魔眼使いは冒険者に憧れる

カイン

護衛任務③

(とある国の王宮にて)

?「ふむ、そうか、アクアは外に出る
んだな。」

??「はい、皇子。たしかな情報筋からの
情報です。それに、Sランクの冒険者が、
王族の護衛任務の依頼を受けたとの
情報もはいっているので、ほぼ、間違い
ないかと。」

?「ふむ、Sランクの冒険者が護衛任務を
受けた。か、少々厄介ではあるが、まぁ、
問題はあるまい。こちらには秘密兵器が
あるしのう。それ以外に戦力は?」

??「はい、兵士が10人ほどと、Cランクの
冒険者が一人らしいです。」

?「ほう、それは少ないな。それに、
Cランク?、ふん、話にならん。
何だってこっちは、Aランクが5人
いるんだからな。Cランクなんて、一瞬
だろうな。ふむ、よし、私の可愛いアクア
を取り戻しにいくとするか。作戦は?」

??「はい、盗賊に紛した、兵士を30人
ほど用意しております。それに、皇子が、
用意されたAランク冒険者5人を入れて、
アクア王女様一行が、長旅に疲れてきた、
ところを襲わせます。必ずや、皇子の
アクア王女様を皇子の前へ連れて参り
ます。そのかわり、そののちには、」

?「あー、わかってる。お前の望むものを
用意させよう。」

??「ありがとうございます。皇子」


?「ふふふっ、これで、アクアは俺の元に
返ってくる。あははっ、あはははっ、」


とある国の王宮内で、そんな、不穏な
話が行われていた。だが、箱入りの皇子は
しらなかった。Sランク冒険者の強さを、
その理不尽さを、そして、ただ一人いる
Cランク冒険者が、ただのCランク冒険者
ではないことを。彼らがそれを知ることに
なるのは、もう少し先の話。

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