結構マジでやってます。
125話 無計画な人?
食事も終わり午後の部。
ダブルス2とシングルス3が残っている。
『さぁ!午後の部も張り切って行ってみよ〜。』
『午後の試合はどうなるか楽しみじゃのぉ。』
『悔いの無いよう戦って頂きたいですね。』
『…。』
『翔くん!何か一言!』
『え?あぁ…2組とも頑張って下さい。』
『真面目か!』
ビシッと先輩のツッコミも決まったところで、試合の方に移りたいと思います。
ダブルス2はルカさん&ヘレンさんと坂俣さん&奏人さんの試合となっている。
サービスは坂俣さんから始まるようだ。
「ファーストゲーム、ラブオール・プレイ!」
「「お願いします!」」
「「…します。」」
女性2人の大きな声に、男性2人は微かに声が聞こえた。
ヘレンさんは元々そんな声張る人じゃ無いけど、奏人さんもそう言うタイプなのかな?
−スッパーン。
「せぁ!」
−パーン。
「は!」
−パーン。
「せぃ!!」
−スパン!こつん。
「サービスオーバー、ワン・ラブ。」
「奏人…。」
「す、すまない。」
「…いいぞ。」
「ふふ。ありがと。」
『ルカさんのスマッシュが綺麗に決まりました!』
『反応が少し…彼らしくも無い。』
『ふむ。動きが重く見えたの。』
『そうですね。もしかして…』
『翔くん、何か思い当たる事でも?』
『あ、いえ。1球だけではなんとも。』
ピリッとした雰囲気の坂俣さんに申し訳なさそうな奏人さん。
2人がどんな動きをするか分からないけど、今のスマッシュは取れない事もないと思ったけど。
まだ始まったばかりだし、これからだろうと思っていた。
−スッパーン。
「うぐっ。」
−パーン。
「…?」
−スポーン。こつん。
「ツー・ラブ。」
「かーなーとーくん?」
「はいぃぃぃ!」
「ヘレン、ナイスよ。」
「…あぁ…?」
『ネット側ギリギリのドロップ!厳しいコースだったのか!?』
『んーどうしたのでしょう。』
『何か気になるのかの?』
『いえ、いつもの彼であれば拾えたと思いまして。』
『調子でも悪いのかの?』
奏人さんの動きが悪い。
ヘレンさんもそこには気付いてドロップで相手を動かす様にしている。
坂俣さんが怒ってピリピリしてるから、怪我をしてるとかじゃ無いはず。
怪我をしているのに怒ったりはしない子だと思うんだよね。
そうなるとスロースターターなのか、今日起きてから試合までに何かあったとしか…。
「うぅ!」
−スパン!こつん。
「サービスオーバー、ツー・ワン。」
「うっぷ…ふぅ。」
「奏人…ここではやめてよね。」
「あぁ。善処する。」
「どんまいヘレン。」
「…うむ。」
『不調に思われた奏人さんが決めました!』
『不調なのは気のせいだったかしら?』
『気持ち悪そうじゃが…大丈夫なのかの?』
あぁ、そういう事か。
動けない原因は食べ過ぎだな。
あれだけ無計画に食べてればそうなるよな。
だから坂俣さんはあんなに怒ってるのか。
その後は点の取り合いになっているが、ここぞのタイミングで動けない奏人さん。
坂俣さんがフォローに向かい隙ができる。
そんな所をルカさんとヘレンさんが見逃す若いも無い訳で。
「ゲーム。」
『ポイントは21−15でルカ&ヘレンペアが第1ゲーム先制です!!』
『そちらのペアは息もピッタリで、お互いによく見ていますね。』
『周りはよく見えるんじゃがの。翔はどう思う?』
『第1ゲームは終わりましたが、ルカさん&ヘレンさんペアは15ポイント取られているので気を抜かない様にして欲しいですね。坂俣さんと奏人のペアは…早くまともに動けるかですね。』
『これは手厳しいですね。』
『お、おぅ。厳しいのぉ。』
『真面目か!』
先輩がゲームの締めくくりをして、その後にルフィス学園長が冷静にいい所を褒める。
テトラ学園長がレシーブをして、俺にパスがくる。
普通に答えているんだけど、学園長2人は厳しいと言ってくる。
先輩のツッコミでちょっとした笑いになる。
『はい!お後がよろしい様で!2ndゲームいっちゃいましょう!』
真面目なコメントはルフィス学園長だってしてるんだけど。
まぁさすがに相手の学園長を突っ込めないか…多分。
俺にツッコミんで切りもいいし、次に進みやすくなればいいか。
さて、次はもう少しまともに動けるかね?
