最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~

柳月翔夜

9話孤島の宝と公国の計画

「あんた、誰!」
んーここの島民はどうやら凶暴なようです
「こら!ニーナ、カルデラ王国の方達だったらどうするんだ…!」
「ふん!この島を不幸にさせる人間は嫌いよ!」
5歳なのにあの弓の威力…すごいな。俺も弓とかやってなかったからわからないけど

「す、すいません島のみんなピリピリしていまして、」
「なにかあったんですか?」
「実は…五年前アンドートの奴等がこっちの島を占領しに来るとか言っていて…来る前にカルデラに頼んだんです」
…気まずいわ、カルデラが攻められたなんて
「カルデラは攻められたよ」
「え!?!」
「ほら、やっぱり他の島の人なんて信用ならないのよ」
この子5歳だからって…デリカシーってものがないのかしら…
「そう…ですか。アンドートが手を読んできましたか…」
「でも言っては悪いですけどなぜこんなに小さな島に?」
そこまでしてこの孤島を襲う必要が在るのか?
「ここにある宝刀、天翔竜(あまかけるりゅう)が島の地下1000mにあるんです。200年前アンドート公国を灰に追いやった刀です」
1000!?だいぶ遠いな。しかも…灰に…いったいこの島とアンドートに何が!
「でもそうだとしたらなぜ、待つという行動に出たのでしょうか」
「島の奴等に勘づかれない為別の理由をつけて島を奪う魂胆、かしら?」
「たぶん…」
この王女…頭良すぎじゃね?何一つ追い付けなかった


~アンドート公国地下二階の階段前~
「はぁ…はぁ長すぎだろ!もう5分は走ってるぞ!」
「弱音吐くなジン。もうバテたのか?」
「あんだと!?俺は回りながらでも行けるぜ!ハッハッハー!」
クルクルクル
ザッザッザ…
「ハッハッハー!」
ザッ…
「あ?お前らやっぱ逃げたしたか」
「い、イルカイル!!」
「バキューはなにしてやがんだ……まぁいい。来いよ二人一緒に相手してやる」
「「行くぞ!」」
スッ
「な!」
「相手はこのジン様だ~!」
「これで残り四聖人は二人だな 」   ニヤッ
「お前引き算できないのか?バキューは知らんが、俺は負けないぞ?」
「そっちこそ何いってんだ?俺はもう負けないぜ?縮地!」
へっ突っ立ってるなんて楽勝だな!
「油断は禁物だぜ?」
バゴーーーーーーーーーン!!!
がはっ…消えた。縮地を超える速さ?そんなん反則だろ!
ビュン!
キーーーーーーーーーン!!ソードモードにしといてよかった~!
「チッ魔道具か。まぁ時間をかけてもさっきの小僧もすぐに帰ってくるさ」
「それはどうゆう…?」
「ジン!!こっちに上にいく階段なんて無かったぞ!」
「な、なんだと…?しっかり分岐点がないことは確認済みだぞ?おい!どういうことだ!」
「誰が上にいけば脱獄できると?」
まさか!やられた…連れ去られたときの記憶がないから一階や二階は下方向でもおかしくない!
「リープ!もど、」
ガシャーーーン!!!
しまった!これじゃ一階のやつらが海に出てしまう…!
「さぁ来い!今度こそ二人で…なぁ!!」
どうすれば…
「なぁジン。俺、寝ていいか?」
「今言うことか!?」
「いいだろ?一人で倒せるんだから」
何を考えてんだ?リープは…


~ある孤島~
「ねぇ、天翔竜の前使用者は誰なの?」
「この孤島の創立者でもあり、名前の元になったマルシー=インセディア。現在はアンドート【幻の地下五階】にいます」
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ!200年前ですよ?生きてるわけが!」
「いーえ、エルフなら可能です。だけどマルシー様は人間。ただ単に長寿なだけです」
単に…ってレベルじゃないだろ。200歳以上の人間なんて…!!
ドガーーーーーーーーーーン!!!
「何事ですか!」
これは…穴?!直径10mはあるな。中級魔法ってとこか。この威力を出せるやつは…
「みなさんこんにちはイルカイルに変わって来ました。エイト=シュバルクです」
ウォーターボール!
ジャキーン!
斬られた!
「小さいのにやりますね。でもあまり舐めてると痛い目会いますよ?縮地!」
「ニーナ!」
「え、動け…な」
「オジさん、この剣借ります!」
「お?おい!」
縮地・瞬!!
ガキーーーーーーーン!
この子供…!あとから出たのに追い付いた!?縮地を超えるものをこの小ささで使ったって言うのか…!
グググググ
「でも力は子供のようですね!!」
ニヤッ
「何を笑っているのですか?残念ながらここでおしまいです!」
ビーーーン!
ぐはっ、鎧の間を狙って弓を射つ…だと!また子供…
「どうやら四聖人を本気で怒らしたようだな!!」
来い!アンドート!



活動記録
 ①ジン、リープ。イルカイルに遭遇
②ミーシャ、ルーク。エイトに遭遇
③四聖人に通用する弓の名人、ニーナ
④アンドートの意図を理解できないルーク

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