転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜
第十九話 悪魔の実力
最初からライトニングブーストを使うのは悪手だな。なんせ、あの技は、相当なMPを使うことになる。しかし、そのままの能力値では相手にならない。そこで、俺はエレクトロブーストを使う。
(エレクトロブースト!!)
これで、悪魔のと互角とはいかないが、相手になる程度には能力値が上昇する。
「グギャ! なんだ、この力は、、だが、俺の方が、強い、のは、変わらない、、」
俺と悪魔は殴り合い、蹴り合う、、、が、
「ぶはっ、、」
(危うく死ぬところだったぜ。)
俺は、悪魔から着実にダメージを受けていたのに加え、ノーガードでの一撃を腹に喰らってしまった。しかし、俺はとっさに部分的にライトニングブーストを解放し、なんとか致命傷になるのを避けた。
(さあ、ここから反撃だ!)
そう言って俺は気合を入れる。ライトニングブーストを全身に使うなんてことはしない。エレクトロブーストでも、なんとか悪魔のスピードにはついていけるからだ。後は、部分的にライトニングブーストを使うことによって、強力な一撃を加えるだけだ。
ん!?なんだ!?
急に辺りが暗くなりだす。いや、一瞬だ。瞬きをした瞬間に景色が変わっていた。
「がはっ!!」
混乱と同時に重い一撃を喰らう。瞬間的に全身にライトニングブーストを使い、攻撃を受けた地点から離れる。
そして、すかさず空間支配に意識を向ける。ここは、、なんだ?空間支配でも認知できない場所なのか?叡智者!
【おそらく、アークデーモンのユニークスキル《重力空間》と、エクストラスキル《暗黒魔法》のうちの暗黒空間の複合であると考えられます。後数秒もすれば、この空間に適合して空間支配を使えるようになります。】
そうか。エレクトロブーストを使っているのに、体の動きが鈍くなっていっているのは、ここが重力空間で、重力が大きくなっているからか、、、
【マスター、空間支配が可能になりました。】
お、そうみたいだな。じゃあ、空間転移するか。
(.空間転移!)
おお、戻ってきたな。どうやらあの空間は悪魔の作り出した亜空間のようだ。ここに、空間の歪みがあるからな。
「グギャギャ、まさか、逃げられるとは。じっくり、いたぶろうと、思ったのにな、、」
(そう簡単にはいかないぜ)
「グギャギャ、しょうがない。下級悪魔召喚」
悪夢がそう言った途端、地面から4体の悪魔が出てきた。
(そっちがそうくるなら、、)
「グギャ?」
(千鳥創造!!雷虎創造!!)
その瞬間、二つの雷が天から落ちる。その雷が地に着くかと思った瞬間、目が開けられないくらいの光を放ち、形が変わる。そう、千鳥と雷虎の姿に。
実際、こんなことしなくても、千鳥と雷虎は想像できるんだが、演出は大事だからな、、、ちなみに、この千鳥と、雷虎だが、乗ることもできる。こいつらは、雷が凝縮されてできているためだ。イメージとしては、水が氷になったってとこかな?千鳥はもちろんだが、雷虎も空を駆けることができる。
「グギャギャ、な、なんだ、この魔物は、、」
悪魔も驚いてるみたいだな。てか、四体の下級悪魔たちは、千鳥と雷虎にすでに倒されかけている。千鳥と雷虎には物理攻撃が効かないし、単純に速さが違う。あいつらはライトニングの速さだ。ライトニングブーストを使ったときの俺以上の速さなんだからな。
終わったか。
【マスター、レベル32になりました。ステータスを表示します。
個体名:改煉
種族:ライトニングリザード
ランク:C +
レベル:32/60
状態:通常
HP:61,000
MP:63,800
攻撃:62,200
防御:63,600
速さ:65,500
固有能力:叡智者Lv.3 暴食者Lv.8
雷霆魔法Lv.8 空間支配Lv.8
石化眼Lv.6 猛毒結界Lv.6
                   雷化Lv.5
     スキル :氷魔法Lv.10 大地魔法Lv.5
                   嵐魔法Lv.5 炎魔法Lv.6
再生Lv.8 痛覚無効Lv.-
                   金剛力Lv.4 隠密Lv.10 
                   土魔法Lv.10 火魔法Lv.5
                   水魔法Lv.10 風魔法Lv.10
                   猛毒霧Lv.7 猛毒沼Lv.6
                   猛毒牙Lv.6】
(暴食者!)
