家出中の美女を拾ったら、僕が好きなあの子のお姉さんだった
30 姉妹のマッサージ
「翔ちゃん、どうだった? あたし達にご奉仕された気分は? 王様みたいだったでしょ?」
「まあ、そうだね」
「翔太くん、疲れていない?」
「大丈夫だよ」
そして、家にたどりつく。
「ふぅ……」
真由美ちゃんに大丈夫とは言ったけど、正直ちょっと疲れている。
すごく楽しかったけど、すごくエッチをしまくりだったから。
この美人姉妹に徹底的に搾り取られたみたいな。
「ねえ、翔ちゃん」
「なに?」
「ベッドに横になって」
「え?」
灯里さんに言われて僕は少し戸惑う。
「何だかんだ、疲れているんでしょ? ほら、マッサージしてあげるから。真由美も一緒ね」
「へ? あ、うん」
「じゃ、じゃあ、せっかくだからお願いしようかな……」
僕はベッドに横になる。
「じゃあ、真由美。どっちが先にやるか、ジャンケンをしましょう」
「うん」
ジャンケンポン。
「うふふ、じゃあ、あたしからね」
灯里さんはなぜか舌なめずりをして言う。
「ねえ、普通にしてよ? もうエッチは散々したんだからね?」
「任せて。こう見えても、マッサージは得意なんだから」
「本当かなぁ?」
「あ~、疑っているなぁ?」
灯里さんは少し不服そうな顔をしながら、僕の背中に触れる。
「ほらほら、生意気なこと言っていないで、お姉さんに身を委ねなさい」
「分かったよ」
僕は灯里さんの言う通りにする。
「じゃあ、行くわよ?」
灯里さんはぐっぐと僕の背中を押す。
「翔ちゃん、凝っているわね」
「そうなの?」
「うん。すごく、コリコリ♡」
「おい、エロ姉さん」
「やん、その呼び方はひどい」
そう言いつつ、灯里さんは鼻歌交じりに僕の背中を揉む。
「あ、ていうか、もう真由美も揉んじゃいなさい」
「えっ?」
「あたしが上半身をやるから、真由美は下半身を担当ね」
「か、下半身……」
「何よ、顔を赤くしちゃって。あたしは足の方をマッサージして欲しいと言ったんだけど……真由美ってば、どんな嫌らしい妄想をしたのかなぁ?」
「も、もう! お姉ちゃんのバカ!」
ぷんと頬を膨らませつつも、真由美ちゃんは僕のふくらはぎに触れて揉む。
「しょ、翔太くん。これくらいで良い?」
「あ、うん。気持ち良いよ」
「よ、良かった」
「じゃあ、あたしも負けじと」
灯里さんは僕の肩周りを揉み始める。
「うふふ、ここも凝っている。いつも、あたし達のために美味しい料理を作ってくれているからかしら?」
「かもね」
「腕もこんなに……硬い……あっ」
「おい、エロ姉さん」
「やん♡」
「ちょっと、お姉ちゃん。真面目にやってよね」
「妹にまで叱られたぁ~。分かっているわよ」
灯里さんはそう言って、またマッサージを再開する。
ああ、これはあくまでも疲れた僕を癒してくれる行為。
けど、何だか、とてもエッチな気分になって来ちゃう……いや、ダメだ。
そんなにエッチばかりしていたら、頭がバカになっちゃう。
分からないけど。
「まゆみ、翔ちゃんの下半身の具合はどう?」
「その言い方はやめて。うん、こっちの方もちょっと凝っているかな」
「コリコリしている?」
「お姉ちゃん」
「硬い? 太い?」
「お姉ちゃ~ん?」
真由美ちゃんがお怒りモードで灯里さんを睨む。
「やーん、妹が怖い~!」
むぎゅっ。
灯里さんが僕に抱き付き、豊満な胸を押し付けて来る。
「なっ!?」
「ちょっと、お姉ちゃん! 真面目にマッサージをするんじゃなかったの!?」
「うふふ。そんなこと言って、真由美もしたいんでしょ?」
「うぅ~……」
小さく唸った真由美ちゃんは、
「翔太くん、ごめんね!」
僕の下半身に抱き付く。
「ま、真由美ちゃん!?」
「イエ~イ、また姉妹で翔太くんを挟んじゃったぜ~」
「灯里さん、悪ふざけはやめろ……むぐぐ!」
「おっぱいプレス♡」
むぎゅううううううううぅ。
な、何て凶悪なんだ。
「しょ、翔太くん。私の胸は小さいけど、翔太くんを危ない目に遭わさないよ」
ぽよぽよっ。
あ、本当だ。可愛らしい感触に癒される。
「むっ、やるわね、真由美。自分の武器を分かって来たようね」
「そうよ。いつまでも、お姉ちゃんばかりに好き勝手させないんだから」
「そう来なくっちゃ。じゃあ、あたしも本気を出そうかしら」
灯里さんは服の上を脱いだ。
「私だって」
真由美ちゃんも服の上を脱ぐ。
姉妹そろってブラジャーまで外した。
ボイーン。
ぽいん。
巨乳と貧乳。
そのコラボは……無敵。
「「それそれ~っ!!」」
何だかんだ、仲良しな姉妹は息の合ったコンビプレイで僕を攻め立てる。
「あっ……あああああぁ~!」
やっぱり、この姉妹は最高だ。
          
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