騎士学園の忍びになる者よ

神港 零

プロローグ


我々は、決して歴史の表舞台には現れない。

例え、その名が広く伝わってたとしても、

実体を掴まれなければ存在しないも同じだから
 
それは我々が例える影のように

隠密やスパイ…………今じゃ様々な呼び名はあるがやることは変わらない。

その舞台じだいの主という光の後ろで、平和と秩序を護る者。

その名は忍者。

それは、影の中で事を成し、自由に潜む影の刃。







数百年前、この地には魔獣が存在していた。
その魔獣たちは人々に絶望と混乱を与えていた。
人々が絶望に染まった時、妖術を掛け合わせた剣術を使いこなせる者たちが5人現れ、魔獣に立ち向かった。
後に五つの流派の事を五流派ごりゅうはと呼ばれ、後世まで受け継がれるであろう。
そして、魔獣たちは消滅した。


…………というのは表の話で次は裏の話をしよう。
確かに五流派は魔獣に前線した。
しかし、魔獣は消滅したわけではない。
我々、忍者の一族と五星流派が妖術を使い、魔獣をある平地に封印●●したからである。
なぜその事実が世に伝わっていないかは分からないが概ね人々を安心させるために嘘をついたのであろう。

現代の社会で100年前から話題になってる学園がある。
その学園は五流派を筆頭に騎士シュヴァリエという者が統括している学園だ。
今、その学園にある少年が向かっていた。

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