クラス転移したら俺だけステータスが現れた件
1話 異世界召喚
カチカチとゲームボタンを連打する音が、教室内の騒音によってかき消される。
今は授業後の休憩時間なのだ。
周りの人たちは友人と雑談し、少数だが授業の復習をしている人もいた。
そんな中、俺は一人でゲームを楽しんでいる。
俺の名前は結城 修斗。
無類のゲーム好きで、暇さえあれば常にゲームをやっいる。
見た目は少し整っているくらい。小顔で鼻が高く整っており、目は二重なので大きい方だと思う。
スポーツなどは全くやっていないのだが、体型維持のため筋トレは毎日やっているので、それなりにスタイルはいい方だろう。
「ねぇねぇ、このボスが倒せないんだけど、どうすればいいのかなー」
と言って、美少女が俺にゲームのアドバイス求めてくる。
妙に俺との距離が近いので、少しドキドキしてしまう。
しかし.......
「おい。そんな近くによるな。俺には男とイチャつく趣味は無い」
コイツの名前は沢田 春。
見た目はアイドル顔負けの美少女だが、下半身に息子が付いた紛れもない男なのだ。
綺麗な茶髪に茶色い瞳を持っており、誰にでも分け隔てなく優しい性格をしている。
中学生の頃に知り合ってから、ゲームの趣味などが合うので、よく遊んだりしている。
俺の親友だ。
「そんなに近いかなぁ?」
いつも、俺との距離が近いせいで男相手にドキドキしてしまうし、腐った女子共がキャーキャー騒ぎ出す。
男なのだが、見た目は完全に美少女なので、胸を高鳴らせてしまうのは仕方がないことである.......別に男色趣味があるわけじゃねぇからな!
「ん?.......あぁ、コイツは弱点があってな」
心の中では文句を言いながらも、しっかりとアドバイスをする。
「なるほど!ありがとう!」
と言って、満面の笑みを俺に向けた。
こら、またドキドキしてしまうだろ。
俺は新しい扉を開きかけながら、こちらも笑顔で返事をする。
「おう。俺で良ければ、いつでもアドバイスしてやるよ」
「えへへぇ.......やっぱり、修斗くんは優しいね!」
「っ!.......べ、別に優しくねぇし」
息子はついているが、見た目は完全に美少女なので、そんな可愛い笑顔を向けられるとヤバい.......うん。色々とヤバい。
「キャー!やっぱり、あの二人って付き合ってるのかな!?」
「ふふふ.......これぞ禁断の恋ね」
「.......執筆が捗るわ」
くっ!こいつらのお陰で、腐女子共だけでなくノーマルな人たちからも勘違いされ始めてしまったのだ。
そんな時、俺たちの元にイケメンがやってきた。
「はははっ。いつも通り今日も大変そうだね」
「うるせぇ。こちとら腐った女子共のせいで色んなやつに勘違いされてんだよ」
このイケメンは神野 光磨。
俺とは小学生の頃からの付き合いで、こうして高校まで一緒に進学してきた。
男女ともに人気があり、その優しい性格と無駄に整った顔も相まって、他校から告白されるくらいモテている。
「キャー!神野くんも来たわよ!」
「禁断の三角関係!最高だわ!」
「.......結城×神野.......これもアリね」
光磨も来たことによって、腐女子共が更に騒がしくなった。
「クソっ.......また勘違いされ始めた」
「はははっ。まぁ良いじゃないか。それほど仲が良く見えるってことだろ?」
「ま、まさか!そういう趣味があったのか!?」
俺は悪寒がしたので光磨から全力で距離を取り、両腕で自分の体を抱えた。
その様子を見て、光磨は顔を真っ青にさせながら弁明する。
「ちょ、ちょっと待て!誤解だ!」
気づいた頃には、誤解は広まってしまった。
「お、おい.......光磨ってソッチの趣味があったのか?」
「ま、まぁ良いんじゃねぇの?好みは人それぞれだ」
「いやん!私が掘る予定だったのに!」
周りの男子たちは光磨から距離を取りながらも、日頃から世話になっているので何とか認めようとする.......みんな壁際に寄っているが決して避けているわけではない。
ただし、一人だけハンカチを噛み締めながら、悔しそうにしているゴリラは見て見ぬふりをするのが、周りにとっても自分にとっても良いことであろう。
しかし、そんな様子をキャーキャーと騒ぎ立てている腐った女子共がいた。
「やっぱり光磨くんってソッチだったのね!」
「なかなか受け入れてくれない幼馴染に猛アピールしているわ!」
「性別により結城は素直になることが出来ない.......しかし神野は諦めずに攻め続けている。やっぱり結城が受けで神野が攻めね!」
一度始まってしまった妄想は止まらない.......!!腐った女子共の頭には止まるためのブレーキが壊れてしまっているのだ!
