犬のきもち

ほろよいさん

エピローグ 幸せとは

昨日ぐっすり寝れたな気持ちよく目が覚めた。
やはりというべきかアンジュは先に起きていた。

「お寝坊さんね!ごはんできたわよ!」
そういいご飯皿ごとこちらに持ってきた。

「いや、作ってないよね?運んだだけだよね??」

「こういうのは雰囲気が大切なのよ!もうっ」

ふくれっ面になりながら抗議をしている、かわいいから見ていたくなるがここはさすがに謝っておこう

「ごめんよ、、ありがとうご飯楽しみだ!」

アンジュの機嫌も少し晴れたようだ。
このあと二人でご飯をたべしばらくたった頃

「ポチ、私昨日考えたんだこれからのこと」

そうこの話題は避けられないだろうアンジュはかれこれ5日目俺に関してもう何日たっているのかさえ分からないのだいつ処分されてもおかしくない状況だ。

「私はあなたと最後までいたいそれで死んでしまったとしてもでもね、飼い主探しもしたほうがいいと思うの」

彼女の言わんとしていることがわかってしまった。

「だって二人一緒に引き取ってもらうっていうのは流石に無理だと思うのでも別々なら私たち二人とも飼い主を見つけられると思うわ。お互い生きていればいつか会えるはずだわ!」

「だめだ!」

「どうして?これ以上のことがある?」

「まず君は絶対自分から先に飼い主を探さないだろう?もし見つかってもその話をけって俺に飼い主が見つかるまで手伝う気だろ?アンジュは最後には愛する者のために自分を犠牲にするから」

「そ、そんなことないわ!」

「それに!君は新しい家族のもとに行く気はないんだろう?君の愛した家族はあの家族だけだから。」

「ぅう、」

「最初から死ぬ気でいる君の提案は飲めないよだって俺はアンジュを幸せにするって決めたから」

「でもどうするっていうの!?ここで二人で死ぬかバラバラで生きるかしか道がないのよ!!私はポチには生きていてほしいの、、」

涙ながらに彼女は思いを語った。でも俺にはもう答えが出ているその答えを気づかせてくてたのはアンジュ、君だから。

「大丈夫!だって君が教えてくれたんじゃないか父さんが俺に伝えたかった本当の意味をだから俺は自分の意思を貫くよ」

「アンジュ、ここから俺と一緒に脱出しよう」

「っへ?」


アンジュはキョトンとした顔をしていた

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