転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜
第四十五話 ついに、、、
それは突然だった。
地面が、いや、、世界が揺れたのだ。
「ん?兄さん、、、」
「ああ。そのようだな。」
俺は頷く。
「カイレンお兄ちゃん、、、」
クリスは初めての地震に驚き、怖がっているようだ。まあ、俺と桜はしょっちゅう地震がある国にいたから懐かしいと呑気なことを考えていたが、、、。
しかし、この地鳴りの原因は地球のそれとは違う。
邪神が復活したのだ。
そこで、俺は時空之王で、邪神の様子を見る。
「ま、まずい!全員、防御体制を取れ!」
「「「「「「はっ!!!」」」」」」
天使と龍皇が一気に返事をし、多重結界を展開する。俺と桜は常に多重結界が貼られているので平気だが。
「クリス。こっちにきな。」
「はい。」
そう返事をしたクリスは勢いよく俺に抱きつく。こういうとこは可愛いよな。いや、こういうところ以外も可愛いんだが、、。将来はエルフの中でも絶対に美女になるよな、、。
おっと、話がずれたな。俺はこの森を覆う結界を作った。なんで結界を張ったかというと、邪気開放を使おうとする邪神の姿を見たからだ。
おそらく、、来たか。く、くそ!俺の全力の結界を軽々と上回る邪気だ、、!このままじゃ、この森の外へも邪気が漏れる、、
ん?それに、、おいおい。こんな時にまた悪魔かよ!!!
このアステリシア王国や、獣王国ユーラザリムなどの国の、主要都市などに大量の悪魔が押し付けているのだ。
「龍皇達よ。世界中に散らばり、悪魔達を倒してきてくれないか?」
「「「「はっ!お任せあれ。」」」」
いい返事だ。
「じゃあ、行くぞ。空間転移!」
そして、龍皇達を俺が選んだ世界の四大主要都市に送り込む。
「そして、セレネとカレラなんだが、、、ウィルフィード領を守ってくれないか?龍皇達が言ったところの次に重要なところだ。そして、そこが一番被害が大きくなるかもしれない。」
「お任せください。この大役、しっかりと全ういたします。」
「頑張ります!」
おそらく、邪気が一番強く影響を及ぼすのはウィルフィード領だ。すぐ隣にあるからな。そして、その強い邪気が魔物や悪魔の活性化を促すのだ。
「ああ。頑張ってくれ。空間転移!」
これで、残りは俺と桜とクリスか。
「クリス、これから邪神との戦いになる。俺の異空間に入っていてくれないか?そこなら安全なんだ。」
「ん、、、本当はいっしょにたたかいたいのだけれど、、、私じゃじゃまになるだけ?」
クリスは、真剣な表情で聞いてきた。まだ、5才なのによくここまで頭がまわるな。クリスが真剣なら俺も真剣に答えよう。
「ああ。はっきり言って、戦闘の邪魔になる。だが、これだけは忘れないでくれ。俺はクリスが好きだ。だから絶対に守りたいんだ。」
俺の偽らぬ本心を伝える。
「う、うん。わ、わかりました。異空間にはいります。」
「えらいぞ。クリス。これが終わったら、また一緒に遊ぼうな。」
「うん。楽しみにしてます!」
そして、瞬時に俺は異空間にクリスを入れる。
「これで、安心だな。あとは桜、お前も危なくなったら異空間に入ってくれよ。」
「いやだよ。そんなの。もし死ぬとしても一緒だからね。それに、私は兄さんを守らなきゃいけないんだからそんなことはしないよ。」
「そうか、、、。じゃあ、一緒に戦おう。桜とならなんだってできる気がするよ。」
「私もだよ!」
こうして、邪神との戦いが始まるのだった。
地面が、いや、、世界が揺れたのだ。
「ん?兄さん、、、」
「ああ。そのようだな。」
俺は頷く。
「カイレンお兄ちゃん、、、」
クリスは初めての地震に驚き、怖がっているようだ。まあ、俺と桜はしょっちゅう地震がある国にいたから懐かしいと呑気なことを考えていたが、、、。
しかし、この地鳴りの原因は地球のそれとは違う。
邪神が復活したのだ。
そこで、俺は時空之王で、邪神の様子を見る。
「ま、まずい!全員、防御体制を取れ!」
「「「「「「はっ!!!」」」」」」
天使と龍皇が一気に返事をし、多重結界を展開する。俺と桜は常に多重結界が貼られているので平気だが。
「クリス。こっちにきな。」
「はい。」
そう返事をしたクリスは勢いよく俺に抱きつく。こういうとこは可愛いよな。いや、こういうところ以外も可愛いんだが、、。将来はエルフの中でも絶対に美女になるよな、、。
おっと、話がずれたな。俺はこの森を覆う結界を作った。なんで結界を張ったかというと、邪気開放を使おうとする邪神の姿を見たからだ。
おそらく、、来たか。く、くそ!俺の全力の結界を軽々と上回る邪気だ、、!このままじゃ、この森の外へも邪気が漏れる、、
ん?それに、、おいおい。こんな時にまた悪魔かよ!!!
このアステリシア王国や、獣王国ユーラザリムなどの国の、主要都市などに大量の悪魔が押し付けているのだ。
「龍皇達よ。世界中に散らばり、悪魔達を倒してきてくれないか?」
「「「「はっ!お任せあれ。」」」」
いい返事だ。
「じゃあ、行くぞ。空間転移!」
そして、龍皇達を俺が選んだ世界の四大主要都市に送り込む。
「そして、セレネとカレラなんだが、、、ウィルフィード領を守ってくれないか?龍皇達が言ったところの次に重要なところだ。そして、そこが一番被害が大きくなるかもしれない。」
「お任せください。この大役、しっかりと全ういたします。」
「頑張ります!」
おそらく、邪気が一番強く影響を及ぼすのはウィルフィード領だ。すぐ隣にあるからな。そして、その強い邪気が魔物や悪魔の活性化を促すのだ。
「ああ。頑張ってくれ。空間転移!」
これで、残りは俺と桜とクリスか。
「クリス、これから邪神との戦いになる。俺の異空間に入っていてくれないか?そこなら安全なんだ。」
「ん、、、本当はいっしょにたたかいたいのだけれど、、、私じゃじゃまになるだけ?」
クリスは、真剣な表情で聞いてきた。まだ、5才なのによくここまで頭がまわるな。クリスが真剣なら俺も真剣に答えよう。
「ああ。はっきり言って、戦闘の邪魔になる。だが、これだけは忘れないでくれ。俺はクリスが好きだ。だから絶対に守りたいんだ。」
俺の偽らぬ本心を伝える。
「う、うん。わ、わかりました。異空間にはいります。」
「えらいぞ。クリス。これが終わったら、また一緒に遊ぼうな。」
「うん。楽しみにしてます!」
そして、瞬時に俺は異空間にクリスを入れる。
「これで、安心だな。あとは桜、お前も危なくなったら異空間に入ってくれよ。」
「いやだよ。そんなの。もし死ぬとしても一緒だからね。それに、私は兄さんを守らなきゃいけないんだからそんなことはしないよ。」
「そうか、、、。じゃあ、一緒に戦おう。桜とならなんだってできる気がするよ。」
「私もだよ!」
こうして、邪神との戦いが始まるのだった。
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