転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜
第二十五話 これから、、
クリスたちと生活するようになってから、1週間がたった。その間俺たちは森で生活していた。つまり、自給自足の生活だ。
最近、俺は思い始めていた。まだ、人として基盤もできていないこの子たちをこのまま森で生活させて良いのだろうかと。
いや、良くない。そう思って俺は、この子たちを引き取ってくれる孤児院を探し始めた。
この森の周辺には、北にガンベルト帝国や、それに逆らえない小国の連邦。南東にはこの子たちが元いた獣王国ユーラザリム
南西にはアステリシア王国がある。
叡智者によると、北は絶対にやめたほうがいいらしい。まず、人間至上主義の国で獣人を差別しているらしい。この森で隔てられていなかったら、おそらく戦争状態だろう。それに、この子たちをさらったのも、おそらく帝国の手のものらしい。獣人をさらって奴隷にし金を得るとか、優越感を得るとかしているらしい。ちなみにこの国は、相当な軍事力を有している。国土も広大だ。
南東にある獣王国ユーラザリムは、帝国の手の者がまだ潜んでるかもしれないのでやめたほうがいいとのことだ。ちなみに、この国はその国の中で一番強いものが国王になるといった国らしい。国土はそこまで広くない。
よって、選択肢はここだけになる。南西にある、アステリシア王国だ。この国は帝国とは違い、獣人を差別などせず、獣王国とも友好関係を築いているらしい。なんでもこの世界で一番古くからある国で、王族は神の子孫なんて噂もあるぐらいだ。国土も軍事力も帝国以上にあるらしい。
そして、俺は空間支配でアステリシア王国にある孤児院を探す。
【ここなんて、どうです?この孤児院があるのは、ウィルフィード辺境伯です。ここを治める辺境伯は善政を行ってるので、孤児院での待遇もきっといいでしょう。】
おお!いいじゃないか!そこにするか。あとは、みんなにこのことを伝えるだけだ。
「クリス、それにみんな。今日は大事な話があるんだ。」
俺たちは今、テーブルに座って、食事をとっている。食事といっても、川で取った魚と、山菜の味噌汁、それに野菜(味噌汁とかの作り方は叡智者に教えてもらったよ!)だ。まあ、それなりに美味しいんだが、この森ではこれが限界だ。まあ、金を稼いで、街に住んでもいいんだが、俺はまだ、この森を出ることができない。なぜかわからないが、本能が出るなといっている気がするのだ。
「だ、大事な話って?」
クリスが心配そうに聞く。
「みんなにとって、このままの生活じゃダメだと思うんだ。しっかりとしたところで教育を受けないといけない。」
「それってつまり、、、」
「ああ、みんなを信頼できる孤児院に預けたいと思っている。」
「そ、そんな!」
クリスが悲鳴にも似た声を出す。
「お、おい!それって、俺たちを捨てるってことか!?」
アッシュが起こったように叫ぶ。
「落ち着いてくれ。アッシュ。まだ小さいお前にわわからないかもしれないが、教育ってのは大事なことだ。このままここで生活していても、お前たちにはいいことはないんだ。それに孤児院と言っても、みんながもともといた孤児院とは全然違うぞ。俺が言ってる孤児院っていうのは、建物もきれいで、本もたくさんあって、なんといっても人がみんな優しいんだ。」
「そんなこと言ったって!そんなのわかんないじゃんか!実際は悪いやつかも知んないし!」
「ああ。そうだな。不安になるのもわかる。だから、みんなで実際に見に行ってみないか?その孤児院に。自分で見て決めるといい。」
「ああ、それなら、、、いいや、、。」
「そうか。良かった。他のみんなもそれでいいかな?」
「「「うん!」」」
ユリア、マリア、ルークは元気よく答える。しかし、、、クリスは俯いたままだ。
「どうしたんだ?クリス?まだ納得できないか?」
「ううん。なんでもない、よ。」
「??そうか。ならいいんだが、、。」
俺はクリスの気持ちがわからなかったが、それは仕方ない。クリスが教えてくれるのを待つしかない。
「じ、じゃあ、明日、行ってみるか。」
こうして、俺たちは明日孤児院に行くことになった、、、。
朝食も済んだので、俺は、レベル上げに行くことにした。最近は子供たちの相手であんまりいけてなかったからな。今のレベルは、74/80だ。今日で進化まで持っていけるだろう。ちなみに、桜なんだが、、、あいつはこの1週間、夕方からは子供達の相手をしていたが、それまではずっとレベル上げに行っていた。おかげで、、、いまや、あれから二回の進化をしている、、。
