転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜
第三十四話 クリスのステータス
桜が俺のステータスが異常になったのを確認したあと、クリスも起きてきた。ちなみに、桜は一人でレベル上げしに行ったぞ。
「おはよう。クリス。」
「は、はい!おはようございます!カイレンお兄ちゃん。」
そういえば、気になったんだが、桜の口調が変わってないか?出会った当初は子どもらしい口調だったのに、今は敬語になっている。
「クリス、もっと子どもらしくしていいんだよ。」
「こ、子供扱いしないでください!」
「ご、ごめんね」
なるほど。どうやらクリスは子供扱いされたくないようだ。
「そ、それと、私も強くなりたいです!」
「そうか。でも、まだ早いと思うぞ。強くなるには、魔物を殺さなければならないからな。」
【マスター、レベルは上がりませんが、人間は魔法を使ったり、訓練することにより、レベルは上がりませんが、多少能力値を伸ばすことはできます。】
へー。そうなんだ。じゃあ、クリスでもできるな。
「いや、やっぱりやろう。」
クリスはしょんぼりしていた顔をあげる。
「え?」
「俺と違って、人間や亜人は訓練で強くなれるみたいなんだ。だから、一緒に魔法を使ってみようか。」
「う、うん!やったー!」
こういう時はやっぱりまだ子どもだな。
「じゃあ、クリス。まずは俺の相棒を紹介する。ラファエルだ。」
【相棒だなんて。嬉しいです!マスター。そして、はじめまして。クリスさん。】
「うふぇ?こ、声が、、、。」
【ああ、こいつは俺のスキルなんだ。世界で唯一喋るスキルだぞ。とっても頭がいいんだ。】
「そ、そうなんだ。よ、よろしくお願いします。ラファエルさん。」
【はい。よろしくお願いしますね!】
「じゃあ、ラファエルも紹介したことだし、クリスのステータスを見ようか。」
「す、ステータスですか。教会とかギルドじゃないと見れないんじゃないのですか?」
「ああ、本来はそうらしいんだが、ステータスを見れるスキルを持ってる人が稀にいるだろ。」
「は、はい。」
「ラファエルもな、ステータスを見れるんだ。」
「な、なるほど。だから紹介してくれたんですね。」
「ああ、そういうことだ。じゃあ、早速見ようか。」
「うん!」
【クリスのステータスを表示します。
名前:クリスティーナ・エーデル
種族:エルフ
年齢:5
レベル:1
状態:通常
HP:120
MP:346
攻撃:90
防御:68
速さ:46
固有能力:心眼Lv.2 魔法複製Lv.1
スキル:精霊魔法Lv.1
               基本四元素魔法Lv.1 
       光魔法Lv.1 再生Lv.1 回復Lv.1
称号:魔法神の祝福 大地神の祝福
運命神の加護 生命神の加護 】
ん?なんか増えてないか?
【私が、魂の回廊を一部開放したことにより、獲得しています。】
そ、そうか。ありがとな。クリスの強くなる手助けしてくれて。
【………】
「あ、あの。私のなまえ、、、、」
「ああ。クリスは愛称だったみたいだな。正式には、クリスティーナ・エーデルというらしい。」
「そ、そうなんですか、、、。」
「それと、クリスがどう思ってるかはわからないが、クリスは両親に捨てられたわけではない。まだ、クリスの親はクリスのことを自分たちの子供だと認識しているよ。その証拠に名字が消えていないだろ。」
「ひ、ひゃい!」
その瞬間、クリスの目から一気に涙が溢れ、こぼれ落ちてきた。おそらく、ずっと気にしていたのだろう。自分は捨てられたのではないかと。まだ、5歳なんだ。それなのに、親がいないなんて、辛かっただろうな。
俺はそっと抱きしめてやる。
「大丈夫だ。俺がクリスの両親を探してやる。それまではずっと一緒だ。」
「う、うん、、、。」
クリスは顔を赤くして、俺の服へ顔を擦り付ける。
「お、おい。そんなことしたら鼻水がつくぞ、、、、、まあいいか。」
今はやりたいようにさせてやろう。
しばらくして、クリスは泣き止んだ。でも、俺に抱きついたままだ。
「おーい。クリス。そろそろ修行開始しないか?」
「う、うん。」
クリスは渋々といった感じで俺から離れた。
「わ、わたし!がんばります!」
「おう。頑張ろうな。」
それから、クリスの修行が始まった。
「よし、まずはもう一回ステータス見ようか。さっきは途切れちゃったからな。」
「ご、ごめんなさい。」
俺はクリスの頭を撫でてやる。
【クリスのステータスを表示します。
名前:クリスティーナ・エーデル
種族:エルフ
年齢:5
レベル:1
状態:通常
HP:120
MP:346
攻撃:90
防御:68
速さ:46
固有能力:心眼Lv.2 魔法複製Lv.1
忠愛Lv.1
スキル:基本四元素魔法Lv.1 