「だから誤解なんだよぉぉぉぉ!」
周りの誤解が広がっていく中、もう止まることがない腐女子共を見て、光磨は膝をついて嘆いた。
その瞬間、教室の床に光り輝く魔法陣が現れたのだった。
今は授業後の休憩時間なのだ。
周りの人たちは友人と雑談し、少数だが授業の復習をしている人もいた。
そんな中、俺は一人でゲームを楽しんでいる。
俺の名前は結城 修斗。
無類のゲーム好きで、暇さえあれば常にゲームをやっいる。
見た目は少し整っているくらい。小顔で鼻が高く整っており、目は二重なので大きい方だと思う。
スポーツなどは全くやっていないのだが、体型維持のため筋トレは毎日やっているので、それなりにスタイルはいい方だろう。
「ねぇねぇ、このボスが倒せないんだけど、どうすればいいのかなー」
と言って、美少女が俺にゲームのアドバイス求めてくる。
妙に俺との距離が近いので、少しドキドキしてしまう。
しかし.......
「おい。そんな近くによるな。俺には男とイチャつく趣味は無い」
コイツの名前は沢田 春。
見た目はアイドル顔負けの美少女だが、下半身に息子が付いた紛れもない男なのだ。
綺麗な茶髪に茶色い瞳を持っており、誰にでも分け隔てなく優しい性格をしている。
中学生の頃に知り合ってから、ゲームの趣味などが合うので、よく遊んだりしている。
俺の親友だ。
「そんなに近いかなぁ?」
いつも、俺との距離が近いせいで男相手にドキドキしてしまうし、腐った女子共がキャーキャー騒ぎ出す。
男なのだが、見た目は完全に美少女なので、胸を高鳴らせてしまうのは仕方がないことである.......別に男色趣味があるわけじゃねぇからな!
「ん?.......あぁ、コイツは弱点があってな」
心の中では文句を言いながらも、しっかりとアドバイスをする。
「なるほど!ありがとう!」
と言って、満面の笑みを俺に向けた。
こら、またドキドキしてしまうだろ。
俺は新しい扉を開きかけながら、こちらも笑顔で返事をする。
「おう。俺で良ければ、いつでもアドバイスしてやるよ」
「えへへぇ.......やっぱり、修斗くんは優しいね!」
「っ!.......べ、別に優しくねぇし」
息子はついているが、見た目は完全に美少女なので、そんな可愛い笑顔を向けられるとヤバい.......うん。色々とヤバい。
「キャー!やっぱり、あの二人って付き合ってるのかな!?」
「ふふふ.......これぞ禁断の恋ね」
「.......執筆が捗るわ」
くっ!こいつらのお陰で、腐女子共だけでなくノーマルな人たちからも勘違いされ始めてしまったのだ。
そんな時、俺たちの元にイケメンがやってきた。
「はははっ。いつも通り今日も大変そうだね」
「うるせぇ。こちとら腐った女子共のせいで色んなやつに勘違いされてんだよ」
このイケメンは神野 光磨。
俺とは小学生の頃からの付き合いで、こうして高校まで一緒に進学してきた。
男女ともに人気があり、その優しい性格と無駄に整った顔も相まって、他校から告白されるくらいモテている。
「キャー!神野くんも来たわよ!」
「禁断の三角関係!最高だわ!」
「.......結城×神野.......これもアリね」
光磨も来たことによって、腐女子共が更に騒がしくなった。
「クソっ.......また勘違いされ始めた」
「はははっ。まぁ良いじゃないか。それほど仲が良く見えるってことだろ?」
「ま、まさか!そういう趣味があったのか!?」
俺は悪寒がしたので光磨から全力で距離を取り、両腕で自分の体を抱えた。
その様子を見て、光磨は顔を真っ青にさせながら弁明する。
「ちょ、ちょっと待て!誤解だ!」
気づいた頃には、誤解は広まってしまった。
「お、おい.......光磨ってソッチの趣味があったのか?」
「ま、まぁ良いんじゃねぇの?好みは人それぞれだ」
「いやん!私が掘る予定だったのに!」
周りの男子たちは光磨から距離を取りながらも、日頃から世話になっているので何とか認めようとする.......みんな壁際に寄っているが決して避けているわけではない。
ただし、一人だけハンカチを噛み締めながら、悔しそうにしているゴリラは見て見ぬふりをするのが、周りにとっても自分にとっても良いことであろう。
しかし、そんな様子をキャーキャーと騒ぎ立てている腐った女子共がいた。
「やっぱり光磨くんってソッチだったのね!」
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