魔眼使いは冒険者に憧れる

カイン

これからどうなる?

レインさんが、辺境伯の娘だとわかって
から具体的な方法を教えてくれた。

「簡単な話だよ。私がお父さんに頼んで
皇帝に君を保護するようにたのんで
もらう。ただそれだけだよ。」

「えっ、そんな簡単なことでいいん
ですか?」

「本当なら、もっと複雑でそんな簡単な
ことじゃないんですよ。でも、カイ君は
特別です。なんてったって。君の能力は
どこの国でもほしい。使いようによって
国を滅ぼすかもしれない能力なんです。」

「それはさすがに大袈裟じゃ?」

「大袈裟じゃありません!君には
それだけの力があるんです。だからこそ
絶対、私のお父さんなら保護すると
思います。お父さんはよくも悪くも
軍の人なので使えるものなら何でも
つかいます。」

「ちょっと待ってください。その言い方
なら、カイはいいように使われるという
ことですか?」

父さんが不安げに聞いた。確かに今の
レインさんの話だと僕は辺境伯に
いいように国のために使われてしまうん
じゃないのか?

「カイ君のお父さんの疑問ももっとも
です。確かに私の言った通りのこと
だけだったら、カイ君は国のいいように
使われるかもしれません。なので、
ここで提案です。この国において、
一般的な結婚のは15歳です。」

うんっ、レインさんの話の意図が
わかんないぞ?でも、この世界の結婚は
15歳が、普通なのか。俺からしたら
早いがこの世界からしたら普通なんだ
ろうな。

「それでですね。多分、この事を知った
国の上層部の貴族たちはどうにか君の力
をてにいれるためにいろいろな手段を
使うと思いますが、多分一番多いのは、
手っ取りばやく、君と血縁を結ぶこと
だと思います。」

「血縁?あっなるほど!」

「はい。つまり、結婚です。君と身内を
くっつけて君を制御しようとする
でしょう。」

「そんなことするんでしょうか?」

「絶対にしてきます。我が身のためなら
身内がどうなってもいい。そういうことを
平気でするのが貴族というものです。」

レインさんは貴族に悪意でもあるん
だろうか?

「すいません。少し感情的になって
しまいました。つまり私が言いたい
のは君がどれだけ結婚をしたくなくても
平民の君には貴族たちには抵抗できない
んだよ。」

「うん、だから皇帝に保護を頼むんって
ことですよね?」

「うん、それはあくまでも貴族たちの
攻撃にたいしての、抑止よくだよ。
皇帝であったも一個人を独占は出来ない
んだよ。つまり、攻撃から守れても
結婚は攻撃とはいえないから。絶対に
守れるとは限らないんだよ。」

「じゃー、どうしたらいいんですか?」

「うん、だから、方法として
君が本当に守りたい人と結婚するか
君が平民じゃなくなればいいんだよ。
守りたい人と結婚する方法は時間が
かかるし、もし結婚できたとしても
じゃー、第二婦人でもいい。なんて
いわれる可能性もあるから、パス!
だとしたら平民じゃなくなるだけど。」

「平民をやめるってこと?」

「簡単にゆうとそうだけどつまり、
何か帝国に対して功績を残せばいいんだ。
そうするとこの国では貴族になれる。」

「だから、貴族たちには強い人が多い
のか~!」

「うん。そうだよ。確かに強いのは
いいことだけど。そのせいで、貪欲な
人が多いだよ。話が変わっちゃったね。
つまり、私が言いたいのはカイ君が、
なにか功績を残すということです。
小さいことをたくさんでもいい。
大きなことを一つでもいい。君の
出来ることで、出来るだけの力で何かをしてほしいんだよ!」

「カイにそんなことが出来る
でしょうか?」

あっ、父さんいたんだ。気づかなかった。

「できます。カイ君なら必ず。なにも
今すぐと言うわけではありません。
15歳までにでいいのです。たしかに普通の人なら難しいかもしれませんが
あいにくカイ君は普通じゃありません。
カイ君なら絶対できると思います。」

「わかりました。必ず15歳までに、
なにか功績を残して見せます!
なので、皇帝に保護をしてもらう件
ぜひっ!よろしくお願いします。」

「私からもお願いします。」

俺と父さんは一緒に、頭を下げた。

「はい、ではこちらこそお願いします。
なにか、ありましたら、できるだけの
ことはしますので、私のところに来て
くださいね。私は基本、神殿にいます
ので。」

「はい、でもどうしてレインさんが
そこまでしてくれるんですか?」

「それは、私が生粋の帝国の人間
だからですよ。君とはいい関係を
築いたほうがいいと私の頭が言って
いるんです。ふふっ、幻滅しましたか?」

「いえっ、むしろよかったです。
正直な理由が聞けて、レインさんの
期待を裏切らないように頑張ります。」

「はい!頑張ってください。」

レインさんが笑顔でそう言った。

これからどうなるかはわからない
だけど、俺には頑張らなければ
いけない理由ができた。レインさんの
期待を裏切らないためにも、自分の
未来を守るためにも俺は頑張らないと
いけないんだ。俺の能力は頑張れば
いくらでも強くなれる。これから
頑張るぞ!

俺はそんな覚悟をして父さんと一緒に
家へと帰っていった。

「はぁー、母さんになんて説明しよう」

という、ため息のついた父さんと共に。















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