再生Lv.1 回復Lv.1
称号:魔法神の祝福 大地神の祝福
運命神の加護 生命神の加護】
なんか増えてる〜〜。
「おはよう。クリス。」
「は、はい!おはようございます!カイレンお兄ちゃん。」
そういえば、気になったんだが、桜の口調が変わってないか?出会った当初は子どもらしい口調だったのに、今は敬語になっている。
「クリス、もっと子どもらしくしていいんだよ。」
「こ、子供扱いしないでください!」
「ご、ごめんね」
なるほど。どうやらクリスは子供扱いされたくないようだ。
「そ、それと、私も強くなりたいです!」
「そうか。でも、まだ早いと思うぞ。強くなるには、魔物を殺さなければならないからな。」
【マスター、レベルは上がりませんが、人間は魔法を使ったり、訓練することにより、レベルは上がりませんが、多少能力値を伸ばすことはできます。】
へー。そうなんだ。じゃあ、クリスでもできるな。
「いや、やっぱりやろう。」
クリスはしょんぼりしていた顔をあげる。
「え?」
「俺と違って、人間や亜人は訓練で強くなれるみたいなんだ。だから、一緒に魔法を使ってみようか。」
「う、うん!やったー!」
こういう時はやっぱりまだ子どもだな。
「じゃあ、クリス。まずは俺の相棒を紹介する。ラファエルだ。」
【相棒だなんて。嬉しいです!マスター。そして、はじめまして。クリスさん。】
「うふぇ?こ、声が、、、。」
【ああ、こいつは俺のスキルなんだ。世界で唯一喋るスキルだぞ。とっても頭がいいんだ。】
「そ、そうなんだ。よ、よろしくお願いします。ラファエルさん。」
【はい。よろしくお願いしますね!】
「じゃあ、ラファエルも紹介したことだし、クリスのステータスを見ようか。」
「す、ステータスですか。教会とかギルドじゃないと見れないんじゃないのですか?」
「ああ、本来はそうらしいんだが、ステータスを見れるスキルを持ってる人が稀にいるだろ。」
「は、はい。」
「ラファエルもな、ステータスを見れるんだ。」
「な、なるほど。だから紹介してくれたんですね。」
「ああ、そういうことだ。じゃあ、早速見ようか。」
「うん!」
【クリスのステータスを表示します。
名前:クリスティーナ・エーデル
種族:エルフ
年齢:5
レベル:1
状態:通常
HP:120
MP:346
攻撃:90
防御:68
速さ:46
固有能力:心眼Lv.2 魔法複製Lv.1
スキル:精霊魔法Lv.1
               基本四元素魔法Lv.1 
       光魔法Lv.1 再生Lv.1 回復Lv.1
称号:魔法神の祝福 大地神の祝福
運命神の加護 生命神の加護 】
ん?なんか増えてないか?
【私が、魂の回廊を一部開放したことにより、獲得しています。】
そ、そうか。ありがとな。クリスの強くなる手助けしてくれて。
【………】
「あ、あの。私のなまえ、、、、」
「ああ。クリスは愛称だったみたいだな。正式には、クリスティーナ・エーデルというらしい。」
「そ、そうなんですか、、、。」
「それと、クリスがどう思ってるかはわからないが、クリスは両親に捨てられたわけではない。まだ、クリスの親はクリスのことを自分たちの子供だと認識しているよ。その証拠に名字が消えていないだろ。」
「ひ、ひゃい!」
その瞬間、クリスの目から一気に涙が溢れ、こぼれ落ちてきた。おそらく、ずっと気にしていたのだろう。自分は捨てられたのではないかと。まだ、5歳なんだ。それなのに、親がいないなんて、辛かっただろうな。
俺はそっと抱きしめてやる。
「大丈夫だ。俺がクリスの両親を探してやる。それまではずっと一緒だ。」
「う、うん、、、。」
クリスは顔を赤くして、俺の服へ顔を擦り付ける。
「お、おい。そんなことしたら鼻水がつくぞ、、、、、まあいいか。」
今はやりたいようにさせてやろう。
しばらくして、クリスは泣き止んだ。でも、俺に抱きついたままだ。
「おーい。クリス。そろそろ修行開始しないか?」
「う、うん。」
クリスは渋々といった感じで俺から離れた。
「わ、わたし!がんばります!」
「おう。頑張ろうな。」
それから、クリスの修行が始まった。
「よし、まずはもう一回ステータス見ようか。さっきは途切れちゃったからな。」
「ご、ごめんなさい。」
俺はクリスの頭を撫でてやる。
【クリスのステータスを表示します。
名前:クリスティーナ・エーデル
種族:エルフ
年齢:5
レベル:1
状態:通常
HP:120
MP:346
攻撃:90
防御:68
速さ:46
固有能力:心眼Lv.2 魔法複製Lv.1
忠愛Lv.1
スキル:基本四元素魔法Lv.1 
再生Lv.1 回復Lv.1
称号:魔法神の祝福 大地神の祝福
運命神の加護 生命神の加護】
なんか増えてる〜〜。
コメント
イルシオ
終業じゃなくて修行だと思う