美術室の幸村さん
副顧問
ちまちまと無言、無表情のままものづくりをする幸村の元に、またもやお客様がきた。
女性副顧問の鈴木先生だ。
鈴木先生は17歳の私と5歳差というのもあり、結構話しやすいので好きだ。
普段はあまり部活に顔を出さないが、今日は来てくれたらしい。
「あ、こんにちはー!」 
先程の死んだような顔を思わせないほどの笑顔で挨拶をした。
単純に会うことが嬉しいので、帰ってきた主人に対し尻尾をフル犬のようになってしまう。
そんな私に、こんにちは、といつものように挨拶を返してくれる。
「お、何作っているの?」
「これはですねー、ミニチュア本ですよ!」
部長となった私がどんな部活にしていきたいか、ということを少しだけ話す。
「おーすごいじゃん!いいね。応援するよ。」
素直に褒めてくれるのは嬉しいので、えへへ、っと笑うのであった。
鈴木先生は可愛らしい絵を描く。
なんでも、高校時代は美術部だったらしい。
私には描けないようなイラストを沢山描いて、スケッチブックを埋め尽くす。私には出来ないことと言うのもあり、尊敬するのだ。
さらに鈴木先生は発想が豊かで、いつも話していて楽しいし、先生が描いたオリジナルキャラクターも面白い。
部活だけの話ではなく、普通避けられるような仕事の話も少しだけ聞ける。
たぶんこういう素直な先生だから好きなんだろうな、と思う。
ぎゃははと笑い声が響く今日の美術部だった。
女性副顧問の鈴木先生だ。
鈴木先生は17歳の私と5歳差というのもあり、結構話しやすいので好きだ。
普段はあまり部活に顔を出さないが、今日は来てくれたらしい。
「あ、こんにちはー!」 
先程の死んだような顔を思わせないほどの笑顔で挨拶をした。
単純に会うことが嬉しいので、帰ってきた主人に対し尻尾をフル犬のようになってしまう。
そんな私に、こんにちは、といつものように挨拶を返してくれる。
「お、何作っているの?」
「これはですねー、ミニチュア本ですよ!」
部長となった私がどんな部活にしていきたいか、ということを少しだけ話す。
「おーすごいじゃん!いいね。応援するよ。」
素直に褒めてくれるのは嬉しいので、えへへ、っと笑うのであった。
鈴木先生は可愛らしい絵を描く。
なんでも、高校時代は美術部だったらしい。
私には描けないようなイラストを沢山描いて、スケッチブックを埋め尽くす。私には出来ないことと言うのもあり、尊敬するのだ。
さらに鈴木先生は発想が豊かで、いつも話していて楽しいし、先生が描いたオリジナルキャラクターも面白い。
部活だけの話ではなく、普通避けられるような仕事の話も少しだけ聞ける。
たぶんこういう素直な先生だから好きなんだろうな、と思う。
ぎゃははと笑い声が響く今日の美術部だった。
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