能力者の学内戦争~俺と魔王と強者の闘い~
☩プロローグ
時は西暦5000と少し経った頃、この世界の人間たちは【メジル】と呼ばれる能力を皆1つずつ手にしていた。そんな中、若者のメジルを幼子の内から育てることで、今後の人類のメジル増強を測る『少年少女メジル育成計画』が発令された。その計画の1つとして建てられたのが『聖メジル育成学院』、通称《メジ学》。メジ学は、それぞれの生徒が持つメジルをS~Eのランクに分け、生徒内の闘争心を高めようとしていた・・・。
「ふぁー・・・、よく寝た」
目覚まし時計の音で目を覚ますと、カーテンの隙間から春の心地よい日光が部屋に差し込んでいる。時刻は6時半。いつもより早めの起床だ。だって今日は、
「聖メジル育成学院・・・メジ学の入学式だもんな」
数年前に発令された『少年少女メジル育成計画』。全ての人がメジルと呼ばれる能力を持つ中、若年層のメジルを今のうちから育てておくことで、今後の人類の持つメジルをもっと強くしようという考えである。それにより俺たち学生は、今までに受けてた国語やら数学やら英語の授業は全て無くなり、代わりに自分の持つメジルを生かす授業を聖メジル育成学院、通称《メジ学》で学ぶことになるのだ。そして今日がそのメジ学の入学式。ちなみに俺の能力は透明化だ。まあ、日常生活では全く役に立たないので、正直自分のメジルに満足はしていない。おっと、色々思い返していたら準備が済んだな。
「よし、そろそろ家出るか」
そう一言自分に言い聞かせて、俺はドアを開け鍵を閉める。ちなみに俺は一人暮らしだ。親は仕事とかそういうので忙しくてなかなか帰ってこない。そんな両親のメジルは・・・って、この話はまた今度でいいか。
「時間あるし、少し遠回りして行くか」
いよいよ俺は、メジ学の生徒になる。いったい俺のメジルはどれだけ役に立つのだろう。学院内にはどれほどの強者がいるのだろう。そんなことを考えると、割と長いメジ学までの道のりも、短いように感じられた。
「ふぁー・・・、よく寝た」
目覚まし時計の音で目を覚ますと、カーテンの隙間から春の心地よい日光が部屋に差し込んでいる。時刻は6時半。いつもより早めの起床だ。だって今日は、
「聖メジル育成学院・・・メジ学の入学式だもんな」
数年前に発令された『少年少女メジル育成計画』。全ての人がメジルと呼ばれる能力を持つ中、若年層のメジルを今のうちから育てておくことで、今後の人類の持つメジルをもっと強くしようという考えである。それにより俺たち学生は、今までに受けてた国語やら数学やら英語の授業は全て無くなり、代わりに自分の持つメジルを生かす授業を聖メジル育成学院、通称《メジ学》で学ぶことになるのだ。そして今日がそのメジ学の入学式。ちなみに俺の能力は透明化だ。まあ、日常生活では全く役に立たないので、正直自分のメジルに満足はしていない。おっと、色々思い返していたら準備が済んだな。
「よし、そろそろ家出るか」
そう一言自分に言い聞かせて、俺はドアを開け鍵を閉める。ちなみに俺は一人暮らしだ。親は仕事とかそういうので忙しくてなかなか帰ってこない。そんな両親のメジルは・・・って、この話はまた今度でいいか。
「時間あるし、少し遠回りして行くか」
いよいよ俺は、メジ学の生徒になる。いったい俺のメジルはどれだけ役に立つのだろう。学院内にはどれほどの強者がいるのだろう。そんなことを考えると、割と長いメジ学までの道のりも、短いように感じられた。
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