俺は試合の行き先を見まも……。
『翔くん。解説は喋らないとだからね?』
『そうでした。次はしっかりコメントしますね。』
『真面目か!』
そのツッコミ気に入ったんですね。
先輩は満足そうに次に進める。
はいはい、ゲーム始まりますよ。
ダブルス2とシングルス3が残っている。
『さぁ!午後の部も張り切って行ってみよ〜。』
『午後の試合はどうなるか楽しみじゃのぉ。』
『悔いの無いよう戦って頂きたいですね。』
『…。』
『翔くん!何か一言!』
『え?あぁ…2組とも頑張って下さい。』
『真面目か!』
ビシッと先輩のツッコミも決まったところで、試合の方に移りたいと思います。
ダブルス2はルカさん&ヘレンさんと坂俣さん&奏人さんの試合となっている。
サービスは坂俣さんから始まるようだ。
「ファーストゲーム、ラブオール・プレイ!」
「「お願いします!」」
「「…します。」」
女性2人の大きな声に、男性2人は微かに声が聞こえた。
ヘレンさんは元々そんな声張る人じゃ無いけど、奏人さんもそう言うタイプなのかな?
−スッパーン。
「せぁ!」
−パーン。
「は!」
−パーン。
「せぃ!!」
−スパン!こつん。
「サービスオーバー、ワン・ラブ。」
「奏人…。」
「す、すまない。」
「…いいぞ。」
「ふふ。ありがと。」
『ルカさんのスマッシュが綺麗に決まりました!』
『反応が少し…彼らしくも無い。』
『ふむ。動きが重く見えたの。』
『そうですね。もしかして…』
『翔くん、何か思い当たる事でも?』
『あ、いえ。1球だけではなんとも。』
ピリッとした雰囲気の坂俣さんに申し訳なさそうな奏人さん。
2人がどんな動きをするか分からないけど、今のスマッシュは取れない事もないと思ったけど。
まだ始まったばかりだし、これからだろうと思っていた。
−スッパーン。
「うぐっ。」
−パーン。
「…?」
−スポーン。こつん。
「ツー・ラブ。」
「かーなーとーくん?」
「はいぃぃぃ!」
「ヘレン、ナイスよ。」
「…あぁ…?」
『ネット側ギリギリのドロップ!厳しいコースだったのか!?』
『んーどうしたのでしょう。』
『何か気になるのかの?』
『いえ、いつもの彼であれば拾えたと思いまして。』
『調子でも悪いのかの?』
奏人さんの動きが悪い。
ヘレンさんもそこには気付いてドロップで相手を動かす様にしている。
坂俣さんが怒ってピリピリしてるから、怪我をしてるとかじゃ無いはず。
怪我をしているのに怒ったりはしない子だと思うんだよね。
そうなるとスロースターターなのか、今日起きてから試合までに何かあったとしか…。
「うぅ!」
−スパン!こつん。
「サービスオーバー、ツー・ワン。」
「うっぷ…ふぅ。」
「奏人…ここではやめてよね。」
「あぁ。善処する。」
「どんまいヘレン。」
「…うむ。」
『不調に思われた奏人さんが決めました!』
『不調なのは気のせいだったかしら?』
『気持ち悪そうじゃが…大丈夫なのかの?』
あぁ、そういう事か。
動けない原因は食べ過ぎだな。
あれだけ無計画に食べてればそうなるよな。
だから坂俣さんはあんなに怒ってるのか。
その後は点の取り合いになっているが、ここぞのタイミングで動けない奏人さん。
坂俣さんがフォローに向かい隙ができる。
そんな所をルカさんとヘレンさんが見逃す若いも無い訳で。
「ゲーム。」
『ポイントは21−15でルカ&ヘレンペアが第1ゲーム先制です!!』
『そちらのペアは息もピッタリで、お互いによく見ていますね。』
『周りはよく見えるんじゃがの。翔はどう思う?』
『第1ゲームは終わりましたが、ルカさん&ヘレンさんペアは15ポイント取られているので気を抜かない様にして欲しいですね。坂俣さんと奏人のペアは…早くまともに動けるかですね。』
『これは手厳しいですね。』
『お、おぅ。厳しいのぉ。』
『真面目か!』
先輩がゲームの締めくくりをして、その後にルフィス学園長が冷静にいい所を褒める。
テトラ学園長がレシーブをして、俺にパスがくる。
普通に答えているんだけど、学園長2人は厳しいと言ってくる。
先輩のツッコミでちょっとした笑いになる。
『はい!お後がよろしい様で!2ndゲームいっちゃいましょう!』
真面目なコメントはルフィス学園長だってしてるんだけど。
まぁさすがに相手の学園長を突っ込めないか…多分。
俺にツッコミんで切りもいいし、次に進みやすくなればいいか。
さて、次はもう少しまともに動けるかね?
俺は試合の行き先を見まも……。
『翔くん。解説は喋らないとだからね?』
『そうでした。次はしっかりコメントしますね。』
『真面目か!』
そのツッコミ気に入ったんですね。
先輩は満足そうに次に進める。
はいはい、ゲーム始まりますよ。
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