ステータスを確認した俺は、すぐに悪魔たちを取り込む。
【マスター、レベル48になりました。ステータスを表示します。
個体名:改煉
種族:ライトニングリザード
ランク:C +
レベル:48/60
状態:通常
HP:75,000
MP:78,800
攻撃:73,200
防御:68,600
速さ:80,500
固有能力:叡智者Lv.4 暴食者Lv.8
雷霆魔法Lv.8 空間支配Lv.8
石化眼Lv.6 猛毒結界Lv.6
                   雷化Lv.6
     スキル :氷魔法Lv.10 大地魔法Lv.5
                   嵐魔法Lv.5 炎魔法Lv.6
                   痛覚無効Lv.-
                   金剛力Lv.4 隠密Lv.10 
                   土魔法Lv.10 火魔法Lv.7
                   水魔法Lv.10 風魔法Lv.10
                   猛毒霧Lv.7 猛毒沼Lv.6
                   猛毒牙Lv.6 闇魔法Lv.1
分身Lv.1 超再生Lv.3】
これでさらに有利になったな。わざわざ向こうから俺に経験値をくれるなんて、なんていいやつなんだろう。
そんなことはさておき、下級悪魔から闇魔法、分身、超再生を取得できたな。超再生には、俺がもともと持っていた再生が吸収されてるからレベルが上がってるな。
ちなみに、四体の下級悪魔たちを倒した、千鳥と雷虎は俺のMPへと戻っている。全部戻ってくることは流石にないが、少しは帰ってくるので便利だ。
さて、じゃあ、アークデーモンも倒すか。
(ライトニングブースト!)
(ライトニングウェポン!)
今のステータスで、ブーストを使えば、アークデーモンは俺の攻撃を避けることはできない。さらに、武器がライトニングでできているのだから、瞬殺だな。
【マスター、レベル60になりました。進化可能です。】
お!もうそんなか。進化先はどんな感じだ?
【はい。進化先を表示します。
種族:ライトニングサラマンダー
ランク:B
ライトニングリザードが半精神生命体になり、雷に対しさらに強い適性を持った個体。
精神生命体とは、肉体は仮のものに過ぎず、精神だけで存在できる生命体のことを言います。ちなみに、他の魔物と異なり、悪魔や聖霊、天使、一部の竜などは精神生命体です。マスターは、悪魔を捕食したことにより、それに準ずる生命体へと、進化可能になりました。】
そうなのか。ちなみに悪魔を取り込まずに、半精神生命体になる資格を得ていなかったらなにに進化するのか気になるところだが、まあいいか。それよりも、かなり強力な個体になれそうで、安心したな。じゃあ、進化しようかな。でもその前に、俺は巣の中に入る。ちなみに悪魔はまだ捕食していない。進化した後に捕食するつもりだ。
(桜、終わったよ。)
(うん。なんか、兄さんの気配が途中なくなっちゃったから心配になったけど、安心した、、、)
(そうか、そうか。ごめんな。それと、進化できるようになったから、これからしたいんだけどいいか?)
(うん。今度は私が守るね!)
(おう。よろしくな。)
こうして、もう何度目かもわからない進化を開始する。
(エレクトロブースト!!)
これで、悪魔のと互角とはいかないが、相手になる程度には能力値が上昇する。
「グギャ! なんだ、この力は、、だが、俺の方が、強い、のは、変わらない、、」
俺と悪魔は殴り合い、蹴り合う、、、が、
「ぶはっ、、」
(危うく死ぬところだったぜ。)
俺は、悪魔から着実にダメージを受けていたのに加え、ノーガードでの一撃を腹に喰らってしまった。しかし、俺はとっさに部分的にライトニングブーストを解放し、なんとか致命傷になるのを避けた。
(さあ、ここから反撃だ!)
そう言って俺は気合を入れる。ライトニングブーストを全身に使うなんてことはしない。エレクトロブーストでも、なんとか悪魔のスピードにはついていけるからだ。後は、部分的にライトニングブーストを使うことによって、強力な一撃を加えるだけだ。
ん!?なんだ!?
急に辺りが暗くなりだす。いや、一瞬だ。瞬きをした瞬間に景色が変わっていた。
「がはっ!!」
混乱と同時に重い一撃を喰らう。瞬間的に全身にライトニングブーストを使い、攻撃を受けた地点から離れる。
そして、すかさず空間支配に意識を向ける。ここは、、なんだ?空間支配でも認知できない場所なのか?叡智者!
【おそらく、アークデーモンのユニークスキル《重力空間》と、エクストラスキル《暗黒魔法》のうちの暗黒空間の複合であると考えられます。後数秒もすれば、この空間に適合して空間支配を使えるようになります。】
そうか。エレクトロブーストを使っているのに、体の動きが鈍くなっていっているのは、ここが重力空間で、重力が大きくなっているからか、、、
【マスター、空間支配が可能になりました。】
お、そうみたいだな。じゃあ、空間転移するか。
(.空間転移!)
おお、戻ってきたな。どうやらあの空間は悪魔の作り出した亜空間のようだ。ここに、空間の歪みがあるからな。
「グギャギャ、まさか、逃げられるとは。じっくり、いたぶろうと、思ったのにな、、」
(そう簡単にはいかないぜ)
「グギャギャ、しょうがない。下級悪魔召喚」
悪夢がそう言った途端、地面から4体の悪魔が出てきた。
(そっちがそうくるなら、、)
「グギャ?」
(千鳥創造!!雷虎創造!!)
