最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~

柳月翔夜

10話天翔竜と乙女

ここで初めて知ったが、剣には階級があるらしい。
その本数などは世界で100冊しか出版されていない「世界刀全書」。剣帝の国、ソーガンクから出されたみたいだ。それがなんとこの孤島に!一体この島はどうなっているんだろう…
                          【神刀、現在2工】
                          【幻刀、現在5工】
                          【妖刀、現在11工】
                          【聖刀、現在19工】  
                          【獄刀、現在29工】
                          【極刀、現在41工】
                          【煌刀、現在59工】
まぁ有名なのはここら辺みたいだ。
で、天翔竜は煌刀、世界で59本しかない刀…
アンドートが狙う理由がわかる気がする
ソーガンクには神刀を作り出した
新日明夜(しんじつめいよ)さんの故郷らしい

新日明夜
86年前に生まれ、23歳の時に有名な剣豪に良い評価を貰い、名を轟かせた
25歳の時に世界中に自身の作った刀をばらまき、26歳の時に心不全で逝去。生涯に作った刀は実に、1200工。そのうち100工は
剣帝の国に預けられ、現在見つかったのは111工…60年で111工しか!?

「王女様、何でこんなに見つからないんでしょうね」
「それは正式の数よ、良からぬ者に渡っている刀だってあるわ。アンドートだって少しは持ってるわ。そういえば、」
「って何でそんなもの今見ている!!」
「あ、ごめんなさい。再戦と行きましょう!」
「だから子供は嫌いだ…!!縮地」
縮地・瞬!ビュン

やはり先程のはまぐれではないか…この男、四聖人に[今は]及ばないが、3年、いや1年経てば互角に成りうる。女王様の邪魔をさせない!始末するしかない!
シャーーー!

刀で…流した!?これが四聖人…
バリーーーン!   
  は…?俺の剣が…折れた?!
(正確に言えば島民から奪った物)
まさか…流したように見せかけて亀裂を入れて…!?そんなことができるのか…
「刀が折れたらもう無理だな。」ニヤッ
「おい!小僧、俺のを使え!」
ヒョイ
「俺のも!」「持っていけ小僧!」
「公国に目に物見せてやれ~!」
ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイ
異国から来た俺を…応援してくれるのか?
「ちっ何度でも折ってやる」
20本の刀…これであいつを倒さないと終わりだな…MPがそこをつきたし、縮地・瞬って大分使うんだなぁ

1本目(2本目)
流した…まずはどうやって折っているのかを観察する!
バリーーーン!
2本目(3本目)
流したら、相手の刀に横から衝撃を加えるってことか。確かに刀は横からの衝撃に弱いからな










12本目(13本目)
シュバルクが流したら即座に剣の向きを変える!!
ビキッ
遅すぎた
「ミスったか…」




19本目(20本目)
流した、瞬間に!
「何!?亀裂すら入らなかっただと?」
「「「おぉーー!」」」
「小僧やってやれ~!」
「終わりだーー!四聖人!」
キーーーーーーーーーーン!!!!
「誰が終わりだって?この野郎!」
ズザザーッ
まだ…ダメか。…ギギ…    ん?
バシュ!
「ニーナ!?」
「そこかー!」
マズイ!驚いて声を……いや、これはチャンスだ!
「ハッハッハー!これで終わりダ」
ヒュッ!
「悔しいか?…いない!何処だ!」
「ここだーーーー!!」
ギリギリギリギリ!!!!
「残念だな、鎧は切れな、」バキッ「何!?」
「誰が一本で切るって?」
バリーーーン!バギャ!
「あれ?同時に崩れた…ヤバ…」
ヌッ
「…ここは何処だ!?」
へ?
「私はアンドートの四階の牢屋にいたはず」
まさか…あの鎧に闇魔法をかけて!?
「まさか、本当に覚えてないんですか?」
「子供も!まさか誘拐か?安心しろ。私はこう見えて、元アンドートの騎士団長だ!」
一同「えーーーーーーーー!?」












「そうか…私は魔法に、まだまだ私自身も未熟だな。それにしても5歳なのにお前も強いな!…」
じっ
「…///」
なんだ?なんか騎士団長さんが…目を合わせてくれない?
「お前の強さに見惚、ごほん。強さを見込んで頼みたいことがある!」
なんか徐々にキャラが崩れてる気が
「でもなぜ僕なんですか?」
「だから私は元騎士団長で、お前より強い奴を見たことがない!」
「は、はぁ。あれ?でも四聖人は」
「あんな外道は入れん!」
それにしても…鎧を取ると、綺麗だな。前の世界でもこんな綺麗な人はいない気がする
銀髪に、眼が透き通った蒼色で後ろで編み込みをしていてなんとも綺麗…筋肉はある程度ついていて…って単なるエロガキになってしまう!
「引き受けて…くれるか?」
上目遣い…ではなく上から目線?165はあるな。この人…
「でも…さすがに歳が…」
「あぁ、そこは大丈夫だ。私は7歳だ」
………ん?思考停止しそうだった。
「7歳?でも大分大きいような」色々と
「それは私の師匠の魔法で10歳分大きくしてもらっただけ、騎士団の仕事を2年くらい続けていたら団長に任命されてな。まぁアンドートの秘密を知りやめようとしたらこうなったんだが。今は自在に戻れるぞ」
ヒュー
「おぉ!小さくなった!」色々と
「どうだ?これならいいだろ?」
「まぁいいや、よろしく!シュバルク」
「それは仮の名前!
私はクルシュ=エリザ。よろしく!」
「エリザか!」
「でも戦うときは元に戻るぞ?」
「まぁそうじゃないと難しいからな」
エリザが仲間になった!!




活動記録
①刀の階級を知った
②シュバルク(エリザ)の技を破った
③エリザが仲間になった
④色々と大きくなったり小さくなったりした
    ※色々と…






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕は学生の身でなかなか更新ができないかもしれませんが温かく見守ってくださるとありがたいです。
さて、今日はほんのちょっぴりサービス回となりましたが次回はジンの激闘です
遂に10話到達
このコメントも1区切りのついたところでやらせていただきます。質問などがありましたら次話ですぐに回答させていただきます。
次のコメントは20話が先か、カルデラ王国襲撃編が終わるのが先か、はたまた作者が終わるのが先か(物理的)
では、これからのストーリーを楽しみに

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品