十五話

昼休み、弁当食べてながら

後、数時間で綺子と喋れる。

そう思うとニヤニヤが止まらなかった。

　

無事に5時間目も終わり、

どーでもいいホームルームの時間。

担任が何か喋ってる。

もちろん、しまおの耳には

一切入ってきてなかった。

後、数分後には放課後になる。

放課後には

綺子と喋れる。

もう、ワクワクしかなかった。

でも、

ちゃんと話せるのか？

そして

綺子が来てくれるのか？

しまおには

不安要素がいっぱいあった。