異世界逆転劇 異世界の怪しい果実を食べたら

ノベルバユーザー448110

5話 勇者強化訓練、優也の始まり

僕たちが異世界に召喚されてから1週間経った、自分でいうのもなんだけど勉強をかなり頑張ったと思う。けれどこの世界は実力主義な為クラスメイトや王女達も優也の事を蔑むような目で見たり、嫌がらせの数は増えたと思う、そんな事を考えていると王女が勇者の訓練の為全員参加でダンジョンに行くと言ってきた。正直僕のレベル的にダンジョンはまだ行くべきではないと思っていた。しかし他のクラスメイトはこの勇者強化訓練にノリノリで参加すると言った王女や貴族たちの勇者への期待の目のせいで僕はかなりプレッシャーを感じて抜けだすことを言い出す事を出来なかった。





僕たちはダンジョンについた
「ここが強化訓練の場所のリーリル大迷宮です。今のところ人類では60階層までしか行けず61階層からは未知の場所です下に行けば行くほど強くなって行きますが浅いところは弱いのでレベル上げにぴったりです」

そういう説明がされたがきっとここのダンジョンは勇者にとって弱いできっと僕にとってはとても強いだろう、だってタフさはあるけど攻撃のスキルが全くなくステータスも一般人並みだからだと心の中で言いながらダンジョンに入ろうとしたその時騎士やクラスメイトたちの様子が何故か僕を見てニヤニヤしていた。その時はダンジョンに来てまで僕に嫌がらせをしてくるのかと思った。
勇者たちがダンジョンの5階層まで進んだ時、大樹が隠し部屋を見つけたその隠し部屋の大きさは体育館並みのでかさでその先に落ちたら帰って来れなさそうなでかい穴が開いていた
みんなが入るといきなり扉が閉められた、その後部屋の壁に
[生贄を出せ、出さなければ全員死ぬ]
と書かれていたそれを見た瞬間に一斉に僕の方に視線が集まった。
「え?何みんなどうしてこっちを見るのまさか」
「そのまさかだよ天上くん」
クラスの僕を蔑んだ目で見ていた女子が言った。その後に続き他のクラスメイトも
「そうだ、無能のお前が行けば良いんだなどと言い出した」
「おい、嘘だろ、嫌だ死にたくない ︎ていうか本当に生贄を出さなかったら全員死ぬのか分からないだろ!」
すると騎士の1人が言い出した
「いいや、きっと本当だろうなぜならここのダンジョンは浅いところはモンスターが弱い分こういうトラップが多い、そして僕は天上優也くん、君が生贄になるべきだと思う、それにここがなくても君は王女様の命令で始末しなきゃ行けなかった。だからここで生贄になって欲しい」
今の言葉を聞いて僕は絶句した、普通の人がこの説明を聞いたらみんな絶句すると思うがみんなは騎士の意見に大きく賛成した。その時僕はこいつらはいかれていると思った。
すると大樹が
「良かったな〜お前の様な役立たずが最後にみんなの役に立つんだ」するとみんなが
「そうだ そうだ」と言っている
「それじゃお前行ってこい」大樹は僕の溝落ちを蹴った。
「グフッ やだ死にたくない」
僕は《耐える》スキルでなんとか持ち堪えたがなんとクラスメイトたちは僕に向かって魔法を撃ってきた。
そして僕は穴に落ちていった
そして僕の中で何かが吹っ切れた
「お前ら全員ぶっ殺してやる!!!」と僕は落ちながら言ってやた。







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