しまおのみち、しまおのへんか。

Tea こうちゃ。

九話

「へえぇー。」



綺子がそう言った。





しまおは何かいい答えはないかと


必死に考えた。



どうしよう…








そのとき


いきなり田島が








「あたしら付き合ってんねん。」










「えっ!」


しまおはビックリしたのもあったが


会話を変えてくれた田島に感謝した。




「僕、知らんかったし。」



すると田島が



「昨日からやねん。」







「そ、そうなんや。」





しまおの頭の中はぐちゃぐちゃだった。





大輔が照れ臭そうに





「う、うん。」




そう言った。








「キーンコーンカーンコーン」





昼休みの終わりのチャイムが鳴った。




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