一回目は、エレキフレイムバード(ランクB -)で、今はエレクトロフレイムバード(B+)だ。どうやら、俺から得た雷魔法と炎魔法を融合することによって、炎雷魔法に進化し、雷系の種族にも進化することが可能になったみたいだ。まああくまで、炎主体の魔法みたいだが。
そして、今の桜のステータスは、、
個体名:桜
種族:エレクトロフレイムバード(変異種)
ランク:B +
レベル:48/90
状態:通常
HP:421,500
MP:435,800
攻撃:398,000
防御:385,200
速さ:417,350
固有能力:音空魔法Lv.8 色彩支配Lv.7
炎化Lv.10 炎雷魔法Lv.6
                   魔力感知Lv.10
スキル:鑑定眼Lv.10 痛覚無効Lv.-
                火魔法Lv.10 人化Lv.10
 超再生Lv.10 超回復Lv.10
 並列存在Lv.4
ち、ちなみに俺のステータスも、、
個体名:改煉
種族:ライトニングサラマンダー
ランク:B
レベル:74/80
状態:通常
HP:253,000
MP:258,500
攻撃:246,800
防御:223,600
速さ:260,000
固有能力:叡智者Lv.6 暴食者Lv.10
雷霆魔法Lv.10 空間支配Lv.10
石化眼Lv.10 猛毒空間Lv.2
                   雷化Lv.10 重力空間Lv.4
     スキル :人化Lv.10 金剛力Lv.10
                   上位四元素魔法Lv.10
                   基本四元素魔法Lv.10
                   闇魔法Lv.7 超回復Lv.4
    並列存在Lv.1 超再生Lv.7
暗黒魔法Lv.4 覇気Lv.4
                   下級悪魔召喚Lv.4 剣術Lv.3
                   隠密Lv.10
そうなのだ。実は、、スキルなしだと俺より桜の方が強い。スキルありでも、、五分五分だろうな。叡智者がいる分こっちの方が有利ではあるが、、、。
は、早く、進化しないとな、、、。
最近、俺は思い始めていた。まだ、人として基盤もできていないこの子たちをこのまま森で生活させて良いのだろうかと。
いや、良くない。そう思って俺は、この子たちを引き取ってくれる孤児院を探し始めた。
この森の周辺には、北にガンベルト帝国や、それに逆らえない小国の連邦。南東にはこの子たちが元いた獣王国ユーラザリム
南西にはアステリシア王国がある。
叡智者によると、北は絶対にやめたほうがいいらしい。まず、人間至上主義の国で獣人を差別しているらしい。この森で隔てられていなかったら、おそらく戦争状態だろう。それに、この子たちをさらったのも、おそらく帝国の手のものらしい。獣人をさらって奴隷にし金を得るとか、優越感を得るとかしているらしい。ちなみにこの国は、相当な軍事力を有している。国土も広大だ。
南東にある獣王国ユーラザリムは、帝国の手の者がまだ潜んでるかもしれないのでやめたほうがいいとのことだ。ちなみに、この国はその国の中で一番強いものが国王になるといった国らしい。国土はそこまで広くない。
よって、選択肢はここだけになる。南西にある、アステリシア王国だ。この国は帝国とは違い、獣人を差別などせず、獣王国とも友好関係を築いているらしい。なんでもこの世界で一番古くからある国で、王族は神の子孫なんて噂もあるぐらいだ。国土も軍事力も帝国以上にあるらしい。
そして、俺は空間支配でアステリシア王国にある孤児院を探す。
【ここなんて、どうです?この孤児院があるのは、ウィルフィード辺境伯です。ここを治める辺境伯は善政を行ってるので、孤児院での待遇もきっといいでしょう。】
おお!いいじゃないか!そこにするか。あとは、みんなにこのことを伝えるだけだ。
「クリス、それにみんな。今日は大事な話があるんだ。」
俺たちは今、テーブルに座って、食事をとっている。食事といっても、川で取った魚と、山菜の味噌汁、それに野菜(味噌汁とかの作り方は叡智者に教えてもらったよ!)だ。まあ、それなりに美味しいんだが、この森ではこれが限界だ。まあ、金を稼いで、街に住んでもいいんだが、俺はまだ、この森を出ることができない。なぜかわからないが、本能が出るなといっている気がするのだ。
