プロローグ

「ポチ―おいでー！」
　ワンッワンッ
「そんな焦らなくてもご飯はなくならないよ～はははっ」

僕の家族で弟の小学１年生のジョンである。ジョンがご飯をくれるときはいつも
おかずが多い。恥ずかしながらこればっかりは心が躍ってしまう。
「ジョーンごはんよー」
「今行くよー！」

ご飯に夢中になっていたらいつの間にかジョンがいなくなってしまった。いつものことながら寂しくなってしまう。
しかしいつも学校帰りの夕方になると遊んでくれるからそれまで寝て時間でもつぶしていようかな。それに明日は土曜日だ土曜日になるといつもジョンが公園まで行き遊んでくれる。
しかも今回はそれだけではない、家族みんなでハイキングに行くのだ、楽しみすぎてしっぽが動くのを止められない。

明日の期待を胸に満腹感も相まって深い眠りについてしまった。

まぶしく。目を覚ますとあたりは暗く寝すぎてしまったようだ、しかし家のほうは明るい皆帰ってきたのだろうか、、、いや、これは、、、、

家が燃えていた

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