その瞬間、二つの雷が天から落ちる。その雷が地に着くかと思った瞬間、目が開けられないくらいの光を放ち、形が変わる。そう、千鳥と雷虎の姿に。
実際、こんなことしなくても、千鳥と雷虎は想像できるんだが、演出は大事だからな、、、ちなみに、この千鳥と、雷虎だが、乗ることもできる。こいつらは、雷が凝縮されてできているためだ。イメージとしては、水が氷になったってとこかな?千鳥はもちろんだが、雷虎も空を駆けることができる。
「グギャギャ、な、なんだ、この魔物は、、」
悪魔も驚いてるみたいだな。てか、四体の下級悪魔たちは、千鳥と雷虎にすでに倒されかけている。千鳥と雷虎には物理攻撃が効かないし、単純に速さが違う。あいつらはライトニングの速さだ。ライトニングブーストを使ったときの俺以上の速さなんだからな。
終わったか。
【マスター、レベル32になりました。ステータスを表示します。
個体名:改煉
種族:ライトニングリザード
ランク:C +
レベル:32/60
状態:通常
HP:61,000
MP:63,800
攻撃:62,200
防御:63,600
速さ:65,500
固有能力:叡智者Lv.3 暴食者Lv.8
雷霆魔法Lv.8 空間支配Lv.8
石化眼Lv.6 猛毒結界Lv.6
                   雷化Lv.5
     スキル :氷魔法Lv.10 大地魔法Lv.5
                   嵐魔法Lv.5 炎魔法Lv.6
再生Lv.8 痛覚無効Lv.-
                   金剛力Lv.4 隠密Lv.10 
                   土魔法Lv.10 火魔法Lv.5
                   水魔法Lv.10 風魔法Lv.10
                   猛毒霧Lv.7 猛毒沼Lv.6
                   猛毒牙Lv.6】
(暴食者!)
ステータスを確認した俺は、すぐに悪魔たちを取り込む。
【マスター、レベル48になりました。ステータスを表示します。
個体名:改煉
種族:ライトニングリザード
ランク:C +
レベル:48/60
状態:通常
HP:75,000
MP:78,800
攻撃:73,200
防御:68,600
速さ:80,500
固有能力:叡智者Lv.4 暴食者Lv.8
雷霆魔法Lv.8 空間支配Lv.8
石化眼Lv.6 猛毒結界Lv.6
                   雷化Lv.6
     スキル :氷魔法Lv.10 大地魔法Lv.5
                   嵐魔法Lv.5 炎魔法Lv.6
                   痛覚無効Lv.-
                   金剛力Lv.4 隠密Lv.10 
                   土魔法Lv.10 火魔法Lv.7
                   水魔法Lv.10 風魔法Lv.10
                   猛毒霧Lv.7 猛毒沼Lv.6
                   猛毒牙Lv.6 闇魔法Lv.1
分身Lv.1 超再生Lv.3】
これでさらに有利になったな。わざわざ向こうから俺に経験値をくれるなんて、なんていいやつなんだろう。
そんなことはさておき、下級悪魔から闇魔法、分身、超再生を取得できたな。超再生には、俺がもともと持っていた再生が吸収されてるからレベルが上がってるな。
ちなみに、四体の下級悪魔たちを倒した、千鳥と雷虎は俺のMPへと戻っている。全部戻ってくることは流石にないが、少しは帰ってくるので便利だ。
さて、じゃあ、アークデーモンも倒すか。
(ライトニングブースト!)
(ライトニングウェポン!)
今のステータスで、ブーストを使えば、アークデーモンは俺の攻撃を避けることはできない。さらに、武器がライトニングでできているのだから、瞬殺だな。
【マスター、レベル60になりました。進化可能です。】
お!もうそんなか。進化先はどんな感じだ?
【はい。進化先を表示します。
種族:ライトニングサラマンダー
ランク:B
ライトニングリザードが半精神生命体になり、雷に対しさらに強い適性を持った個体。
精神生命体とは、肉体は仮のものに過ぎず、精神だけで存在できる生命体のことを言います。ちなみに、他の魔物と異なり、悪魔や聖霊、天使、一部の竜などは精神生命体です。マスターは、悪魔を捕食したことにより、それに準ずる生命体へと、進化可能になりました。】
そうなのか。ちなみに悪魔を取り込まずに、半精神生命体になる資格を得ていなかったらなにに進化するのか気になるところだが、まあいいか。それよりも、かなり強力な個体になれそうで、安心したな。じゃあ、進化しようかな。でもその前に、俺は巣の中に入る。ちなみに悪魔はまだ捕食していない。進化した後に捕食するつもりだ。
(桜、終わったよ。)
(うん。なんか、兄さんの気配が途中なくなっちゃったから心配になったけど、安心した、、、)
(そうか、そうか。ごめんな。それと、進化できるようになったから、これからしたいんだけどいいか?)
(うん。今度は私が守るね!)
(おう。よろしくな。)
こうして、もう何度目かもわからない進化を開始する。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
157
-
-
58
-
-
516
-
-
24251
-
-
63
-
-
1
-
-
381
-
-
20
-
-
238
コメント