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エピソード一覧
全78話
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第1話 静寂の中の少女
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第2話 他愛ない彩り
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※節線―――――――――――――――――――――
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第3話 極彩色の香り
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第4話 朱殷(しゅあん)の邂逅
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第5話 チニイキルモノ
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第6話 暗然たる朝 伝う温もり
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第7話 掴む手の先
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第8話 銀に映るもの
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第9話 深緑の気色
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第10話 新たな巡り
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第11話 兆し
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第12話 蠢動
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第13話 三つの椀
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第14話 銀眼の名
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第15話 大地の牙
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第16話 天災の残痕
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第17話 生者の責務
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第18話 成すべきこと
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第19話 凄惨な月
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第20話 微睡(まどろ)む朝
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第21話 少女は一人の姉として
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第22話 萌黄色の縁
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第23話 降り頻る弾む笑顔
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第24話 刻まれた衝動
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第25話 虐げ貪る者
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第26話 紅の銀眼
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第27話 溶明する赤
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第28話 母と姉妹の絆
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第29話 心の在り処
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第30話 影
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第31話 明日を迎えるために
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第32話 戯れ彩る廃れ道
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第33話 笑顔潤う小陰
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第34話 風 赴くままに
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第35話 チサキミコ 初めての人助け《第一演舞》
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第36話 チサキミコ 初めての人助け《第二演舞》
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第37話 チサキミコ 初めての人助け《最終演舞》
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第38話 驚天動地の大遭遇
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第39話 新生せし者
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第40話 琥珀に踊る姉妹と銀の少年と
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第41話 旅路に込めるもの
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第42話 愛は重し
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第43話 愛おしい片方の靴
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第44話 好奇心はほどほどに
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第45話 銀に煌めく星月夜の旅立ち
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第46話 荒野に響く独創歌
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第47話 雲間で頬張る朝餉(あさげ)
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第48話 朝霧賑わす彼の素行
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第49話 紅緋の悲叫曲
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第50話 黒の嵐
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第51話 玩弄されし赤紅の縁
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第52話 終極の紅
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第53話 碧い悲愴に泣く死の奉上
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第54話 死への執着
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第55話 殷(あか)に燃える残滓
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第56話 狩られる狂気
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第57話 アオニモエル アカノフタリ
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第58話 嵐の痕
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第59話 悲愴に咲く碧
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第60話 変わらないもの
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第61話 サイゴノウソ
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第62話 彼女の覚悟
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第63話 ゴメンナサイ
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第64話 雨降る赤い逃避
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第65話 遺されたもの
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第66話 椀にゆれる男心
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第67話 空っぽな匂い
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第68話 悼み揺れる花
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第69話 系統分岐
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第70話 氷上に燃える自尊心
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第71話 偽善をまとう虚栄心
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あらすじ
背負った大きな籠をいつもより陽気に揺らして、テララは今朝もせっせと小山へ拾集に来ていた。
人っ子一人、草花さえない広大な荒野を、村から毎朝生活に必要な食糧やら小間物やらを拾いに来るのが少女の日課だ。
荒野に佇む一本の巨大な聖なる樹「母大樹」。
雲を突き抜け、青い空一面に伸ばした枝下に積もる恵みの小山から必要なものを拝借し生活に充てる。それは少女が生まれるよりもずっと前から変わらず続いている何の変哲もない村の常識だった。その……はずだった。
籠を一杯にして姉を喜ばせてあげよう。そう意気込んで肉片の山に立ち寄り、今晩のご馳走を求め肉山の奥へ手を伸ばしたそのときだった。
――ナニカニ、ツカマレタ。
その瞬間、今まで経験したことのない凄まじい激痛が少女を襲う。軋む腕にたちまち視界が歪む。
肉塊の奥底。日の光も当たらぬ暗く湿った影の中。銀に揺らめく瞳が少女に喰らい付くように睨んでいた。
ソレとの出会いが不運にもテララを、その世界に息づく者たちを、この世界の虚像を暴く修羅の道へと誘ってゆくこととなる。
これは、"ヒトのカタチ"を苦しく、切なく、暴力的に描く物語――。
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