虚無

ノベルバユーザー449247

君に会えたら

3月の最後の月曜日。

コロナ大丈夫かな?
お互い気を付けようね。

そんなことを
どこか他人事のように
君と話しながら過ごした。

またねと言って
別れたあの日を最後に
君と連絡を取ることはなかった。

会いたくないってわけじゃない。
君からの連絡を待ってたら
いつの間にかこんなにも
時が経ってしまった。

哀しい。

空しい。

私が君を思い出した回数と
君が私を思い出した回数、
比べるまでもないよ。
絶対私の方が多すぎるから。

そんな淋しさを越えて
誤魔化すように仕事に集中してきた。

でもやっぱりね、
君が頭の片隅にいるから、
そんな自分に悔しさ滲ませ…
泣くもんか、私。

悔しい。

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