「だ、大事な話って?」
クリスが心配そうに聞く。
「みんなにとって、このままの生活じゃダメだと思うんだ。しっかりとしたところで教育を受けないといけない。」
「それってつまり、、、」
「ああ、みんなを信頼できる孤児院に預けたいと思っている。」
「そ、そんな!」
クリスが悲鳴にも似た声を出す。
「お、おい!それって、俺たちを捨てるってことか!?」
アッシュが起こったように叫ぶ。
「落ち着いてくれ。アッシュ。まだ小さいお前にわわからないかもしれないが、教育ってのは大事なことだ。このままここで生活していても、お前たちにはいいことはないんだ。それに孤児院と言っても、みんながもともといた孤児院とは全然違うぞ。俺が言ってる孤児院っていうのは、建物もきれいで、本もたくさんあって、なんといっても人がみんな優しいんだ。」
「そんなこと言ったって!そんなのわかんないじゃんか!実際は悪いやつかも知んないし!」
「ああ。そうだな。不安になるのもわかる。だから、みんなで実際に見に行ってみないか?その孤児院に。自分で見て決めるといい。」
「ああ、それなら、、、いいや、、。」
「そうか。良かった。他のみんなもそれでいいかな?」
「「「うん!」」」
ユリア、マリア、ルークは元気よく答える。しかし、、、クリスは俯いたままだ。
「どうしたんだ?クリス?まだ納得できないか?」
「ううん。なんでもない、よ。」
「??そうか。ならいいんだが、、。」
俺はクリスの気持ちがわからなかったが、それは仕方ない。クリスが教えてくれるのを待つしかない。
「じ、じゃあ、明日、行ってみるか。」
こうして、俺たちは明日孤児院に行くことになった、、、。
朝食も済んだので、俺は、レベル上げに行くことにした。最近は子供たちの相手であんまりいけてなかったからな。今のレベルは、74/80だ。今日で進化まで持っていけるだろう。ちなみに、桜なんだが、、、あいつはこの1週間、夕方からは子供達の相手をしていたが、それまではずっとレベル上げに行っていた。おかげで、、、いまや、あれから二回の進化をしている、、。
一回目は、エレキフレイムバード(ランクB -)で、今はエレクトロフレイムバード(B+)だ。どうやら、俺から得た雷魔法と炎魔法を融合することによって、炎雷魔法に進化し、雷系の種族にも進化することが可能になったみたいだ。まああくまで、炎主体の魔法みたいだが。
そして、今の桜のステータスは、、
個体名:桜
種族:エレクトロフレイムバード(変異種)
ランク:B +
レベル:48/90
状態:通常
HP:421,500
MP:435,800
攻撃:398,000
防御:385,200
速さ:417,350
固有能力:音空魔法Lv.8 色彩支配Lv.7
炎化Lv.10 炎雷魔法Lv.6
                   魔力感知Lv.10
スキル:鑑定眼Lv.10 痛覚無効Lv.-
                火魔法Lv.10 人化Lv.10
 超再生Lv.10 超回復Lv.10
 並列存在Lv.4
ち、ちなみに俺のステータスも、、
個体名:改煉
種族:ライトニングサラマンダー
ランク:B
レベル:74/80
状態:通常
HP:253,000
MP:258,500
攻撃:246,800
防御:223,600
速さ:260,000
固有能力:叡智者Lv.6 暴食者Lv.10
雷霆魔法Lv.10 空間支配Lv.10
石化眼Lv.10 猛毒空間Lv.2
                   雷化Lv.10 重力空間Lv.4
     スキル :人化Lv.10 金剛力Lv.10
                   上位四元素魔法Lv.10
                   基本四元素魔法Lv.10
                   闇魔法Lv.7 超回復Lv.4
    並列存在Lv.1 超再生Lv.7
暗黒魔法Lv.4 覇気Lv.4
                   下級悪魔召喚Lv.4 剣術Lv.3
                   隠密Lv.10
そうなのだ。実は、、スキルなしだと俺より桜の方が強い。スキルありでも、、五分五分だろうな。叡智者がいる分こっちの方が有利ではあるが、、、。
は、早く、進化しないとな、、、。
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