いんだなぁ…は!?91250000cmって91250mじゃないか!」
「912500m…約900kmということですね」
「…」
『ほぅ、900kmということは昔10日で着いたと考えると…今日じゃな』
「今日ですね」
「今日なのか」
ヒュン!
弐の太刀、水無
スッ  カーン!
このパターン三回目だぞ!?いい加減に、
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
壱の太刀、双流岩刃
カーン!カーン!カーン!
今度は3本!
バシュ
「待て!」
『落ち着けルーク!ここはまだ海じゃ、飛び降りたら相手の思う壺じゃ!』
「いやいや、木から出た音しただろ!絶対海じゃ…海じゃ…ない?」
ガコン!!
「えっとぉ閉じ込められましたかね?」
『門番がいないからすんなり通れた?ここは北世界…エルフの世界じゃ!』
《お主達、何者だ!》
さっきまでの霧が晴れてきた
「そっちこそ誰ですか!」
《私は北世界エイリン村の副村長の
クルシュ=エイブリーよ!》
クルシュ…クルシュ!?
『クルシュってエリザたんの家族なのか?』
エリザたん…
『なんじゃそのゴミを見るような目は!』
《エリザのこと知っているの!?》
「ん?まぁな。」
《私はエリザの姉よ!エリザの友達なら歓迎するわ》
エルフは悪い意味でもお人好しだな…









《先程はすいませんでした。エリザの友人とは知らずに…》
「いえいえ!平気ですよ。それにしてもエリザさんと大分容姿が違うようですが、年齢を聞いても?」
女性のトークはルーナに任しておこう。
『妾の方が経験豊富じゃがな!』
《エリザの本当の年齢のこともご存知で!
よほど信頼されているんですね。実は…
私は村長の娘、エリザは現王妃の娘で歳の差が8歳ありまして》
「その父親最低ですね。女を二人も」
「おいおい!人の家の事情だぞ!」
《…でも、本当なんです。お父さんの子供は合計15人その中で女の子供はエリザと私を合わせて8人いるんです!》
「よし、会わせてください。私がころ、」
ガシッ
「すいませんね!」
《ははは、そこであと二週間後に王妃継承式がありまして王様に決めてもらうんです》
「はい。」
《私は他の娘達に嫌われていて、絶対選ばれないことはわかっているんですよ。》
ガチャ

「ただいまー」
ヤベッ!エリザが帰ってきた!
『隠れるぞ!ここにいると厄介なことになる』
《ちょ、どこに隠れてるんですか!》
"仕方ないでしょう!ここは我慢してください"
「姉さん、今日もあの王子から求婚されたんだよ…」
ムニッ
《ひゃっ、へ、へぇあの王子から避けた方がいいよ。》
王子からの求婚?まぁ、エリザは王妃の娘だからな
「姉さん?熱でもあるの?顔赤いよ?」
ムニムニッ
《っ!?何でもないよ~そこに昼御飯あるから食べていいよ》
「いつもありがとう。ってそのモゾモゾしてるのはなんだ!」
ヤバイ!見つかった…
「姉さん何か動物拾ってきたの?私は何も言わないから出して?」
《いやいや、これは私の足だよ。なんか身長が伸びたみたいで》

「姉さんは嘘をつくと目を擦る癖があるんだよ!もぉー早く見せて!」
バッ
終わったーーー!!
《大丈夫、顔を変えたり、身長伸ばす魔法唱えたから》
そんなことできんの!?聖級魔法に分類されるんじゃ?
『いや、エルフは特質な魔法を誰しもが持っている。人間より魔法の威力は強いじゃろう。その代わり力がないから剣術は弱いがな』
「姉さん?その男は…?」
《えっと、ははは》
そっからのこと考えてないの!?っていうかルーナは逃げたな…
「まさか、男をペットと思っているとか」
《それは絶対にない!私はいつでも男に媚びるタイプだよ!》
「えっと、こんにちは。僕の名前は…イーストン=グレンです」
《そうそう!グレン君は私の恋人なんだ~》
「は!?ムググ!」
《お願い、話を揃えて  ボソッ》
「そうなんです。お姉さんとお付き合いさせていただいています」
「で?姉さん達は布団の中で何を?」
…………あ、
「答えられないならその恋人の骨へし折りますよ?エルフは結婚してからではないと駄目です!」
《えっと、ははは》チラッ
目で訴えかけられても答えられんわ!
「表へ出てください。勝負です」
何でこうなるんだよぉ…














「姉さんをたぶらかしてあろうことかエルフの約束事まで破らせる輩は私が排除します」
骨折るだけじゃなくて排除?そういえば呪われてないエリザと戦うのは初めてだな
壱の太刀、双流…ってこれしたらバレるじゃん!
「来ないのか?ではこっちから行かせてもらう!」
『妾にのりうつさせろ!』
漆黒閻魔!
シューーーーーー






活動記録
①北の世界到着
②エイリン村到着
③エリザとの遭遇と再開
④初めての『エリザ』との戦闘開始
⑤暗算苦手なんだよぉ







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カルデラ連合国襲撃編が終わり、北世界編へとうつりました
ネタを考えるのに時間がかかってしまいすいません。
エリザとの戦闘は、個人的に楽しみです。
前回の戦闘より格段に強くなっているエリザ、どちらが勝つかは神のみぞ知る
(これ二回目ですね。)



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