魔眼使いは冒険者に憧れる

カイン

護衛任務⑦

盗賊A「な、なんだ、Sランクがこんなに
強いなんて聞いてねーぞ、こんなのもう
人間じゃねーじゃねーか。それに、
なにがCランク冒険者だ。俺が知ってる
Cランクはあんなにつよくねーぞ。
簡単に出来るっていうから、俺は参加
したんだ。くそっ、こんなことなら参加
するんじゃなかった。」

エマ「君、なにか知ってるね。悪いけど、
それを聞くまでは死ねないと思ってね?
君以外はもういないから。」

盗賊A「ひー!俺が、知ってることも話。
だから、命だけは助けてくれー。」

エマ「うん、潔い人は好きだよ。
わかった。知ってることを全部話して
くれるんだったら、命まではとらないよ。」

俺たちは、というか、エマさんが、
圧倒的な強さで、盗賊もどきたちを倒し
まくって、最後の一人にした。今は、
エマさんが生き残りとなにか約束を
している。てっ、いうか、やっぱり、
俺今、普通のCランク冒険者とじゃ、
比にならならないぐらい強いんだな。
そんなことを考えていたら、エマさんが
こちら側に来た。どうやら交渉が終わった
みたいだ。

エマ「少し、この子と話してくるから、
休んでいて。」

そう言って、エマさんは、さきほどの
生き残りを引っ張っていった。
俺たちはエマさんが、終わるまで
休むことにした。

アクア「カイ君?、エマさんはいつも
あんな感じなんですか?」

アクア王女が俺の隣に立って、そう言った。
俺は反射的にすぐさま立ち、頭を下げる。

アクア「いやいや、そんなにかしこまら
なくて大丈夫ですよ。それよりも、
質問に答えてくれますか?」

カイ「はい、そうですね。エマさんは
基本的にはとてもいい人ですけど、
戦闘では人が変わる人なんですよ。
そのときは、この人はSランク冒険者
なんだって、毎回、実感しますね。」

アクア「へぇー、そんなんですね。
ありがとうございます。でも、カイ君も
とてもお強かったですよ。流石です。」

カイ「いえいえ、そんなことないですよ。
僕なんかまだまだです。」

エマ「そんなことないよ!カイ君!
カイ君は十分強いよ。」

えっ、振り向くと横にエマさんがいた。

カイ「なっ、なんでエマさんが
いるんですか?あの男はどうした
んですか?」

エマ「そんなの、どうでもいいじゃん。
簡単に情報を吐いてくれた
からね。とても簡単だったよ。」

カイ「そうですか。それでどんな情報が
わかったんですか?」

エマ「うん、まぁー、大体は予想どおり
だし、問題ないと思うけど、少し
困ったことがあってね。」

エマさんはそう言って、俺とアクア王女
にわかったことを教えてくれた。

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